チューブレスタイヤが外れない・汗

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今回、色々と思うところもあり、コスミックプロカーボンUSTのタイヤを交換することにしました。

これまで使っていたのは IRC Formula PRO RBCC。
シーラントが必要なチューブレスレディタイヤではなく、シーラント不要とされるチューブレスタイヤとなります。

で、ある程度覚悟はしていましたが、そりゃもう大変でした・・・汗

 

■ チューブレスタイヤがまったく外れない(コスミックプロカーボンUST)

 

1. ビードが全く落ちない

過去、マビック純正のイクシオンプロUSTを使っていた時には、指で押すだけでビードが外れていたんですよね。

チューブレスタイヤを取り付ける(IRC Formula PRO RBCCをコスミックプロカーボンUSTへ)
チューブレスタイヤ(IRC Formula PRO RBCC)をコスミックプロカーボンUSTに取り付けるのに四苦八苦 先日のライドで前輪のタイヤがパンクしてしまいました。 ひとまずショップでパンクした前輪だけ交換してもらいましたが、結果前後...

ただ、そこはIRCのチューブレスタイヤ。
嵌めるのも外すのも硬いと評判なわけで。

指で押した位では、そりゃもうびくともしませんでした。

ビードはリムのフックに引っかかっていますので、構造的には真横に押すのではなく、斜め上に引き上げるような形で力を加えると外れやすいと言われています。

タイヤを取り付ける時にも似ているのですが、握り込んで、向こう側に雑巾を絞るようにぐいっと捻りあげると外れ易い、と言われています。

まっっっっったく外れる気配がしません・泣

私の握力が弱いというのも大きな要因かとは思いますが、ほんと、絶望しかありませんでした・・・。

最悪の手段ではありますが、最後はタイヤを切って外すという方法もあるそうですが、それは最後の手段にしたいところ。

タイヤを踏みつける方法とか色々とあるようですが、間違ってカーボンリムに攻撃してしまう事態は避けたいところ。

今回はペンチで挟む方法を選択することにしました。

用意するのは、ペンチとボロ布。

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ボロ布で挟んでタイヤを傷つけないようにしながら、ペンチで挟み込みます。
で、あとはぐいっ、とタイヤを横方向に捻ります。

すると、方向的にビードが斜め上に引っ張られる形になり、外れるわけですね。

この方法だと、そこまで大きな力を加える必要もなく、「ぼんっ」とビードが外れました。

不思議なもので、1箇所ビードが外れると、後は指で軽くつまんでいくだけで残りのビードも全て外れました。

 

 

2. 片方が落ちても反対側のビードが落ちない

これでタイヤが外れると思ったらそうでもなく。

あくまでも、この方法で外れるビードは片方だけなんですよねー・・・。
残った反対側のビードも、捻ろうが引き上げようが、手の力ではちっとも外れそうにありません。

まじかい。

やむなく、反対側もボロ布で挟んだ上でペンチで捻って外すことになりました。

 

 

3. まったくタイヤが外れない

で、これで終わりかというと、全くそんなこともなく。

ビードが落ちたからと言って、タイヤがホイールから外れたわけではありません。
そもそもタイヤを外さないといけないのですが、そりゃもう、外れる気配なんてこれっぱかしもありません。

タイヤをリムに嵌める時には、タイヤペンチのような専用品があるので良いのですが、外す時の道具ってないんですよねー・・・。

 

タイヤを嵌める時と同じ要領で、握り込むようにして向こう側にぐりぐりっと雑巾を絞るように絞り上げますが、まーびくともしません。

で、どうしたかというと。

ここでもペンチ使いました・笑

タイヤをボロ布で挟んだうえでペンチでがっつり挟み。
ぐいぐい引っ張ってリムから外しました。

ビードを落とす時よりは大きな力が入りましたね。
体重かけながら、ぐいぐい引っ張って外しました。

もともとコスプロカーボンはタイヤの脱着がきついという意見が多いホイールですので、ある程度覚悟はしていましたが、これ、チューブレスタイヤ(≠チューブレスレディタイヤ)を使う時には相当な覚悟が必要ですね。

このままの勢いでタイヤの装着まで行おうかと思いましたが、既に汗だく、ぐったりでしたので、その辺りは後日行うことに。
ホイールとタイヤに残っていたシーラントを拭き上げてこの日は作業完了となりました。

もう、これからはチューブレスレディタイヤだけ使うことにしようかと思います・・・。

 

コメント

  1. たかにぃ より:

    タイヤ外しお疲れ様です。
    装着から時間が経つと外れ辛くなりますね。ちなみにIRC Formula PROだとX-Guardが硬いので一番外しづらいです。逆にS-LightはTLRなので嵌めるのも外すのも楽です。
    タイヤをホイールから外すときは、必ず外したい側のビードをリムの一番深い溝へ全部落としてからビードをリムの外側に外していきます。片側が終ったら、もう片側も全部ビードを落としてから外側へ外し、両側とも終わりタイヤでリムを外側から覆うような形にしてから外すと、手が小さく非力でも簡単に外せます。
    ビードを落とさずに上に引っ張って外すなど、段取りを省こうとすると、かなり力がいります。

  2. より:

    自分も先日、シュワルベのバルーンタイヤをリムから外すのには(-_-)✧·˚⌖. ꙳
    苦労しました……。 何時も使って居る、パナレーサーのヘラがほぼ、直角にまで湾曲……
    折れるの前提で更に力を加え、パキッと音がして外れましたが、あれ程固いと出先での
    パンクは怖く使えませんね。
    次のミシュランは程よい圧力で最後の1掛けだけタイヤレバーを使うだけのイージータイヤでした。
    チューブもミシュランにしたのですが、ミシュランの700C用はバルブにネジ切りの溝が無くて
    ナットが無い仕様で、バルブの溝に埃が溜ったりしなくて、KCNCのポンプのパッキンに吸い付くみたいに
    固定出来たり、使い勝手の良さにミシュランに好感持ちました。(⌒‐⌒)✧·˚⌖. ꙳

  3. おとーさん より:

    >たかにぃさん
    X-Gurad、お店で触ったことはあるのですがかなり「しっかり」している印象でしたね。
    これ以上硬いとか、考えたくもありません・汗
    今回は「そもそもビードが外れない」ということでかなり苦労させられ、その段階でペンチを持ち出したこともあり、確かに「丁寧にビードをリム中央に寄せてから外す」ことをしていなかったような気もしますね。
    ご指摘のように、一つ一つ丁寧にやらないと、ですね。

  4. おとーさん より:

    >♪さん
    直角になるまで曲がるとは・・・。どきどきですね。
    ミシュランのタイヤはまだ試したことはないのですが、なんとなく「しなやか」な印象がありました。
    重要なのは乗っている時でしょ?とは思いますが、今回のように苦労させられると脱着が楽なだけで評価が高くなりそうです。

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