Zwiftが今度は時計ブランドとコラボ(Bravur)

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インドアサイクリングの覇者 Zwift が、今度はスウェーデンの独立系時計ブランド Bravur とコラボレーションした限定機械式腕時計を発表しました。

Bravur x Zwift Limited Edition
Bravur x Zwift is a limited-edition watch of just 100 pieces, inspired by Zwift’s digital racing universe and Bravur’s c...

スマートウォッチではなく、あえて「機械式(自動巻き)のプレミアムウォッチ」という選択。

Zwiftはどこへ向かおうとしているのか・・・。

Zwiftが今度は時計ブランドとコラボ

Zwift の異業種コラボ

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そんなサイクリストのライフスタイルに深く根ざしたアプローチを見せてくれたZwiftですが、彼らが次に目をつけたのは「時計」でした。

「Bravur x Zwift Limited Edition」の特徴

では、今回発表されたZwiftのコラボ時計はどのようなスペックなのでしょうか。

スウェーデンのバスタードで1点ずつハンドビルド(手作業で組み立て・テスト)される、世界限定100本の超希少モデルです。

項目 スペック・詳細
ケース径 37 mm(316L ステンレススチール、厚みも抑えた絶妙なサイズ感)
ムーブメント スイス製 Sellita SW200-2 Power+(自動巻き、26石、ノンデイト)
パワーリザーブ 最大約68時間(従来より大幅に延長された実用スペック)
風防 / 防水 ドーム型サファイアクリスタル(内面無反射コーティング) / 10気圧防水
文字盤デザイン

中央にZwiftの「火山(Lava)エリア」をイメージしたテクスチャー。

外周にはおなじみの**「Tron Bike(トロンバイク)」**をイメージした蓄光リング。

12時位置にZwiftロゴ、3・6・9時位置にはパワーアップアイテム(羽、ワット、Ride On(いいね)の手)を配置。

時分針にSuper-LumiNova(蓄光)、秒針はZwiftカラーのオレンジ色で「稲妻型」
付属品 統合型FKMラバー Ultrasuede ストラップ2本(ブラック & Zwiftオレンジ)
価格 1,195.00 USD 

PinarelloもTissotとコラボ製品を発表

面白いことに、このZwiftの発表と近いタイミング(2026年4月)で、伝統的なハイブランドである Pinarello も、スイスの老舗時計ブランド「Tissot」との初のコラボモデル『ティソ ピナレロ スペシャルエディション』を発表していたりします。

ピナレロのモデルは、フォージドカーボンケースを採用し、フォークフラップからインスパイアされた左右非対称のシルエットを持つ本格的なスポーツウォッチ。

さらに、この時計のためだけの特別仕様バイクまで製作されるという、極めて濃密なコレクターズセットとなっています。

Zwiftとしては、ちょうど先を越された感じでタイミングが微妙でしたね。。。

Zwiftはどこに向かおうとしているのか?

ピナレロがティソとコラボする場合、そこには「ツール・ド・フランスなどの最高峰レース、伝統、高級、精度、スピード」といった、地続きのブランド力としての「納得感」がある気がしています。

高級ロードバイクのオーナーが、その世界観の延長線上で右腕にフォージドカーボンの時計を巻くストーリーは非常に自然です。

しかし、Zwiftはどこに向かおうとしているのでしょうか?

彼らの本業はサブスクリプション型のアプリケーションであり、ITプラットフォームです。スマートトレーナー(Zwift Rideなど)のハードウェアに進出するのはとても納得感があるのですが、エスプレッソマシンや高級機械式時計にまで手を出しているわけで。

ここから透けて見えるのは、Zwiftが単なる「インドアサイクリングのトレーニングツール」というポジションから脱却し、「サイクリストのライフスタイルそのものを定義するカルチャーブランド」へ進化しようとしている、ということなんでしょうね。

「雨の日に部屋でペダルを漕ぐためのアプリ」ではなく、「Zwiftの世界観を愛し、日常のコーヒータイムも、ビジネスシーンの袖口から覗く時計も、すべてサイクリングの情熱と共にある」というコミュニティそのものを構築しようとしているわけで。

世界限定100本という少なさからも、単なる物販の利益目的ではなく、ブランドのプレミアム感(格式)を高めるための戦略的コラボであることは明らかです。

アナログとデジタルが融合したこの1本、Zwiftに人生の何百時間(あるいは何万キロ)を捧げた熱狂的なサイクリストにとっては、スマートウォッチ以上にアイデンティティを満たしてくれる、究極の「リアル・ガジェット」になるのかもしれません。

果たしてこの Zwift の「ブランド向上に向けた取り組み」は吉と出るのか凶と出るのか。

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