リムブレーキの最高峰を初めて見て感動（CANE CREEK eeBrake G4）

何を持って最高峰とするかは、人それぞれ意見は異なるかと思います。

ブレーキの制動力で言えば、そもそもリムブレーキよりもディスクブレーキの方が上なわけで。

リムブレーキの最高峰と言えば、一般的にはシマノのデュラエースが最高峰と言われるでしょうし。
美しさも踏まえるとカンパこそが、という人もいるでしょう。

個人的には、「一度は使ってみたいなー」と思っているリムブレーキの最高峰が、ケインクリークの eeBrake G4 なんですよね。

■ リムブレーキの最高峰（CANECREEK eeBrake G4）

1. ケインクリーク eeBrake G4

あまり日本国内では見かけることは多くないと思いますが。
仕様はこちら。

• タイヤ幅は19mmから最大28mmまで対応
• シマノ、スラム、カンパ互換
• レギュラーマウントで（ブレーキシュー抜きで）前後合わせて169g
• ブレーキシューはシマノ互換
• お値段は前後合わせて$779.98

シマノデュラエース（BR-R9200）が、ブレーキシュー込みで前後ペアで327g。
eeBrake G4 はブレーキシュー込みでもデュラエースより100g程度軽量化させることができます。

軽量なキャリパーブレーキは剛性が不足する結果、ブレーキの効きがイマイチという話はよく聞くのですが、eeBrake G4 の場合は剛性も十分、デュラエース同等のブレーキ性能を実現している、というレビューが多いようです。

円高な頃であれば、「デュラエースの倍」というお値段で購入できましたが、円安なこの頃ではデュラエースの４倍はするお値段となっています。

国内ではあまり見かけることも少なく、オンライン通販だと中華製の偽物もよく出回っているそうですので、いろいろな意味で入手製が高くないです。
国内だとダイヤテックさんが販売代理店になっていますので、そちらのオンラインサイトで購入するのが間違いはないのですが、前後ペアで約14万円・・・。
少し前だとペアで10万円程度だったのが、ちょっと手が出ない価格になってしまいました。

ただ、その軽さもそうですが、見た目の美しさもあって、いつかは使ってみたいなー、と指を咥えています。

ディスクブレーキ全盛な今となっては、今からリムブレーキにそこまで大枚はたくのか、と躊躇ってしまうのもその理由の一つなのですが・・・。

2. 実物は美しかった

と、今まで気にはなりつつも、実物をお目にかかることなどなかったのですが、先日、ライドに出かけた際に信号待ちで追いついた前を行くローディーが、eeBrake G4 を装着しているではないですか！

まー、びっくりしました。

しかも、こちらの製品、定期的に「限定モデル」を発表しています。

おそらく、そのローディーが使っていたのは、こちらの限定モデルっぽく。

まー、キラキラ光って綺麗でしたね。

ま、独特なカラーリングは好き嫌い分かれそうなところではありますが。
本国で限定カラーモデルが発売されても、ダイヤテックさんのオンラインではほぼほぼ取り扱ってくれませんので、日本国内での販売にはそこまで力を入れていない模様。

その日は前を行くローディーに、いつも以上にぴったりくっついて走ってしまいました。

いやー、格好良かったです。