ハブ毛海を渡る

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私が子供の頃は、かなり多くの自転車に取り付けられていたハブ毛。
生産終了という話は以前聞いていたのですが、「それも時代かなー」と納得していました。

今や自転車に取り付けている人、見ませんからね。

で、昨年。

復刻させてやろうじゃないか!という男気のある方が、自ら復刻したこともありました。

こちらも、格好良いなーと思っていたのですが、そういった「熱量」は海をも超えるようで。

先日、海外記事でも取り上げられていました。

日本のeコマースサイトで「ハブ・ブラシ」と呼ばれるものが販売されているようだ。プレスリリースによると、このブラシのコンセプトは「日本独自のもので、かつて日本では非常に人気があった」とのこと。

 

この新しいブラシは、ハブを包み込んで固定することで、ハブを清潔に保つという。ハブブラシには少し重みがあり、走行中に安定するようになっている。

 

つまり、ライディング中、この小さな小物がハブを汚れから守り、清潔に保ってくれるのだ。

なお、海外では細めのレザーストラップをハブに巻いて汚れを落としていたそうで。
似たようなことを考える人って、どこにでもいるんですね。

「日本ではかつて、自転車店がお祝いにハブブラシを巻く文化がありました。しかし、やがて自転車が極端にコモディティ化し、チェーン店やスーパーマーケットで広く販売されるようになったため、ハブブラシにまつわる文化は徐々に衰退していきました。そして2021年、ついにハブブラシの生産は終了した。”

 

リリースによると、この会社は、ハブクリーニングの炎が再び燃え上がることを願い、このアイテムを再現するという途方もない仕事と責任を引き受けたという。

 

どうやら、彼らはこの復活のために「適切な工場、改良された素材、製造品質、色精度」を探したようだ。さらに、耐久性を高めるために芯材をステンレスにグレードアップさせたという。

ほんと、男気の世界です。
採算性とか収益性とか考えたら、なかなか手を出せないですよね・・・。

むしろ、あまり目立たない黒色で、もっと細身のものとかあれば、ロードバイクにも巻きやすいかな、なんて思ってしまいました。
地味にスポークが邪魔して汚れを落とし辛いから、製品的にはとても理にかなっているんですよね。

現在は1日5本、フルオーダー手作りで作成しているそうで、メルカリで入手可能です。
その熱意は海を超えるに至ったわけですし、ちょっと応援したくなりますね。

コメント

  1. より:

    こんにちは。
    ハブの埃。。。特にロードバイクの黒ホイール系だと埃で茶色に……いつの間にかの繰り返しです……。
    最近、自動車界(笑)でメジャーになった、導電性アルミ箔テープを貼ると。。。え?と思う程、埃が付着しなくなりますから、試して見て下さい。
    それと、化学の授業で習ったイオン化傾向の原理で、クロモリ車だと錆予防が可能です。
    自分の自動車のブレーキローターの錆落としを4月にした時、アルミテープを貼ると、以降、錆が出なくなり1部が黒錆化するという事象を発見しました。
    アルミテープは即効性の有る、導電性アルミ箔テープがマジで効果が有りました。 で、ロードバイクで、あちこち貼り付けると。。。タイヤsideに貼ったら、25Cのタイヤがもちもち(笑)した乗り味になりました。 自動車界(笑)では、微量ながらヒステリシスロスを少なく成るとかやってます。
    自分は体感は出来ませんでしたが、高圧でも
    乗り味がもちもちしたの発見でした。 なので、早速、気を良くしてクロモリ車のフレーム内部、ヘッド、BB、シートポスト内部に貼っておきました。
    ディレイラーとアウターケーブルにも貼ると長期間埃が着きにくく綺麗な状態が維持出来たのも発見でした。\(^o^)/~♪

  2. おとーさん より:

    >♪さん
    なんと、そんなトレンドがあるのですね?
    ちょっと勉強してチャレンジしてみようかと思います・笑

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