リアのシフトアップが渋くなってきた
最近は、フロントディレイラーのチェーンタッチが気になり、調整しようとしたらアジャストバレルがなくなっていた、という事件があってすっかりフロントにばかり気を取られていたのですが、フロントディレイラーのワイヤーが伸びてきたということは、同じようにリアディレイラーのワイヤーだって伸びてきているはずなわけで。
フロントがスパスパ決まるようになってから、今度はリアが気になってきました。
何か、折角アルテグラにグレードアップしたのに、シフトアップで少し「タメ」があるなー、これじゃ105と同じじゃないか、と感じるようになってきました。
ちょうど、前回のキシリウムエリートUSTのハブメンテナンスから1000kmほど走行しましたので、ハブメンテナンスと合わせて調整してみることにします。
まずは各種清掃から
前回チェーン清掃してから300km走るか走らないか、なのですがなぜこうもチェーンはすぐに汚れてしまうのでしょうか・・・。
どろっどろです。
前回はチェーン清掃後に乾かして、注油してからも乾拭きして余計な油が残らないように気をつけていたのですが、少しだけ思い当たるフシも。
- 注油後は乾拭きして余分な油を拭き取ったが、翌日、ライド直前には余分な油の拭き取りをやらなかった
- 注油時に、タイヤをはめた状態で行った為、スプロケットにも余分な油がついてしまっていたかもしれない
ということで、今回はとにかく丁寧に清掃、注油を行ってみることにしたいと思います。
例によってワークスタンドに設置します。
スプロレットも真っ黒ですねー。
ただ、今までと全く違う光景になります。
そう、今まではトップ側4枚くらいはほとんど汚れていなかったのですが、14-28Tのジュニアスプロケットに換装していますので、まんべんなく汚れるようになったのです!!
なんか、嬉しいような、複雑な気分ですね・・・。
前回のチェーン清掃で、チェーンクリーナーの強力な洗浄力を再認識しましたので、今回はスプロケットもチェーンクリーナーを使って綺麗にしたいと思います。
実は「できた気になっていた」チェーン清掃 : 昔チャリダー今ローディー
昔使ったバットがありましたので、こちらを有効活用します。
チェーンクリーナーを吹き付けて、ブラシでゴシゴシやってから拭きあげます。
なんと・・・。
めっちゃ綺麗になるじゃないですか。
フォーミングマルチクリーナーでもそれなりに綺麗になりますが、面倒臭がらずに一枚ずつ洗うと、ここまで綺麗になるんですね。
これは癖になりそうです。
チェーンに関しては前回同様、ということでチェーンクリーナーを併用しつつ、チェーンギャングで中性洗剤使ってがしがし洗います。
泡が真っ白になったら完了。
はい。こちらも綺麗になりました。
この後、半日乾かしてから、面倒臭がらずに後輪を外してワークスタンドに乗せた状態で注油。スプロケットに余分な油がつかないように細心の注意を払います。
その後チェーンの余分な油を拭き取って、フロントのチェーンリングについた油も拭き取っておきます。
あとは次回ライド前に忘れずにもう一度乾拭きするだけですね。
これで前回ほど汚れていなければ大成功、ということで。
楽しみです。
リアディレイラーのワイヤの張り調整
リアディレイラーのワイヤの張り調整に関してはケーブルアジャスターをくりくり回して調整しますので、特に工具も必要ありません。
フロント以上にお手軽ですね。
ワイヤの張り調整については、トップから2枚目のギアで行うそうで。
2枚目のギア(スプロケット)とガイドプーリーが縦に一直線になるようにするのが正しい姿だそうですが、これが目視だと分かりづらい・・・。
確かに、少し横にズレているかなぁ、と思うものの確証はなく。
で、調整方法としては、ギアが2枚目にある状態で、3枚目にシフトダウンするようにレバーを「半分」押し込んだ時に、3枚目のスプロケットにチェーンが接触し始めるぐらいがベストだそうで。
ペダルを手で回しながら、シフターを半分押し込んで、チェーンが3枚目に「ちりちりちり」と当たる音がする位置を模索して調整してみました。
すると、今度はアウタートップにした状態で、フロントディレイラー側でチェーンがチェーンガイドに微妙に当たる音が。
フロントディレイラーのトップ側調整ボルトを少しずつ回して、当たり具合の微調整を繰り返すこと数回。
何とか全体の折り合いがつくような調整ができました。
ただ、作業台の上で変速がスムーズになったとしても、実際に乗って、加重した状態だとまた微妙に変わってきますので、次回ライド時にスムーズに変速できるようになったかを確認して、必要に応じて微調整する必要があります。
ワイヤーの張り調整であーだこーだ四苦八苦してみると、「Di2化したらこれが不要になるんだよなー」とか邪なことを考えてしまうんですよね。
あぶないあぶない。
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