フロントディレイラーの張り調整に二週間以上かかる
シマノのフロントディレイラーは2017年以降のコンポーネント(9100系デュラエース、8000系アルテグラ)から設計が見直されたそうです。
電動コンポDi2のノウハウが取り入れられ、ケーブルの張り具合がトップ側、ロー側の位置に影響しないように調整機能が分離されたとのこと。
特に、インナーケーブルの張り調整に関しては、インプットリンクの位置を確認するだけで上体が確認できるうようになった為、調整はものの数秒で終わらせることができます。
フロントからチェーンタッチの音がするので確認したところ、明らかにずれています。
要調整、ですね。
なのですが、私の場合前回の記事でも書きましたが、アジャストバレルがない、という驚愕の事実により、部品の取り寄せ時間が加味され、二週間以上時間がかかることに。
フロントディレイラーのチェーンタッチを調整しようとしたら驚愕の事実を発見 : 昔チャリダー今ローディー
ショップから入荷の電話があったよー、と奥様から連絡があり、週末にショップにお邪魔することに。
正直、店員さんも首を傾げるばかりでした。
購入後3ヶ月程度でなくなるって・・・。
ということで、原因不明ながらも「今回はショップのサービスとさせて頂きます」ということで、600円なにがしのお代は不要ということでおまけしてくれました。
ありがたやっ!!
その場でちゃちゃっ、ととりつけて頂きました。
これが、アジャストバレルがない状態。
こちらが取り付けた後。
けっこう飛び出ているもんなんですね。
もっと奥まったところまで入るのかと思ってました。
で、インプットリンクはというと、きっちり一直線になりました。
ショップからの帰り道で、明らかに分かるくらいにフロントの変速がビシビシ決まるようになりました。
正直、調整前は105と同様に「よっこいしょ」という感じでシフターを押し込む必要がありましたが、調整後はビシッとシフトアップできるようになりました。
そうそう、これがアルテグラでしょ、という。
久しぶりに感動を味わうことができました。
また、ロー側は28T/25T/23T/21Tの歯数になっているのですが、調整前は21Tの段階でチェーンタッチが発生。23Tくらいになると、本来なら28Tで発生するかな、位のチェーンタッチが発生してかなり気になっていたのですが、これが雲散霧消。
28Tで調整前の21Tよりも音が小さいくらいでしたから、相当ですよね。
これからは、チェーンタッチの音が大きくなってきたり、フロントのシフトアップが渋くなってきたらちょくちょく気にするようにしたいと思います。
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