ミッシングリンクを外す時はインナートップにしましょう
先日無事セミコンパクトからコンパクトクランクへチェーンリングの換装を行うことができました。
明けて翌日、早速実走へ出かける予定でしたが、少しお寝坊してしまい慌てて準備を進めます。
とはいえライド前の点検は大切です。
特にディレイラー周りをがっつり変更しましたので、改めてシフトチェンジしながら調整具合を再確認。
すると、やけにチェーンの音が大きめなことに気づきました。
手でペダルを回しながらシフトチェンジをすると、少しひっかかりがあるような気もします。
試しにペダルを手で逆回しにしてみると、やはりチェーンの音が少し大きめ。
改めてじっくり確認してみてびっくり。
チェーンの通し間違いを発見です・・・汗
どうやら、先例はあるようです。
こちら、シマノのディーラーマニュアルから抜粋。
まさにこの右側の「これやっちゃダメですよ」をやってました・・・。
この (F) はチェーン脱線防止ピンというらしいですね。
こちらの外側をチェーンが通っていた為、「ガラガラ」音がしていたようです。
こればっかりはチェーンを外して通しなおさらないとどうしようもありませんので、一度ミッシングリンクを外すことにします。
こんな短期間の間に、リンクピンを使ったチェーンの脱着、ミッシングリンクを使ったチェーンの脱着一通りを経験することになるとは思ってもいませんでしたよ・・・。
急いで工具箱を引っ張り出して、ミッシングリンクを外す為のツールを用意します。
関連工具を一通り事前に揃えておいて正解でした。
ただ、ここで慌てていたのが行けなかったんでしょうね・・・。
ミッシングリンクリムーバーを当ててパチン、と外した途端。
ぱぁーーーんっっ!!!
すごい勢いでチェーンが左右に弾けて分かれました。
その勢いで、片一方のミッシングリンクが弾け飛び、二軒お隣さんのお庭の生垣の方から「かさっっ」と音が。
とても探しに行ける状況にはありません・・・。
ご近所さんも、庭でミッシングリンク見つけたとして「こりゃなんだ?」となるでしょうね。
すみません・・・。
私がお世話になっているロードバイクメンテナンス入門にも書いてありました。
「チェーンはインナー×トップに入れる。チェーンをたるませることでチェーンの切断がしやすくなるのだ」と。
いやいや、ここまで書くなら、「チェーンをたるませておかないと、ミッシングリンクが弾け飛ぶのだ」くらい書いておいて欲しかったです・泣
幸いなことに、今回購入したKMCのミッシングリンクは2セットになっていますので、チェーンをきちんと通しなおした後、工具箱から残っていたミッシングリンクを取り出して再装着、事なきを得ました。
先日のリンクピン然りですが、このテのパーツは常に幾つか予備をストックしておいた方が良さそうですね。
特に私みたいなせっかち人間の場合・・・。
ま、人間失敗を重ねることで学習していくということで。
良い勉強になりました。
コメント
チェーン切るときにフックを掛けて置くことや切る位置などについてはメンテ本に書いてあるので、まず本を読む癖をつけたほうが良いと思います。それとディレイラー廻りは作業前後に写真を撮って見比べると良いです。
ネタでワザとなのかもしれませんが、普通だったら初作業で注意するところを無視したレアケースが多いです。
いやもう、返す言葉もございません・・・汗
ライド前の点検で気づいたまでは良かったものの、「早く走りに行きたいっ」と気が焦った結果の凡ミスでございました。
常に謙虚に、作業前の事前確認を徹底することって大切ですよね。ほんと痛感させられた出来事でした。
チェーンフック、写真で見るとチェーンカッターにも付属してるし、別口でも買ったから2つありますよね。一方をマスターリンクプライヤーに輪ゴムで巻き付けて置けば楽に作業できますよ。
なるほどー!!
チェンカッター買う時に、「チェーンフックも一緒に買わないと」と同時購入してから、チェーンカッターにフックが付属していることを知った次第です。
ま、単品のチェーンフックの方が引っ掛けた時の安定感が高いのでまぁ良いか、と思っていたのですが、マスターリンクプライヤーに巻きつけておけば、うっかり失敗を防げるわけですね。
これは目からウロコでした。さっそく輪ゴムで巻きつけておきます・笑 ありがとうございます!!