ほんと、何回かに一回なのですが、フロアポンプでタイヤに空気を入れている際に、ポンプヘッドがバルブから外れることがありました。
もともとシャマルウルトラのリアホイールに関しては、純正のチューブレスバルブの長さはギリギリな感じでした。
1年前は特にこれで問題なく、愛用のヒラメポンプできっちり固定できていたのですが、ここ最近はたまにポンピング中にヒラメポンプが外れてしまうことがありました。
ヒラメポンプの中のゴムが劣化してきた可能性もありますが、バルブ長に余裕のあるフロントホイールだと外れることはありませんので、やはりリアホイールのバルブ長が短めなんだろうと思います。
ポンピング中に外れると、「ぼしゅっ」という音とともに勢いつけてポンプヘッドか飛んでいきますので、ホイールのスポークを痛める可能性もあります。
ちょっと不精しないでバルブを交換することにしました。
■ シャマルウルトラのチューブレスバルブを IRC のバルブに交換
今回交換するのは、IRCのチューブレスバルブ。
定番製品ですね。
今回は横着して、タイヤを外すことなく、バルブの根本付近だけビードを落としてバルブを交換してしまいました。
全てビードを落としてしまうと、再び装着できなくなるリスクもありますので・・・。
こちらがバルブのハイト比較。
もともと付属していたのが、35mm長のバルブでしたので、プラス15mmですね。
タイヤが硬いと片方のビードを落としただけだとバルブ交換は難しそうですが、1年経過して柔らかくなったタイヤだったこともあり、すんなりバルブ交換に成功です。
ビード上げも、先日購入したタイヤブースターを使って一発で元に戻すことができました。
(中性洗剤でリムを泡だらけにしましたが)
出来上がり。
十分な長さが確保できるようになった為、ヒラメポンプもばっちり固定できるようになり、ポンピング中に外れることもなくなりました。
シャマルウルトラ 2-way fit に関しては、フロントは 35mmのバルブで良いと思いますが、リアホイールに関しては、44mm もしくは 50mm のバルブを選択した方が良さそうです。
コメント
バルブ本体に溝付きの物と、ツルツルで溝の無いものが有りますよね。
特にクリンチャーのバルブでミシュランはツルツル系で、意外な事に溝が無い方が、ポンプのヘッドをピタリと固定しやすく、抜く時も余りエア抜けが無くシュパッと抜けます。
それと、溝付きだと、溝の谷間に埃がこびり付いて……電着塗装の様に落ちなくなる事が多いです(-_-)。
ビード上げは、クリンチャーチューブをリムとチューブレスタイヤの間に挟み、エア注入である程度膨らませた後に、チューブレスタイヤにエア注入すると、簡単にビード上げ可能です。コツは、チューブをリムとチューブレスタイヤの間から引っこ抜くタイミングの見極めです。
自分は、バイクの隼用、カンパニョーロ製ホイール・12インチリムに、205幅タイヤでビード上げする時、これで簡単に成功しました。自転車だとリムにビードクリームを塗ると、ビード上げした後は、リムとタイヤがくっ付いた儘になりやすく、以降、ビード上げに苦労する事が無くなりました。o(^o^)o✧.*・゚✧.゚・*.自動車で、引っ張りタイヤしている方も、同じやり方だと思います。