すね毛を剃ると速くなるらしい
<ローディー界隈では有名な話らしいですね。知りませんでした。
立派な風洞実験設備を保有しているスペシャライズドが2014年に実験したそうです。
その動画が丁寧にアップされているのですが、日本語字幕付きという丁寧さ。
素晴らしいですね。
その動画がこちら。
結果がこちら。
- 6人で実験
- もっとも効果のあった被験者では、40kmで82秒短縮
- 一番少ない人でも50秒短縮
- 平均すると、約70秒短縮
どんだけすね毛剛毛なんだよ、と思ったのですが、意外と普通?
私もこれ位はありますねー。
昨年は夏場でもロングタイツで走っていましたので、すね毛がどうだろうが関係ありませんでしたが、今年はスパッツを導入しましたので、すね毛剃るのは効果ありそうですね。
ま、正直「40kmで約70秒」というのはレースではとてもすごい数字なんでしょうが、週末お気楽サイクリング派からすると、「信号1つ余計に引っかかるかどうか」くらいの差でしかなかったりするんですがね。
とはいえ、この数字がどれ位すごいかと言うとこんな感じだそうで。
- ピナレロDOGMA F8 から F10にアップグレードすると、87.5km走った時に約70秒短縮できるようになる
- DOGMA F10からF12にアップグレードした場合は、150km以上走らないと70秒短縮できない!? (*)
(*)F8からF10における空気抵抗削減効果は12.6% - このエアロダイナミクス改善により、1kmあたり0.8秒短縮可能に
- F10からF12における空気抵抗削減効果は7.3%
ま、それぞれどの程度のスピード、パワーで走っていたものなのか分からないので、実際にはこれとは異なる数字になる可能性が高いですが。
ピナレロF12が発売されて「すげー」と思っていましたが、すね毛剃った方が早いらしいです・・・。
なんか、めっちゃ反感買いそうな記事になってしまいましたが、私はピナレロ大好きローディーですので、悪しからず・・・。
ということで、夏場になってからというもの、すね毛を週一バリカンで刈るようになりました。
さすがにつるっつるに剃ってしまうのは見た目上も抵抗感があったもので。
バリカンで短く刈ると、それはそれで自然な感じの短さになるのでオススメです。
# さすがにおじさんのすね毛なので画像は自粛させて頂きます。
コメント
パワトレバイブル読んでいれば分かりますが「40kmで70秒短縮」という数字にスピード、パワーは関係無いですよ。
35km/hなら700m弱、25km/hなら500m弱と速度に見合った距離差となり、慣れるとかなり定量的に分かるので良く使われる表現です。
わわわわ分かりました!!
そういった意味(表現)だったんですね!?
めっちゃ目からウロコです。
エクセルで計算表作ってようやく理解できました・笑
Specialized の Vengeが以前、40kmで120秒短縮、といった表現があったのですがようやく理解できたような気がします。(25km/hだと800mちょい、でしょうか)
いつものように、勉強になりました。
私が走るような平均時速25kmの場合で、1時間走って500mの差、と言われると意外と差があるなー、と思ってしまうから数字は不思議です・・・。
Dogma F12買ってスネ毛剃れば最強ですね(笑)
私は夏場はビブショーツ+レッグカバーなんでスネ毛は剃った事ないです。
元々スネ毛は薄いですが。空力より日焼け対策がメインです。
やっと気温が常識的になってきたので、休んでいた分を取り戻さねばε- (´ー`*)フッ
>shigeさん
いやいや、そんな・・・。全て解決になってしまうコメントはお控え下さい・笑
私も今までは日焼け対策に全て隠す派だったのですが、思いの他スパッツが快適だったのですね毛の処理を考えることになってしまった次第です。
ほんと先週くらいから暑さも少し引いてきましたので、ぼちぼちお外に走りに行きたいですね。
私は残念ながらこの週末は夏風邪で体調を崩してしまったもので、まだ出かけられず、です・泣
来週末は涼しくなってくれると嬉しいな、と期待しながら次の週末を待っています。
100kmロングライド行って平均25km/hだとすね毛のある無しで1km位到着タイミングが違うと考えると、大きいですね。実際にはフォームを維持して安定して走るかどうかの差が大きいから、プロでも剃らない人も多いしサンデーライダーは剃らないけれど、ホビーレーサーはかなりの確率で剃ってますね。
>たかにぃさん
その表現、結構インパクトありますね・・・。
何か高級なホイールに変えたり、という話だと「たかだか1kmくらい」という気持ちになりますが、すね毛の有無で、という話になると「1kmも違うんですか!?」という気持ちになるから不思議なものです。