股ズレ知らずだったのに3年目にして股ズレを初体験
股ずれという概念自体は知っていました。
ですが、ロードバイクを初めて3年目にして、ようやくその意味を知ることに。
学生時代からマウンテンバイクには乗っていましたので、自転車歴だけは無駄に長いのですが、そもそもマウンテンバイク時代にはパッド入りのサイクルパンツの類は一切使用していませんでした。
それこそ自転車に乗り始めたばかりの頃はお尻が痛くなったものですが、ある程度経つとお尻も慣れたのか、自転車につきもののお尻の痛みにはあまり悩まされることもありませんでした。
そもそもサスペンションの聞いているマウンテンバイクだったから、という点もあるかと思いますが。
ロードバイクを始めてからはそうも言ってられず。
硬いアルミフレームでダイレクトにお尻に衝撃が来るようになった為、パッド入りのサイクルパンツをずっと履いてきましたが、あまりお尻の痛みに悩まされることはなく。
それが最近になって3本ローラーに乗るようになって股ずれを経験するようになったのですが、今まで股ずれと無縁だったのは、「綺麗好きな奥様」と「パールイズミ」のお陰だったことを理解しました。
何のこっちゃ、ですかね。
我が家の奥様は綺麗好き。
例えば寒い冬場。
ユニクロのヒートテックタイツ(俗に言う「ももひき」ですね)を履いたりするわけですが、我が家の奥様は地肌にヒートテックタイツを履くことを許してくれません。
「下着は下着。下着を着た上から履いて下さい」
ということだそうで。
それまで気にしたこともなかったのですが、特に強いこだわりもなかった私は「奥様がそう仰るなら」ということで、下着の上からももひきを履いていました。
その癖でしょうか。
ロードバイクを始めてサイクルパンツを履くようになった時に、インナーがないと落ち着かないことに気づきました。
すぐにパールイズミのインナーショーツを購入。
特に能書きなど読むこともなく、ただただ「下着」が欲しくて購入。
それからはオールシーズンずっと、インナーショーツを履いてからサイクルタイツ、パンツを履いて自転車に乗ってきました。
で、今年になった3本ローラーを始めたわけですが。
ELITE QUICK MOTION到着 : 昔チャリダー今ローディー
最初の数ヶ月はライドに出かける時と同じような格好をしていましたが、季節も夏になり、軽装でも良いかな、と思い始めたある日。
普段着のままでローラーに乗りました。
で。
乗り始めて10分経った頃。
猛烈にお尻が痛いことに気づきます。
ローラー台ですので衝撃で痛いわけでもなく、わずか10分しか乗っていませんので自重で圧迫されて痛くなったわけでもなく。
地肌と下着が擦れて痛みが出ていることに気づきました。
その日はあまりの痛さに30分と続けられずに中止。
その数日後。
試しにとパールイズミのサイクルパンツ「だけ」を地肌に直接履いてトライしてみました。
私が持っているのはこの一世代前のコールドブラック版ですが。
で、結果はというと。
やっぱりお尻が擦れて痛い。
This is 股ずれ。
なるほどー、とやけに納得してしまいました。
世にシャモアクリームとかがあるのは、こういった股ずれを解消させる為なんだな、と。
この時初めて、「なぜ今まで股ずれが出なかったのに、今になって出てきたのか」を自分に問いかけてみたわけですが、違いは明らかに一点だけ。
パールイズミのインナーショーツを履いているかいないか、の違いなんですね。
本当に!?
試しにパールイズミのメッシュインナーショーツの商品説明を見ていくと、以下の記述が見つかります。
- 股部分の内側は、サイクルパッド表面と同じ股ズレしにくく肌触りが良い微起毛素材を採用
- ペダリング時に股ズレしにくい縫い目位置
はい。
パールイズミさん、めっちゃ考えてるんですね。
物は試しということで、改めて3本ローラーに乗る時にインナーショーツを履いてからサイクルパンツを重ね履きして乗ってみます。
2時間乗ってもお尻は痛くなりませんでした。
一瞬、ブログネタにすべくシャモアクリームを買おうかとカートに追加までしましたが、まったく不要でした。
改めて綺麗好きな奥様とパールイズミに感謝することになった、というお話でした。
お後がよろしいようで。
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