ジャージ のエアロ効果ってすごいんだな、と実感
昨年あたりから気になりつつも「いやいや考えすぎかも」と放置してきたトピックがあります。
それはジャージのエアロ効果です。
前回、空気抵抗が計測できるガジェットがあるみたい、ということで記事を書きましたが、今年に入ってセミディープホイールを購入したことから、最近やたらと「エアロ」が気になっています。
外よりも家で走ることが多くなってきたというのに・・・。なぜ今?と自分でも思いますが、気になるものは仕方ありません。
1. きっかけはコースタイム
私が「エアロ」を体感した一番最初の出来事は、セミエアロなフレームに買い換えた時でした。
現在の愛車はピナレロ のGAN S。
フレームはエアロを意識したものになっているのですが、それまでのエントリーアルミフレームから乗り換えた時に、逆風下で走行した際にそれまでよりも「重さ」を感じずに走れたのが初めてエアロを意識した瞬間でした。
私のような週末ローディーレベルでは、時速40kmを超えて走ることなんて滅多にありませんので、「エアロで巡行速度がアップしたぜ!」という効果までは実感できませんでしたが、逆風下では確実にその恩恵に預かることができました。
その後各社エアロなバイクに試乗させてもらったり、ディープリムホイールを逆風下で履いて走ったりすることで「あー、これがエアロってやつですかー」というのが肌感覚として理解できるようになってきました。
色々な雑誌などで空気抵抗に関する記事を読んだりすると、空気抵抗削減に最も効果的なものが「エアロフォーム」だそうで、これは断トツ。
続いて、エアロフレームだったりディープリムホイールだったりするのですが、フレームやホイールと同レベルで効果が高いのが「ジャージ 」という話を読んで、それならばとレース フィットのジャージを購入。
それまではスタンダードフィットのジャージ しか着ていませんでしたので、そのぴちぴちぶりに「うーん、少しキツイなー、ロングライドで長時間着ていると逆に疲れそうだなー」と最初の頃は敬遠しておりました。
ただ、せっかく購入したのに着ないのは勿体ないや、ということで時々気が向いた時に着る状態。
その頃は、確かに着てみると体に受ける空気抵抗は少なくなったような気がするなー、くらいにしか思っていませんでした。
2. プライベートレコードに共通していたのか「ジャージ 」だった
普段は「早く家に帰ってこれたのか」という意味で走行時間のトータルタイムは気にしていますが、Stravaのセグメントタイムはそこまで気にしていませんでした。
先日セミディープホイールを購入した際に、「どれくらい早くなったのかなー」と興味本意でセグメントタイムを比較したのですが、新ホイールで走った時に全てのプライベートレコードが更新されているわけではないことが判明。
私の場合、信号は黄色になりそうなら停車する、という安全第一での走行を心がけていますし、あまり他の人のお尻について走るのが好きではありませんので、他のローディーをやり過ごす為にスピードを落として走ることも多いので、毎回厳密にタイム比較ができるわけではありませんので、「ま、そんなもんだよな」と軽く受け止めていたのですが、プライベートレコードが出ている時期を見ていて気づいたことが一つあったのです。
そう。
ここ最近のプライベートレコードが出ている日は、ほぼ全てレースフィットのジャージ を着ていた日だったのです。
おいおい、ジャージ効果すごいじゃん・・・。
当然、ぴちぴちジャージ を着ればコースレコードが出るわけではありませんが、スタンダードフィットのジャージ よりも、レース フィットのジャージ の方が明らかにタイムが早いんですね。
走っている時には、「ぴちぴちだと体に受ける風が少なくなって、気持ち体が軽く感じるかな」くらいの体感だったのですが、改めてぴちぴちジャージ を見直すことになりました。
3. セミディープホイールよりもぴちぴちジャージ の方が効果が高い・・・?
で、一つだけショックだっことがあります。
まだサンプルは少ないので早計な判断は禁物ですが。
同じショートコースでのプライベートタイムがこんな順だったんですねー。
- レース フィットジャージ + セミディープホイール
- レース フィットジャージ + ローハイトアルミリムホイール
- スタンダードフィットジャージ + セミディープホイール
当然一位には納得なのですが、この並びを見ると、セミディープホイールよりもレース フィットジャージ の方が効果が高そうな気が・・・。
価格差にして10倍違うことを考えると、ちょっと悲しい気持ちになってしまいますが・無
昨年くらいになって、ようやくオールシーズン、一通りのサイクルジャージが揃ったのですが、その多くはスタンダードフィット。
またジャージ 沼にハマりそうで怖いです・・・。
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