■ 足裏の傾き(カント角)をクリート ウェッジを使って補正してみた

我ながらマニアックな領域に足を踏み入れたもんだと思っています。
おそらく、プロのフィッティングとか受けるとこの辺りの補正も行うのでしょうが。

先日、フィッティングをあれこれと模索する中で、足裏の傾き(カント角)を調べてみました。

で、一度計測してみて「あー、傾きがあるんだな」と気づいてしまうと、それ以降ローラー台を回しているとやけに気になるようになってしまいました。

「足裏に余計な隙間」ができてしまい、その隙間を埋めたくて仕方なくなってしまったのです。

これまで全く気にせずに漕いできたというのに、何とも神経質な話ですが・・・。

 









1. すっかり疑心暗鬼に

先日の記事でも書きましたが、多くの人は足の裏が内反しているそうです。
実際に計測してみたところ、私も内反していました。


kant-02


ペダルを踏む際には、当然この内反で生じる隙間を埋めるように足裏全体でペダルを踏み込むことになりますので、膝を少しねじり込むような動きになります。

文字にすると大袈裟ですし、そこまで大きな隙間でもないのでしょうが、本来隙間が生じている以上、多少なりとも「不自然な」動きになっているわけですね。

bikefit_02


で、一度気になりだすともうダメなんです。
試しに、足裏の内反部分を「浮かせて」、足裏の外側だけをペダルに接地させるようにして漕いでみると、心なしかペダリングの上下動がスムーズになるような気になってきました。
(上図の右側のイメージですね)

その日はローラー台で普通に汗を流しましたが、もう気になって気になって。
ローラー台を降りてシャワーを浴び終わるや、アマゾンでポチッとしてしまいました。

堪え性がありませんね・・・汗






2. BIKE FIT クリート ウェッジ を購入

で、届いたのがこちら。

wedge-01


こちら、クリートの形状に合わせて3種類あります。

  • 2穴のSPD用
  • 3穴のSPD-SL、TIME、LOOK用
  • 4穴のSPEED PLAY用

私はSPD愛用者ですので、2穴用を購入しています。


wedge-02


ウェッジはこんな感じ。


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薄くて分かりづらいですが、それぞれ傾斜がついています。


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これを足裏のカント角に応じて複数枚重ねて使用することになります。

BIKEFIT社からは、カント角計測用のアプリも出ていますので、その辺りは前回の記事を参考にしていただければと。 



3. BIKE FIT クリート ウェッジ を取り付けてみる

それでは早速取り付けてみます。


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クリートを外してみると、けっこう跡が残っていますね。
あまり何度も付け外しはしない方が良さそうです。


ちなみに、固定用のネジが2種類付属しています。


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一番左側が、SPDのクリートに付属していたシマノ純正品。
右側の二つがクリート ウェッジ に同梱されてきたネジになります。

ウェッジの枚数やシューズのソールの厚みなどによって使い分けるのでしょうか?
私の場合は、シマノ純正品で特に問題ありませんでしたので、クリート ウェッジ 付属のネジは使いませんでした。

あとは、外したクリートとソールの間にウェッジを指定枚数挟んで固定するだけ。


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今回は、2枚使用しています。
それなりに角度ができましたね。

ちなみに、何もつけていない状態はこちら。


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当然ですが、フラットですね。


クリートが地面と並行になるように写真の角度を変えて補助線引いてみると、こんな感じになります。


wedge_20


ここで気になることが。

SPDシューズはSPD-SLと比べて、ペダルを「点で踏む」ことになるというのはよく言われる話かと思います。

例えば、シマノのベストセラーシューズである、SPD・SPD-SL兼用タイプであるRP1にSPDクリート を装着した場合は、「点で踏む」形になるのはそうなんだろうかな、と思います。


shoe


他方、私が愛用しているフィジークのSPDシューズなんかですと、クリートの左右にあるブロックパターンがペダルとの接地面になりますので、「点で踏む」感覚には一切なりません。


pdes600-10


で、気になったのがこの点なんですね。

クリート ウェッジをつけたことにより、このブロックパターンがクリート を挟んで左右でそれなりに段差ができてしまいましたので、ペダルを踏む時に「ガタガタ」と左右にガタつきが生じて、踏みづらくなったりしないかな?と。




4. クリート ウェッジ の効果や如何に!?

ということで、実際の使用感になります。
ここ最近の雨模様もあり、外に走りに出かけられてはいないのですが、ローラー台ではSST、VO2MAX、タバタと強弱交えた乗り方をかれこれ10回ほど重ねてみましたので、簡単にインプレをまとめてみたいと思います。


  • 膝を真っ直ぐ上下に動かす感覚になる為、「たぶん」膝に優しくなっている
  • タバタトレーニングで高トルクでペダルを回す時に、力をかけ易くなった「気がする」
  • 懸念していたクリート のガタ付きはなく、足裏はソール全体で踏み込めている感覚がある

はい。
あくまでも「気がする」レベルではありますので、所詮プラシーボ効果だよね、という可能性も否定できませんが、少なくともタバタトレーニングで高トルクをかけた後でも、膝周りの負担感は少なくなった気がします。

以前からロングライドを頑張って走った時や、意識的に尾根幹をがしがし漕いで帰って来たときなどは、「痛み」が出るほどではありませんでしたが、膝周りに「うーん、負担かけてしまったなー」という感覚がありました。

この「負担感」が和らいだ気がします。

おそらく、クリート ウェッジがなくとも、ペダリングスキルが高い人であれば膝に余計な負担をかけずにペダルを回せるのかな、とは思いますが、私のようにスキルの高くない人間の場合、特に高トルクやハイケイデンスでペダルを回すとペダリングが雑になってしまい、結果的に膝に負担をかけていたのではないかな、と感じています。

その点が、クリート ウェッジ を入れることで緩和されたのではないかな、というのが個人的な感想です。

こればっかりは、半年や一年使い続けてみないと最終判断はつけられない世界かもしれませんが、個人的には「使ってみて良かったかも」と思える買い物ではありました。

ただ、正直もっと安くなって欲しいな、とは思いますが・・・。
興味のある方は、是非お試し頂ければと。

ちなみに、姉妹品としてソールタイプもあるようです。
甲高な人にはクリート タイプの方が良さそうですが。








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