クリート ウェッジが滑るのでクリート スペーサーで代替してみた
我ながらどんどんドツボにはまっている気がしてなりませんが。
先日、クリート ウェッジを導入し、足裏のカント角の調整を行いました。
もうこの文章からして、興味ない人には何の話をしているのかさっぱり、ですよね。
クリート ウェッジそのものについてはそれなりに効果を実感でき、逆に「ないと落ち着かない」という感覚を得ることができたのですが、続いて「クリートがずれる」という副作用が発現。
これはなかなか困ったことになりました。
今回、これらをまるっと「クリート スペーサー」でまとめて対処してみた、というお話になります。
1. 本来のクリート スペーサーの使い方
本来クリート スペーサーは左右で脚の長さが違う場合に、片方に厚みを出すことで左右差の調整を行う為に使うものだそうです。
私ももともとは、膝裏の痛みと脚の長さの関係から、右足にクリート スペーサーを入れてみようかな?ということから、先日購入していました。
ただ、先にクリート ウェッジを使うことにしましたので、あまり一度にあれもこれも調整しない方が良いだろうということで、導入を見送っていました。
ちなみに先日購入したクリート ウェッジですが、左右で厚みが違うことから足裏の角度を調整するものですが、左右でずらして重ねることで「ただの厚みをもったプラスチック板」にすることができる為、クリート スペーサー的な使い方ができるそうです。
ちなみに、クリート スペーサーはこちら。
2個で1セットですね。
両足で使うなら2セット必要です。(って、両足に同じ枚数入れたらあまり意味がないかもですが)
2枚重ねることも可能で、丸い突起が綺麗に裏表でハマるようになっていますので、2枚重ねた場合でもまったくズレたりしません。
さすがシマノさん。よく考えてあります。
2. クリート ウェッジ2枚がクリート スペーサー1つ分
で、クリートスペーサーで色々と調べた時に見つけたのがグロータックのこちらの製品。
製品サイトを見ると、SPD-SLのような3穴タイプのクリート用なのですが、クリート ウェッジ的な使い方もできるとの記載が。
なるほど。
ということは、シマノのクリート スペーサーも、片方にだけ入れれば、カント角調整に使えるのでは?というわけです。
先日購入したバイクフィット社のクリート ウェッジはプラスチック製の為「滑りが良すぎる」問題がありましたが、シマノのクリート スペーサーならずれることもなさそうですし。
3. クリートスペーサーでクリート ウェッジを代替してみる
早速トライ。
まずは1枚だけ入れてカント角調整を試してみます。
おおっ!?
なかなか良さげじゃないでしょうか。
先日のクリート ウェッジを2枚重ねた場合がこちら。
もともと、左足よりも右足の方が短く、右足にクリート スペーサーを入れることを想定していましたので、試しに右足に多めにスペーサーを入れて、角度と高さを同時に出してみます。
片側に1枚、反対側に2枚スペーサーを入れたパターンです。
これは、アリかもですねー。
スペーサーを2枚入れると、高さは約4mm。
スペーサーを1枚入れた場合は、高さは約2mmでした。
こちらがクリート ウェッジ。
一枚の厚みは1mm。
2枚だと2mmになります。
但し、クリート ウェッジの場合、厚みが薄い側も0mmにはなりませんので、4mm厚の分だけ角度がつくかというと、3.8〜3.9mm分程度になるかと思います。
クリート スペーサーは1枚で2mm厚の分だけ角度がつけられますので、おおよそクリート スペーサー1枚分が、クリート ウェッジ2枚分に相当することになりそうです。
クリート ウェッジのように微調整はできませんが、私の場合は左右どちらもクリート ウェッジ2枚で調整かけていましたので、ちょうど良いかもしれません。
ちなみに、クリート がズレる為に「がっちがちにトルクをかけた」結果、クリート ウェッジはこんな状態に。
ここまでベコベコになっていると、本来の厚みを維持できているのか微妙ですね・・・汗
クリート ウェッジだと、1回のロングライドでクリートの着脱を繰り返すことでズレてしまいましたが、クリート スペーサーでは今のところクリート がズレる気配はありません。
まだ判断するには早いですが、数回使った範囲では、なかなかに良さそうな雰囲気。
しばらく使い続けて、このままで行くのか、もう少し見直しをかけるのか考えてみたいと思います。
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