遂にガーミンの血中酸素トラッキング機能が日本国内で解禁!

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ガーミンのスマートウォッチで血中酸素トラッキングが可能に(約3年遅れ・・・)

あまりロードバイクど真ん中でないことから、あまり大きな話題にはなっていないようですが。
遂にガーミンのスマートウォッチでも血中酸素レベルを測定できるようになりました。

長かった・・・。

1. 実はかなり以前から用意されていた機能だった

ガーミンのスマートウォッチで血中酸素濃度を計測できるようになったのは、実はかなり以前からなんですね。

おそらく、2018年6月に発売された Fenix 5X Plusでしょうか。
私がその存在を知ったのは、2018年10月に発売された vivosmart 4でした。

ですが、日本では薬事法上の制約から機能制限される形で発売されました。

 

血中酸素飽和度(SpO2)の計測機器は、現在、日本国内においては薬事法上管理医療機器(クラスⅡ)に分類されています。このため、海外ではその機能を有する製品であっても、日本国内ではお使いいただけないよう機能を停止しております。

 

何とも残念ですよね。
その為、海外版を個人輸入して、米国設定のまま使用することで血中酸素飽和濃度を計測する猛者もいましたね。

ただ、当時はこの機能もそこまで注目を浴びることなく、あまり問題視されることもなかったように記憶しています。

2. コロナで一気に注目が集まる機能に

潮目が変わったのは、2020年9月に発売されたアップルウォッチでしょうか。

折しも全世界的にコロナ真っ只中。

当時はパルスオキシメーターの在庫が払拭して高値がついていたりしましたね。
そんな中で発売されたアップルウォッチ。
血中酸素飽和濃度を計測できるやん!ということで騒がれましたね。

加えて、心拍の微細な変化で早期のコロナ陽性判定が可能になる、といった研究発表があったり。

コロナ陽性患者の遠隔モニタリングにアップルウォッチの心拍、酸素飽和濃度を活用するソリューションが提供されたり。

一気にアップルウォッチの評価が高まりましたね。
実は海外ではアップルウォッチと並んでガーミンのスマートウォッチでも計測可能で役に立つんだぜ、という話があったのですが、残念ながら日本国内では酸素飽和濃度のモニタリング機能が有効化されていませんでしたので、アップルウォッチと比較するとあまり注目を集めることができませんでした。

3. 登場から約3年が経過し、ようやく解禁されることに

で、日本でも米国から遅れること約3年。
ようやく酸素飽和濃度の計測機能が解禁されることになりました。

アップルウォッチで酸素飽和濃度のモニタリング機能がもてはやされていた時、「実はガーミンはもっと昔から機能あるのに・・・」と悔しい思いをしていましたが、ようやく、ですね。

正直、解禁されるまでこんなに時間がかかるとは思いませんでしたが・・・。

あくまでも医療目的の機能ではなく、フィットネス・ウェルネス用品としての機能とされていますので全幅の信頼を置くことはできないかもしれませんが、異常値が出た時には注意することもできますし、十分使いようはあると思います。

何より、医療目的を謳って発売されているパルスオキシメーターの中にも精度の低いものもあるようですから。

4月下旬以降、以下の機種でアップデートを行うことで機能が解放されるそうです。

・ForeAthlete 945/745/245シリーズ
・VENU/VENU SQシリーズ
・vivoactive 4/4Sシリーズ
・Legacyシリーズ
・vivomove 3/3Sシリーズ
・vivomove Style/Luxeシリーズ
・vivosmart 4
・Approach S62
・MARQ
・fenix 6シリーズ
・Quatix 6X
・Enduroシリーズ
・fenix 5X Plus
・Instinct Dual Powerシリーズ
・Descent Mk2/Mk2i
・Lilyシリーズ

現在愛用している ForeAthelete 745にも、奥様が使っている Venu でも使えるということですから、今から楽しみですね。

 

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