■ バイクフィット クリートウェッジでペダリングを改善


昨年は回すペダリングを意識してローラー台を回すようになりました。
すると気になってくるのが、「自分のペダリングはどうなのか?」という点。

一度気になり始めてしまうともうどうにもならず。
まずは自分の足裏のカント角を調べたり。





カント角を補正して膝に負担のないペダリングを目指してクリートウェッジを購入してみたり。





クリートウェッジ導入直後は、足裏の角度が変わったことにより違和感を感じながらのペダリングでしたが、慣れるに従って「膝を地面に対して垂直に上げ下げする」ことを意識するようになりまして、かれこれ半年が経過しました。

さて、ペダリングはどのように改善されたのか、きっちり確認してみようと思います。
 







1. クリートウェッジ導入直後の状態

本来であれば、クリートウェッジ導入以前の状態があると美しい比較になるのですが。
せっかく馴染んできたクリートポジションをずらしたくありませんので、その辺りはご容赦いただくとして・・・。

クリートウェッジ導入直後に撮影した動画から切り出したものがあります。


03_both


実は3本ローラーで撮影したものになりますので、若干左右のブレはあったかもしれませんが、可能な限り左右の振れがないタイミングを切り出してみたのがこちらです。

若干のV型ペダリングになってますね。

一般的にV型ペダリングの場合は「骨盤が広い」もしくは「そもそもがに股」といったことが原因で生じるものだそうです。
解決策としては、Qファクターを広くしてあげると良いそうで。

ただ、単にペダリングフォームが悪いだけの可能性もあり、クリートを固定してフォームの矯正をすると良いそうだが、やりすぎると膝を痛める可能性もある模様。





まだこの段階ではクリートウェッジ導入直後だったこともあり、また3本ローラーでの不安定な測定もあったことからQファクターを調整することは避けました。
とにかく膝をブラさずに上下動させるように心がけ、ペダリングフォームが改善させようと心がけてきました。 



2. クリートウェッジ導入から半年が経過した状態

そして半年が経過。
今ではクリートウェッジがあることすら忘れるほど、今のクリートセッティングに馴染んできています。

先日、ポジション調整目的で固定ローラー台を導入しましたので、現在のペダリングに関してのフロントビューを確認してみました。

まずは確認に先立って、膝に赤いビニールテープでマーキングをします。
こんな感じですね。


updown-00


あとは動画から写真を切り出してマーキングの動きを確認していきます。

まずは右膝が上から下に動く時がこちら。



updown-01


おおっ!?
かなり真っ直ぐな動きができているのではないでしょうか?

お次に左膝。


updown-02


左に関しては気持ちV型ペダリングの名残がありますが、許容範囲ですかね。

むしろ、下ろす方ではなく上がる方の膝の方がブレがありますね。
足を下ろす時には「地面に対して垂直に」と意識してローラーを回してきましたが、考えてみると反対側の足に関してはあまり意識することってありませんでしたね。
負荷がかかっているわけではありませんので膝に負担がかかることもないでしょうが。


今回こうやって比較してみると、私の場合左足に関しては、まだ若干ブレが残っているようですので、引き続きローラー回す時には意識するようにしたいと思いますが、私の場合はクリートウェッジ導入の効果はあったようです。

そこそこお値段するので私も購入に際しては躊躇しましたが、結果としてここ半年は膝の痛みや違和感が出ることもなく、とても快適。
期待した通りの費用対効果は得られたようで、良い買い物になりました。








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