少し前の記事になるのですが、ロードバイクは「膝に良い」という研究結果が出たそうです。

他のスポーツに比べれば膝に優しいというのはよく聞く話かと思いますが、ネガティブ要素が少ないという消極的な要因だけでなく、むしろ「膝に良い」というポジティブ要素まであるようです。

ちょっとびっくりです。








■ ロードバイクは変形性膝関節症の予防に効果的だった



1. スポーツは基本的に膝に負担がかかる

足(膝)を使うスポーツであれば、膝に痛みを抱えるケースは多いかと思います。
バスケやサッカー、野球、マラソン(ランニング)あたりは、膝に痛みが出る代表的なスポーツではないでしょうか。

特にランニングを習慣化している人は膝にダメージを受けやすい傾向にあり、膝に痛みの代表格が腸脛靱帯炎、いわゆるランナー膝と呼ばれるものがあります。

足を酷使した際に膝の外側にズキズキとした痛みを感じるのがランナー膝ですが、これはロードバイクでも起きる症状だったりします。

とはいえ、ランニングに比べると膝への衝撃は少ない為、陸上競技と比べると自転車は膝に優しい、というのはよく聞く話ではないでしょうか。


かく言う私も、ロードバイクに乗り始めた頃は膝の痛みに悩まされた時期もありましたが、ポジションが適正化され、無理をしない乗り方を覚えてからと言うもの、ライド中やライド後に膝に痛みが出ることはほぼなくなりました。








2. 変形性膝関節症とは

ランナー膝は運動のやり過ぎによって生じる症状なのですが、加齢とともに生じる膝の痛みに変形性膝関節症というものがあります。

変形性膝関節症って何?という話ですが、よくある「中年以降に生じる膝の痛み」ですね。




変形性膝関節症は、膝の関節にある軟骨が少しずつすり減って、骨が変形してしまう中高年に多い病気です。膝を動かすと痛みが生じたり、曲げ伸ばしが難しくなったりして、最終的には歩くのも困難になります。変形性膝関節症は少しずつ進行するので、早めに治療を始めましょう。

オムロン公式サイトより引用




今回、ロードバイクがこの関節症予防に効果がある、という調査結果が発表されました。




3. 自転車の効用

膝関節症に関して大規模な観察研究が行われたのですが、その内容がざっくりいうとこんな感じだそうで。

  • Medicine & Science in Sports & Exercise誌に掲載された研究によると、変形性膝関節症の長期観察研究であるOsteoarthritis Initiativeと呼ばれる大規模研究のデータを用いて、45歳から79歳までの人々を対象に14年間実施された
  • 調査対象者は2,607人
  • 自転車に乗る人と乗らない人とを比較した結果、サイクリストは膝痛の頻度が低く、変形性膝関節症の所見も少なかった
  • サイクリングの頻度が高い人ほど膝の痛みのレベルが低く、サイクリングを始めるのが早ければ早いほど、膝の健康が増進する可能性が高いことが確認された
  • サイクリングは膝への運動が少ないが、それだけでなく、ペダリングの動きによる膝関節の滑液(軟骨の摩擦を減らすことができる)の増加を促したり、関節周りの筋肉が強くなり、全可動域でのサポートができるようになることが要因の一つとして考えられる
  • また、サイクリストは走行中に重心バランスをとる必要がある為体幹を鍛えることができるが、それが下半身全体の関節の健康増進につながると見られる

ほほーう。
これはちょっと嬉しいですね。

人生100年時代と呼ばれるようになった現代において、老後を楽しむためには足腰が丈夫であることって、とても大切なことだと思います。

自転車趣味はボケ防止にも良いとかいろいろポジティブな要素がありますが、新たに膝関節症予防にも効果ありということですから、自転車を趣味にしている人間にとっては嬉しい情報ですね。


ということで、皆さんじゃんじゃん自転車に乗りましょう!








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