どこにも立ち寄らずに帰宅するはずだったライド
GWが空けても、一部都府県では緊急事態宣言が延長されてしまいましたね。
私が住んでいる神奈川県では緊急事態宣言ではなくまん防ですが。
最近はどこのお店もコロナ対策をきっちりされていて、飲食店でもそうでなくても、そこまで危険な思いをすることは少なくなりましたね。
飲食店であれば、パーティションで囲っていたり。
コンビニやファーストフード店ではレジカウンターは透明なビニールシートをぶら下げていたり。
ただあれって、声が聞こえづらくてよく聞き返してしまうのですが・・・。
とはいえ、60km〜70km程度のライドだと、ドリンクボトルを2本体制にして、補給食をポケットに幾つか突っ込んでから出かけてしまえば、どこにも立ち寄らずに3時間程度で帰宅することができます。
その日も午後に予定があったことから、70km程度のライドで立ち寄りゼロにして帰ってきてやるぜ! ちょっと意識高い系だぜ!と意気込んでいざ出発。
10kmほど快調に走り。
ウォーミングアップも終わったところで、ぼちぼちペース上げて走ろうかなー、なんて思いつつ信号で一時停止した時でした。
ガーミンの画面に何かメッセージが表示されています。
「パワーメーターの電池が少なくなったので交換して下さい」
おお・・・。
ここでとっても嫌な予感が。
先日サドルバッグの中身を整理した時、ボタン電池を入れてなかったかも・・・?
そのままバイクから降りて歩道に乗り上げます。
サドルバッグをごそごそ。
替えの電池がない・・・泣
で、ほんとすぐ目の前にコンビニが。
パワーメーターなしで走るか・・・?
いやいや、パワーメーターはケイデンスセンサーも兼ねているから、このままだとパワーメーターもケイデンスセンサーもなしで走ることに。
ということで、敢えなく「どこにも立ち寄らずに帰ってくるぜ!」ライドはわずか30分で断念することに。
コンビニでボタン電池を購入。
ま、コンビニで買えるだけ有難いのですが、コンビニだと一つ300円するんですよね。
普段愛用しているパニソニックの電池でも、300円なら二つ買えるので、何か負けた気がします。
準備って大切ですよね。
敗北感に打ちひしがれながらコンビニを出て、停めてあったバイクに近づき、早速パワーメーターの電池蓋を開放。
切れてしまった電池を取り出して、購入したばかりのボタン電池に交換、と・・・。
えっと・・・。
ハサミがないと空けられないタイプのヤツでした・・・泣
踵を返してお店に戻り、店員さんに話しかけます。
おとーさん:「すみません、ハサミ貸していただけないでしょうか?」
店員さん:「はい?」
おとーさん:「あ・・・、すみません、ハサミを貸していただけないかと・・・」
店員さん:「ごめんなさい、よく聞こえなくて!」
おとーさん:「すみません、ハサミを貸してもらえないでしょうかっ!」
そうなんです。
飛沫防止用のビニールシートが天吊りされているため、声が届きづらいんですよね・・・。
ほんと、返す返すも申し訳ない気分でいっぱいに・・・泣
ま、天気は良かったですし、ライドそのものはとても満足のいくものだったので良しとしましょう。
ほんと、準備は念入りに、ですね。
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