ペダルを止められないライド

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先月足首を捻挫してしまい、この夏はすっかり低調でしたが、ここに来て怪我も完治。
ちょいちょいライドにも出かけられるようになりました。

とはいえ、怪我云々というよりは、運動量ががっつり減ってしまったこともあり、少しずつ体力を戻していこうと、ここ最近は比較的のんびり目なポタリング中心で走っていました。

まだまだ暑いですしね。
その日は幸いなことに風がまったくなく、軽めにペダルを回しているだけでも時速28km程度で気持ちよく巡行することができていました。

30kmほど走って、往路にさしかかった時のこと。

ばちんっっ!

右頬に衝撃とかなりの痛みが走ります。

無意識に「いたっ!」と声が出るくらい。

夏場によくある、バードストライクならぬバグストライクですね。
正面から飛んできた虫が、ちょうど頬骨の辺りに直撃。

涙が出るくらいの痛みが走ります。

私はフェイスマスクをつけて走っていますので、素肌にぶつかったわけではないのですが、薄い布一枚では痛みが和らぐわけもなく。

頬がじんじん痛みますが、そのまま走り続けていたところ、赤信号でスピードを落とした時にそれはやってきました。

「くさっ!」

青臭い、独特の生臭さが鼻をつきます。

そう、私の頬に直撃した虫の体液がフェイスカバーに付着してしまったようで、すぐ横の鼻腔に虫臭さが直撃してきました。

こりゃたまらん・泣

幸いなことに(?)、走り出して時速25kmあたりを超えてくると、風に流されて臭い匂いが鼻腔に飛び込んでこなくなるのですが、信号で減速すると「ふわっ」と匂いが鼻に入ってきてしまうようで。
これは、ペダルを回す脚を緩めることができませんね・・・。

フェイスカバー外して走ろうかとも思いましたが、日焼けするのも嫌ですし、何より走り続けている時は匂いは気にならないんですよね。

このまま頑張るぞ、と1時間半ほど走って自宅の近くへ。
よし、これでもう臭い匂いともおさらばだ!と思ったのも束の間。

我が家の近くでは斜度8%超の坂が二つほど続くのでありました・・・。
斜度8%を時速25km以上で走り抜ける脚力は、私にはありません・泣

虫の匂いに気持ち悪くなりながら坂道を登りきり、無事帰宅。

フェイスカバーを手洗いした後にウェアと一緒に洗濯機にかけ、何とか匂いをとることができました。

夏の虫には御用心、です。

 

コメント

  1. より:

    自分も昨日、リカンベントでまったりツーリングしていると、ブブブ……ピタッと胸とみぞおち辺りに着地する殿様バッタと、
    凄く不気味な夏の風物詩…蛇蜻蛉がとまって居ました。バッタは直ぐに又、飛び去りましたが…蛇蜻蛉は、自分の胸の上でブブブブブブッ!!と、
    羽音を立てて物凄く不気味…手で払っても(-_-) *:・゚✧*:・゚✧ブーメランの様に又、自分に飛び付いて来てトラウマになりました。
    夏の蛇蜻蛉と、秋のでっかいモスラの様な巨大な蛾は…自分の2大トラウマです。

  2. おとーさん より:

    >♪さん
    蛇蜻蛉ですか!?
    普通の蜻蛉であれば可愛げもありますが、ちょっと不気味ですよね・・・。
    リカンベント、良いですね。私もいつか乗ってみたいです。
    ただ、あの姿勢だと、胸のあたりに止まられるとさながら目の前にいる感じでしょうか?
    ちょっと怖いです・笑

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