Emonda SL5 のドッペルゲンガーに遭遇

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タイトルからして何言ってるんだコイツ状態ですが。

まさに「ドッペルゲンガーかよ!?」と思ってしまったのですから仕方ありません。

ちょっと話がズレますが。
ここ一年ほどで、一番目にするようになったロードバイクって何でしょうか?
個人的には、圧倒的大差をつけて、トレックの Emonda SL5 / SL6 ですね。

目につき易い&覚え易いカラーリングということもあるのでしょうが、ここ1年でとにかく乗っている人を沢山見かけるようになった気がします。

SL5
公式サイトより拝借

まずはこちらSL5。
あまり青系のフレームって好みではなかったのですが、この青は好きですねー。

そして個人的に最も多く見かけるのがこちらの SL6。

SL6
公式サイトより拝借

軽量かつエアロという流行をきっちり抑えた最先端、それでいてコロナ渦での供給問題がある中にあっても、一定の流通量を達成できるトレックという会社(&国内代理店)の凄みでしょうか。

1日ライドに出かけると必ず1台は見かける気がします。

 

で、今回私が遭遇したドッペルゲンガーは、こちらの青の Emonda SL5。

その日は比較的のんびり走ろうと、川沿いの細い道路は走っていました。
川と並行で大きめの幹線道路(片側二車線)もありますので、ぐいぐい走りたい日にはそちらの幹線道路を走るのですが、この日はあまりそういった気分になれず、川の横を川沿いに走る細い自動車道を走ることに。

で、不思議なことがおきました。

 

  1. 信号のある大きめな道路を横断する為に停車したところ、右から左に Emonda SL5 に乗った長身のローディー(全身黒のジャージ)が走り抜けていった
  2. 道路横断後、2kmほど川沿いを走り、再び大きめの道路を横断する為に横断歩道で停車していたら、まったく同じ青の Emonda SL5 が今度は左から右に走り抜けていった
  3. 道路横断後、更に2kmほど川沿いを走り、大きな道路を横切る必要があったものの、中央分離帯のある道路だった為、50mほど右にずれて横断歩道を渡ろうとしたところ、後ろから颯爽とやってきた 青の Emonda SL5 にすぱんっ、と抜かれた

 

え、別人? いやいや、どう見てもあの身長といい、ジャージといい、同一人物だよね?
でもどういうこと?

かなーり頭は混乱。

絵にするとこんな感じ。

pic-001

私が黒い線ですね。

気持ちよく飛ばしていた Emonda SL5 ではありましたが、こんなカクカクした走り方する?
とか、たとえそんな走り方したとしても、まっすぐ走る私の目の前を右に左に走る為には相当なスピードで走る必要があるのでは?とか。

そりゃもう頭の中は?だらけになりました。

これはドッペルゲンガーに違いない、と。

この出来事がずっと頭を離れなかったのですが、その日はそれ以上特に深堀することもなく。

2週間後、同じコースを走った時に再び疑問が頭を過ぎりまして。
実際の地図でコースを調べてみて、あの Emonda SL5 がいったいどれだけ速いスピードで、おかしなコース取りをしていたのか確認してみよう!となり。

帰宅後に地図を調べてみてびっくり。

私はずっと「まっすぐ」走っていた気になっていたのですが実際はそうでもなく。

川&川沿いの細い道と、幹線道路とは八の字で交わりながら並走していたことが発覚・・・。

絵にするとこんな感じですね。

pic-002

黒が私のルート、青い線が Emonda SL5です。

川全体がゆったり蛇行しながら走っているようで、まっすぐ走り続けていたつもりが、実際には2度ほど幹線道路と交差しながら走っていただけでした。

なんちゅーオチじゃい。

ただ、ここで新しい発見が。
いつも速く走りたいと思った日には幹線道路のルートを走るようにしていたのですが、幹線道路ということもあり時々信号に引っかかります。

川沿いの細い道は幹線道路横断時意外は信号がありませんので、川沿いをゆっくり走っても、幹線道路をがしがし走っても、結局タイムはほぼ同じになるということが今回発覚。

こりゃ、川沿いゆったりコースが正解ですね。

2週間ほどもやもやしていたドッペルゲンガー現象ですが、最後にはしょうもないオチが待っていた、というお話でした。

お後がよろしいようで。

 

コメント

  1. ミミガー老爺 より:

    ドッペルゲンガーとは自分で自分自身の姿を見る幻覚の一種との事のようですが
    ハリガネハンガーしか縁のない私でも20代の頃に似たような体験がありました。
    寝ていて見えない筈なのに寝ている自分の背中がはっきりと見えていて不思議な
    感覚を覚えた記憶があります・・・これもドッペルゲンガーと言えるのかどうか?
    側頭葉の一部を刺激すると発現する幻覚らしく横向きで寝たせいかもしれません。
    ちなみに・・・お二人の走った道路をつなげると無限ループになりますね・・・

  2. より:

    芥川龍之介氏が、自宅の庭から自室の机に座る自分自身そっくりのドッペルゲンガーを見たそうで、そのドッペルゲンガーは、芥川氏がおいっ!!と……声を掛けると…ザッと立ち上がって部屋の奥にサッと姿を消して後の芥川氏は…
    古来から日本では、ドッペルゲンガー現象の事は離魂病と呼ばれて、非常に不吉な前兆を示す事でした。
    神道関連の本で読んだ事が有ります。(-_-)

  3. おとーさん より:

    >老爺さん
    何とも奇妙な体験をされているのですね・・・。
    子供の頃ならいざ知らず、大人になってからの体験となると、気になりますね。
    無限ループ、確かにです・笑

  4. おとーさん より:

    >♪さん
    何ともぞっとする話ですね・・・。
    ただ、確かに本来は「自分自身の姿を見ること」でしたね。
    私のは自分ではなく他人でしたので、正確にはドッペルゲンガーではなく。
    って、そもそも同一人物だったので何も不思議な話だったわけでもなく。
    何ともいい加減な話でお粗末様でございます・汗

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