遂に登場です。
フィジークから3Dプリントサドルが登場してから早4年以上が経過しました。
まずはレース向けのスタンダードなアンタレスから開発がスタートし、続いてショートノーズサドルのアルゴへと続き、そして今回ようやくエンデュランスモデルのアリアンテが登場することになりました。
完成車に付属していることが多いのがアンタレスなのですが、私の場合体の柔軟性もないことからフィジークであればアンタレスが合いますので、今回の新製品発表はちょっと気になっています。
お高いんですけどね・・・。
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■ フィジークからエンデュランス向けの3Dプリントサドルが登場(TEMPO ALIANTE R1/R3 ADAPTIVE)
1. フィジークサドルの選び方
フィジークでは、サドルの選び方を科学しています。
スパインコンセプトと呼ぶものなのですが、これが今だと公式サイトでも丁寧に紹介してくれていないんですよね・・・。
以前は専用のアプリが配信されており、アプリを使って体の柔軟性を計測することにより自分に合ったサドルを紹介してくれていました。
ただ、スマホのネイティブアプリの悲しい定めとして、年月の経過とともにサポートされなくなり、今ではダウンロードすることはできなくなっています。
スマホのOSアップデートに合わせたアプリのメンテナンスもコストがかかるばかりなわけで。
仕方ないことではあるのですが。
今は本国の公式サイトで推奨サドルを教えてくれるサービスが残っているのですが、「なぜそのサドルが選択されたのか」の説明がないので、納得感がないんですよね。
なるべく物事をシンプルにすることも大切だとは思うのですが、結果に納得感がないと消費者は動かないと思うのですが・・・。
さておき。
スパインコンセプトとはざっくりこんな感じになります。
- 体の柔軟性が高い人はスネークタイプ。手が床にきっちり着くような人ですね。この人は「アリオネ」がマッチ
- 体の柔軟性が「そこそこ」の人はカメレオンタイプ。背中が90度くらいは前屈できる人ですね。この人は「アンタレス」がマッチ
- 体の柔軟性が低い人はブルタイプ。背中や腰が90度も曲がらず手が床に全く届かない人でして、この人は「アリアンテ」がマッチ
- 体重が軽量な人や巡行速度がそこまで早くない人はサドルの幅は「レギュラー」
- 体重が重い人はサドルの幅は「ワイド」。但し重量級でも巡行速度が速い人はレギュラー幅がマッチするケースもあり
これが以前はアプリで計測できました。
私はブルで軽量級なので、レギュラーサイズのアリアンテがマッチする人です。
但し、上記のような根拠に拘らない人であれば、普通にWebサイトの推奨に従えば問題はないです。
私がサドルファインダーのサイトで入力して試したところ、やはり推奨サドルはアリアンテのレギュラーサイズでした。
2. TEMPO ALIANTE R1/R3 ADAPTIVEの特徴
ということで、フィジークの売り文句がこちら。
fi’zi:kを象徴するエンデュランス・サドルが究極の進化を遂げました。
20年以上に渡って、一日中快適な乗り心地を提供する、他に類を見ないサドル、「Le sofa」の異名を持つALIANTE(アリアンテ)。そのエンデュランス・サドルのマスターピースが、TEMPO ALIANTE ADAPTIVE(テンポ・アリアンテ・アダプティブ)という、さらに次世代の進化を果たし帰ってきました。
快適性を売り文句にしているわけで、ちょっと気になりますね。
私は自転車を趣味にして、気づけば30年は経過する人間だったりするので、お尻の痛みにそこまで悩まされるタイプではないのですが、それでも快適であることに越したことはありませんからね。
- 3Dプリント技術によりエストラマー素材を格子状に配置、サドルの可変性を高めることにより優れたクッション性、衝撃吸収性、振動減衰性を実現
- サドルをゾーニングで分けることにより、機能性の異なるゾーン配置を行い、それぞれ必要なクッション性とレスポンスを生み出す設計を行い、ペダリングの邪魔をすることなく快適性を実現
- アリアンテのウェーブ形状により、長時間持続可能な快適性を提供
- 重量配分を改善させることで、サドル表面全体の快適性を向上させ、最大圧力を60%低減することに成功
こいやって売り文句を見ると、欲しくなってしまいますね・・・。
ラインナップはカーボンレールの R1と、Kiumレールを採用したR3の2種類。
コメント
私もサドルはフィジークのアリアンテ デルタにメッシュカバーを被せ
遠目には ADAPTIVE に見えなくもない?という代物を愛用しています。
ミニベロにも同じくfizi:k の ARGO TEMPO R3 を使用しているほどの
フィジーク好きですがデザイン的にプロロゴも好きで使用してました。