プロテイン戦記 〜第二章〜 夜の闇に浮かぶ乳糖という真の敵に気づく

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■ なぜプロテインを飲むとお腹がゴロゴロするのか

ロングライドを行った夜。

なぜかしょっちゅうお腹がゴロゴロするようになりました。

それこそ、最初はハイポトニック飲料に含まれて入るアミノ酸が悪さをしているのか、ライド後に調子に乗って飲んでしまったビールのせいなのか、何が犯人なのかも理解できていませんでした。

(1) ホエイプロテインはお腹がゴロゴロする?

で、色々と調べてみると、私のお腹がゴロゴロする原因はどうやらプロテインにあることにたどり着いたわけです。

プロテインが怪しいのでは?と思ったきっかけは、ライド後に飲んだプロテインの量が多い日と少なめの日で症状に違いがあることに気づいたからです。

壊れた筋繊維の修復の為にプロテインが必要なんだよ、と言われても、どうしてもそれまで持っていた筋肉マッチョの為の飲み物、という変換が頭の片隅にこびりついて離れなかったため、

  • 50km程度のショートライドの日はスプーン1杯だけ
  • 100km程度のロングライドの日はスプーン2杯
  • 100kmかつ1000m超の獲得標高の日は用法通りの1食分、スプーン3杯

と飲み分けていたのですが、どうやらスプーン1杯の日はゴロゴロ少なめ、3杯の日はかなりゴロゴロする、という違いに気づいたのです。

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調べてみると、ホエイプロテインでお腹がゴロゴロする人は、

  • 過剰摂取
  • ホエイプロテインに含まれる乳糖が体に合わない(乳糖不耐症)

なんだそうです。
私の場合は後者なんでしょうね。

対策としては、

  1. 牛乳にも乳糖は含まれるので、牛乳ではなく水で溶かして飲むようにする
  2. ホエイプロテインでも、乳糖がほぼ除去されるWPI製法のものを購入する
  3. ソイプロテインはそもそも乳糖を含まないのでソイプロテインに切り替える

といったところがあるそうです。

(2) 被験体Aになってみた(プロテイン摂取とお腹ゴロゴロの関係)

そんだば、ということで色々と試してみました。

  • 牛乳にカップ2杯(用量の2/3)・・・30分後くらいにはお腹ゴロゴロ。夕方飲むと夜くらいにはトイレにレッツGO
  • 牛乳にカップ1杯(用量の1/3)・・・飲んだ後はゴロゴロきませんが、夕方飲むと夜にはお腹ゴロゴロ。トイレに行かないで堪えられる日もあれば、そうでない日も
  • 水にカップ1杯(用量の1/3)・・・夕方飲んで夜には少しお腹ゴロゴロするかな?くらい。トイレに行く必要なっしんぐ! でも、味に難あり。溶けたバニラアイスを水で薄めた感じ。
  • 水にカップ3杯(1食分の用量)・・・30分後くらいにはお腹ゴロゴロ。トイレに行かないで堪えられる日もあった。 味は1杯の時よりは濃いめだけど、溶けて薄めたバニラアイスという分類から抜け出すには至らず。やっぱり美味しくない。

1食分の用量よりも少なめで、水に溶かせばそこまでひどくないということは分かりましたが、味は牛乳に溶かした方が美味しいんですよね。
そもそもがっつりロングライドの場合はスプーン1杯だけだと少し物足りないわけで。

(3) 乳糖を含まないプロテイン食品は?

乳糖を含まないWPI製法のプロテインについても調べてみたのですが、コストが高くなるので少し躊躇ってしまいます。2〜2.5倍にコストが跳ね上がります。

(1杯80円のホエイプロテインならお安いもんだ、みたいに偉そうに言っておきながら差額120円をケチるのか、という話ですが、なんか気分的に、ね・・・)
で、ホエイプロテインとの戦いをどのようにこなしているかというと。

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ライド中にもしゃもしゃ補給しています。
ライド後は、スプーン1杯プロテインを補給。

トータルでそこそこの量を摂取するように切り替えてみました。

これだとプロテインも補給しつつ、お腹ゴロゴロの度合いも小さめで済むことに。

ただ楽になるといってもそれは比較論に過ぎないわけで。
お腹ゴロゴロがゼロになるわけではありませんでした。

恐るべし乳糖の力。

つづく。

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