■ タイムのペダル(XPRESSO4)をAmazonアウトレットで購入

しれっと購入してしまいました。
拙ブログの過去記事をご覧頂いたことのある(数少ない)方からは、「おいおい・・・。お前さんあれだけSPDペダルが最高って連呼してたじゃねーか」というツッコミが入ること必定。

いやー、過去記事知ってる人の方が少ないだろうしー、としれっと黙って書こうかな、と思ったりもしましたがさすがに心苦しいので過去の記事もご紹介。





はい。
「週末ローディーにはSPDペダルが最適」と言い切ってますね・笑

今回は色々と思うところもありタイムのロード向け3穴ペダル購入に至りましたが、その辺りをうだうだ書いてみたいと思います。







1.【理由その1】SPD-SL等三穴ペダルがロードバイクに最適なのか知りたくなった

色々なブログを読み漁ると、ローディーのペダル事情はこんな感じで大別されるでしょうか。

  • SPD-SL等3穴ペダル、スピードプレイ一本でやってます!
  • 輪行や出先で歩き回る時にはSPD、それ意外はSPD-SL等で使い分けてます
  • SPDペダルが最高!

おそらく、一番目が多数派でしょうか。
何事もTPOだよね、という大人な使い分け派がそれに続く感じで、私のようなSPD一本槍は少数派な気がしています。

で、ふと思ったわけです。

「オリンパスのカメラ使ってるからって、ニコンのカメラを買ってはいけないわけじゃないよね」と。



分かりにくいですかね・・・?



「ニコンのカメラ使ってるからって、キヤノンのカメラ買いましたらダメって話はないよね」
「ライカのカメラにツァイスのレンズをつけたっていいじゃない」
の方が伝わり易いですかね。


「フルサイズ カメラ使ってるけど、旅行にはやっぱりマイクロフォーサーズが最適だよね」が近いのかな?


・・・


失礼しました。


・・・


何が言いたいかというと。
ロードバイクのペダル論争以上に、時に過激になるのがカメラのメーカー談義。
俗に「信者」と呼ばれる方々は、自分が使っているメーカー以外のことをクソ味噌に中傷します。
私も気づけば20年以上、どっぷりカメラの魅力に浸かってきた人間なのですが、たどり着いた結論は、「TPOで使い分けたらええやん」でした。

キヤノンのAF一眼を手始めにMFキヤノンに走り、小型なオリンパスOMに惹かれ、ペンFにも手を出し、食わず嫌いだったニコンのMFを使ってみたら止められなくなり、モノクロスナップならライカだよねー、でもレンズはコシナツァイスも良いよね、とそりゃもうずぶずぶと沼にハマりました。
(お陰様で懐は常に寂しい状態でしたが・汗)

そんなアホみたいな来歴のある人間が、何SPDペダル一本にこだわっとるんや?と気付いてしまったわけです。

試してみて合わなかったらSPDに戻れば良いし、気に入ったら使い分ければ良いだけだし、と。


途中から何だかよく分からない話になってましたね・・・。



2.【理由その2】「膝に優しい」タイムのペダルを試してみたくなった

で、実はそれ以上に気になっていたのがこちら。
「タイムは膝に優しい」です。


timepedal-50



もう発売からかなりの時間も経過していますので、詳しい説明は他ブログに譲るとして、タイムのペダルはフローティング機構を採用している為、クリートとペダルががちがちに固定されるわけではなく、クリートが固定された状態でも「遊び」が生まれるそうで、結果的に膝に負担がかかりにくいそうです。

それこそアマゾンのレビューとか見ると、「SPD-SLから変えたら膝の痛みがなくなった」類のコメントが大量に確認できます。

私は現在SPDペダルを使っていますが、クリート の取り付け位置やサドルの高さ等、色々と試行錯誤を繰り返しているのですが、右膝の違和感だけは完全に消し去ることができていません。

現在の二台目のバイクに乗り換えてから膝の痛みが気になることはあまりなかったのですが、最近になったタバタトレーニングのように負荷の高い乗り方をするようになった頃から、膝の張りが気になるようになりました。


サドルの高さを慎重に調整したり。




クリート ウェッジを導入したり。




地道な改善活動により、現在は「痛み」が出ることはなくなったのですが、バイクを降りた後に微妙な「張り」はどうしても残ってしまうのです。

左膝はまったくないんですよね。

もっとセッティングを追い込めば解消できそうな気もするのですが、タイムへのペダル変更で一発解決できたら楽ちんだよな、というのが正直なところだったりします。

で。
実はこの膝観点からすると、ロード向けの3穴ペダル(XPRESSOシリーズ)である必要はなく、新登場したばかりの2穴ペダル(CYCLOシリーズ)でも良かったんです。





ただ、残念ながらまだ日本国内では流通開始していないようで、晩秋にならないと入荷も見込めそうにないということで、せっかくなので最初の「3穴ペダルも気になるし」という点と合わせて、EXPRESSOシリーズに手を出してみた、という話になります。


3.【理由その3】足回りの軽量化

これもタイムのEXPRESSOシリーズ購入の背中を押してくれた要因の一つですね。
よく言われる話ですが、タイムのペダルはとにかく軽量です。


ペダル 重量 クリート重量 総重量
XPRESSO 12 80g(片側) 88g(ペア) 248g
XPRESSO 7 99g(片側) 88g(ペア) 286g
XPRESSO 4 115g(片側) 88g(ペア) 319g
XPRESSO 2 115g(片側) 88g(ペア) 319g
PD-R 9100 228g(ペア) 71g(ペア) 299g
PD-R 8000 248g(ペア) 71g(ペア) 319g
PD-ES600 282g(ペア・実測) 80g(ペア・実測) 362g


ペダルだけ取り上げると、XPRESSO2でもシマノのアルテグラよりは軽量で、デュラエースに肉薄する軽量さです。

ただ、クリート (ネジやワッシャー込み)に関してはタイムの方が20gほど重たいようですので、全体重量だとタイムの廉価ペダルがデュラエースを上回ることにはならないのですが。

ただ、それでもアルテグラと同等の重量が実現できるのですから、すごいですよね。
現在使っているSPDペダル(PD-ES600)と比較すると、クリート込みで43g軽量化されることになります。



4. 無事購入するも使えない・・・(Amazonアウトレットの罠)

そんなこんなで購入してしまいました。





購入したのはXPRESSO 4。
お値段とのバランス考えると、この辺りが良いよー、というお勧めをよく見かけましたので。
で、今回もAmazonで購入したのですが、たまたま在庫があったAmazonアウトレットで購入しました。




Amazonアウトレットは、倉庫内で梱包に傷を負った商品・お客様から返品された商品のうち、商品の状態が良いにも関わらず、Amazon.co.jp の厳密な基準では新品として販売しないものを「アウトレット品」という扱いで、お手頃な価格で販売しています。
 


当然、常にラインナップされているわけではありませんが、ロードバイク関連の場合、おおよそ20%くらいはお安くなっている模様です。


timepedal-01


今回購入したのがこちらですが、「検品済」のシールが貼ってありますね。

で、どの辺りがアウトレットだったかというと。


timepedal-02


箱の角が少しヘタっていたり。


timepedal-03


少し折れ目がついていたり。


timepedal-04


フィルム部分が少し穴が空きかけていたりしました。

はい。


海外通販だったら、胸を張って「新品です」と売られているようなレベルですね。


これで20%引きならお得なもので。

当然、クリートもペダルも新品で、使用された形跡はありません。


timepedal-05


timepedal-09



ただ、落とし穴が一つありました・・・泣


timepedal-20


ワッシャーが一つ欠品していたのです・・・。


当然、通常であれば返品すれば良いのですが、問題はアウトレット品であるのと、相手がAmazonであることから、返品=返金処理が行われることとなります。

代替品が欲しければ通常価格のものを購入し直すことになり、お得感がなくなってしまいます。

ワッシャーは、新品でクリートを購入すれば付属で付いてきます。
アウトレットのペダルと、Amazonで通常販売されているペダルの料金差額で、新品のクリート が一つ購入できてしまいます。

それなら、クリートを買った方がお得ですよね。


ということで、新品ペダルを取り付けてほくほくするはずだった週末が、少し悲しい結末を迎えてしまうことになりました。


以前SPDペダルを購入した時も、ペダルが固着して外れずにすぐ交換できなかったことがありましたが、ペダルを購入した場合はお預けを喰らうのがジンクスになりつつあります。。。





しょんぼりしつつ、Amazonで注文したクリートが届くのを待ちたいと思います。







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