TIMEのペダル。
私も2020年頃から愛用していました。
独特の機構から膝に優しいんですよね。
その後2021年になると事業不振を理由に、フランスのロシニョール社はペダル関連の技術・特許をスラム社にに売却しました。
同年7月にはスラム社はポルトガルにTIMEのペダル工場をオープンすることになったのですが、その後はあまり活発な動きは見られず、TIMEペダルがどうなるのか危ぶまれていました。
いかんせん、ロードバイク業界全体が勢いを失っていますからね。
そんな中、遂にスラム社はTIMEペダルのラインナップを刷新して、声高に復活を宣言してくれました。
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■ TIMEのペダルがようやく復活
1. ペダルラインナップを整理して再出発
スラム公式の発表がこちら。
TIMEペダルは、新しい外観と選りすぐりの新機能を備え、サイクリングの目標達成のために軽量で人間工学に基づいたペダルシステムを提供します。
ロードとMTBペダルのラインナップを再編成し、シンプルにしたことで、モデルを比較しやすくなり、最適なペダルを選びやすくなりました。また、最も人気のある高性能ペダルにも機能を追加しました。
ちなみに、ロード用ペダルに関しては、昨年時点のラインナップはこんな感じでした。
モデル | ベアリング | シャフト | ボディ | 重量 |
XPRO 15 | セラミック | 中空チタン | カーボン | 87g |
XPRO 12 | スチール | チタン | カーボン | 94g |
XPRO 10 | スチール | 中空スチール | カーボン | 113g |
XPRESSO 7 | スチール | 中空スチール | カーボン | 99g |
XPRESSO 4 | スチール | スチール | コンポジット | 115g |
XPRESSO 2 | スチール | スチール | コンポジット | 115g |
このロードペダルのラインナップについては、微妙に変更してきました。
モデル | ベアリング | シャフト | ボディ | 重量 |
XPRO 12SL | セラミック | 中空チタン | カーボン | 87g |
XPRO 12 | スチール | チタン | カーボン | 94g |
XPRO 10 | スチール | 中空スチール | カーボン | 113g |
XPRESSO 6 | スチール | スチール | カーボン | 115g |
XPRESSO 4 | スチール | スチール | コンポジット | 115g |
XPRO15 が XPRO12SLに置き換わったイメージですね。
XPRESSO7 を無くして、XPRESSO 4/2 を XPRESSO 6/4 へと置き換えた感じでしょうか。
もっとざっくり整理・統合を図るかと思ったのですが、そこまで大きな変更ではありませんてした。
2. 残念なお話も
ただ、今回残念なお話も。
個人的に注目していた、グラベルシーンでの利用を意識した CYCLO シリーズは復活ならず、となりました。
世界的にオールロード、グラベルへとシフトしている今だからこそ、CYCLOシリーズが復活するのでは、と期待していたのですが。
まずは従来のMTB、ロードのラインナップを再整理するところから始めただけであり、追ってCYCLOシリーズが復活・・・とか、ならないですかねー。
コメント
こんにちは。相変わらずタイムのペダル使ってます。去年ベアリング交換してから、絶好調です。今では補修部品も手に入りやすくなりましたが、まあでもマイナーペダルなのはかわりありませんね(@_@;)
>ぶさん
消耗品の入手性考えると、やはりブランドは末長く継続して欲しいですよね。
私は今のところスピードプレイに落ち着いていますが、シマノのSPD-SLは未だに一度も使ったことがなく。
自分に合ったペダルでれば、マイナーだろうがメジャーだろうが良いんだと思います!