ロードバイクと写真は切っても切り離せない趣味な気がしています。
ライドに出かけるとついつい写真に残したい景色に出会うこともありますし、何より自転車そのものが「絵になる」最高の被写体ですからね。
ただ、ロードバイクに自立型のキックスタンドを取り付けるのはちょっと無粋、という風潮が強く、撮影の際には自転車を立てかける場所を探して右往左往するのもよくある話で。
そんな撮影用の便利グッズが海外で新たに登場しました。
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■ ロードバイク撮影用の携帯簡易スタンド(STINNER X MADE PHOTO STICK)
1. 携帯簡易スタンドの既存製品
そもそも論ですが。
ロードバイク専用の「格好良い」スタンドというのは、実現できないものですかね。
30年近く前にマウンテンバイクを初めて購入した時、私の最大の目的がツーリングだったことから、キックスタンドを取り付けてもらいたい旨告げた際にも、ショップの人には「キックスタンドなんて、マウンテンバイクには取り付けないものだよ」と注意されたものでした。
パニアバッグとかフル装備した自転車で旅行する際には、自転車を都合よく立てかけられる場所が見つかるとは限らないわけで、私的にはスタンドを取り付けないという選択肢はあり得ませんでした。
その後初めてロードバイクを購入した際にも、クイックリリースに共締めするタイプのキックスタンドを取り付けて使っていましたが、日帰りで乗る分にはスタンドなくても良いかも?と思うようになり、今ではスタンドなしでロードバイクに乗っています。
ただ、ロードバイクを撮影する際にはスタンドはとても便利なもので。
おそらく、ロードバイク界隈でもっとも有名な簡易スタンドは、こちらのめだたんぼーではないでしょうか。
何より、透明なアクリルを採用していることから、写真撮影時に「消えていなくなる」というのが素晴らしいです。
ただ、「一本立ち」な支えかたになりますので、安定性はそこまであるわけではなく。
有名どころが制作している携帯スタンドとしては、トピークのフラッシュスタンドスリムXも有名ですね。
めだたんぼーよりは安定性があるようです。
とはいえ、個人的には「あともう一歩」何か物足りなさを感じてしまい、今まで購入に踏み切ることができませんでした。
そんな折、海外で発売されたSTINNER X MADE PHOTO STICKが、ちょっと物欲を刺激しています。
2. STINNER X MADE PHOTO STICK
モノはこちら。
めだたんぼー同様折りたたみ式となっています。
そして、もう一つの類似点として、クランクの穴に差し込む方式なのも同じ。
こちらの製品を作成しているのは、スティナーフレームワークス。
カリフォルニアにあるスチールフレームバイク、チタンフレームバイクを製造するメーカーだそうです。
スチールとチタンを扱う工房ということですから、今回の製品もスチール製。
そして近日中にチタン製のフォトスティックも限定版として発売されるそうです。
気になるお値段は59.99ドル。
こちらのサイトで直販もしていますので、日本からも購入可能なのですが、ここ最近の円安のおかげで日本円だと9,400円。
なかなか厳しいお値段ですね・・・。
ただ、安定性はめだたんぼーよりも高そうに見えます。
熟練の職人によるお手製ということでちょっと物欲を刺激されています。
チタン製とか、いったいいくらになるんでしょ・・・。
ちょっと気になります。
コメント
簡易スタンド、BB側のクランク付け根を乗せる台形の透明アクリル板が安く調達できます。Aliだと300円で売っていて、大き目サドルバッグやバックボケットに無理なく入るサイズです。
常用だと、カーボンフレームでは対応品が限定されますね。
私が通勤用ロードに付けているのは、ミノウラの「FMS-1 フラットマウントキックスタンド」(何故か公式ページ商品一覧に乗っていないが現行品)です。
>たかにぃさん
アクリル板、面白そうですね。コスパも高いですし。
ただ、パワーメーター付きペダルだと、クランク根本の径が大きいのでサイズ的に微妙かもですね・・・。
ただ、調べてくると自作している人とかも結構いるんですね。これは面白い。