先日購入したビッグボアチューブレスバルブ。
エアフローが従来の仏式バルブの2.3倍ということで、シンプルにポンピングする回数を半減させることができます。

地味な話ではありますが、ローラー台に乗る時には少し空気圧を高めにする必要があるので、ローラー前には必ずポンピングしますし、ライド前にも当然毎回空気を充填します。
週に何回も行う作業が軽くなるというのは、地味に満足度高いです。
そんなビッグボアライトチューブレスバルブですが、バルブヘッドと携帯ポンプとの相性を確認していないことに気づきましたので、今回は追加検証となります。
MUC-OFF ビッグボアチューブレスバルブと一部のねじ込み式延長チューブは相性が悪い
携帯ポンプ(LAND CAST)との相性
夏場は2ドリンクボトル体制になりますが、冬場はドリンクボトルは1本だけ。空いたボトルケージにはツールケースを差し込んで走っています。
ツールケースはランドキャストのロングタイプを使っていますので、収納できる携帯ポンプも比較的大型のものが収納可能。
そこで携帯ポンプとしては評価の高い、これまたランドキャストの携帯ポンプを使っています。
少し古いバージョンとなりますが、ほんとポンピングが楽なんですよね。
ランドキャストの携帯ポンプとの相性や如何に?
はい。
直付けに関しては特に問題ありませんでした。
深く根本まで咥え込んでくれます。
お助けチューブとの相性
今回問題が発覚したのが、写真に映り込んでいるお助けチューブ。
携帯ポンプをバルブに直付けして100回も200回もポンピングすると、バルブにもそれなりの負荷がかかることになります。
また、狭い空間に手を差し込んで作業を行うことになりますので作業性も高くありません。
そこで登場したのが、携帯ポンプのヘッドに固定して延長するお助けチューブ。
トライスポーツが販売しているもので、携帯ポンプとセットでよく使われる便利グッズですね。
で、残念ながらこのお助けチューブとは相性が悪いことが判明しました。
一見するときっちりはまっているように見えるのですが、最後まで捩じ込んでも隙間が生じてしまう模様。
この状態でバルブヘッドを開栓すると、「ぷしゅーっ」と根本から空気が抜けてしまい、ポンピングどころではありませんでした。
これはちょっと、致命的ですねー・・・。
実際に携帯ポンプの直付けでポンピングすると、そこそこバルブがぐらぐら動きますから、あまり好ましくないんですよね。
レザインポケットドライブとの相性
冬場以外の3シーズン、2ドリンクボトル体制で走る時に携帯しているのが、よりコンパクトなレザインのポケットドライブ。

こちらはポンプ本体の内部に延長チューブを内蔵していまして、使用時にはチューブを引き出して連結して使います。
そのため、お助けチューブがNGだったこともあり、こちらも使えないか!?とドキドキ。
ぴったりねじ込めました。バルブを開栓しても空気は抜けず。
実際にポンピングしてみると?
しゅこっ、しゅこっ、と問題なく空気を充填することができました。
良かった。
やはり、似たような延長チューブでも相性問題には製品毎の差がありそうですね。
結論。
お助けチューブとビッグボアチューブレスバルブには相性問題があるので、愛用している人は要注意です。
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