チューブレスバルブの革命はもしかしてこれが本命か!?(Fillfast Tubeless Valve)

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チューブレスバルブの革命が止まりません・汗

先日、Muc-Off のビッグボアチューブレスバルブを購入しまして、「従来の仏式バルブよりも230%のエアフロー」を日々体感しています。

【製品レビュー】チューブレスバルブに変革を(MUC-OFF ビッグボアライト チューブレスバルブ)
先日はついつい嬉しくなって勢いで投稿してしまいましたが、改めてビッグボアチューブレスバルブを組みつけてみましたので、各種インプレッションをまとめてみたいと思います。MUC-OFF ビッグボアライトチューブレスバルブ(ショートインプレッション...

単純な話、フロアポンプをポンピングする回数が半分以下で済むわけですが、実際に使ってみるとその点については嘘偽りなし。
ほんと回数減るのでめっちゃ楽です。

まだ経験していませんが、これが出先で小さな携帯ポンプでポンピングすることを考えると、そちらも回数が少なくなるわけですから、エアフローが増すことにはメリットしかありません。

なのですが、更に同様の製品が発表されました。
実はこっちの方がお手軽で良いかもしません。

Tru-Tension から新しいチューブレスバルブが登場(Fillfast Tubeless Valve)

Tru-Tensionとは?

そもそもTru-Tensionとはどういった会社なのか、という話なのですが、比較的新進気鋭、新しい英国の会社となります。

モーターサイクルや自転車関連の製品を発売していますが、ロードバイク界隈だと最近日本でも発売されるようになったタイヤモンキーがこちらの会社の製品となっています。

TYRE MONKEY | TRISPORTS
1,870円 (税別価格 1,700円)特許出願中のタイヤ モンキーは、手がホイールに対して 90 度に保たれるため、スポークに手をぶつけることもなく、誰でも最小限の労力でタイヤの取り外しと装着を簡単に行うことができます。

実は早速私も購入したのですが、レビューなどはまた改めて・・・。

Fillfast Tubeless Valve(フィルファーストチューブレスバルブ)

こちらが Fillfast チューブレスバルブ。

至ってシンプルです。

エアフローは仏式バルブの3.75倍

で、技術的なことはあまり説明がないのでよく分からないのですが、公式曰く、「標準的な仏式バルブの3.75倍のエアフローを実現」だそうです。

ここ最近登場した「チューブレスバルブのエアフローを増やす」バルブを比較してみても、最大効果を謳いますね。

  • Muc-Off ビッグボアライト・・・2.3倍
  • シュワルベ CLIKバルブ・・・1.5倍
  • Tru-Tension Fillfast・・・3.75倍

お値段もリーズナブル?

お値段についてですが、シュワルベCLIKバルブのみ国内販売価格が決定していますが、その他はまだ未定。

Muc-Off は在庫なしですがワイズロードオンラインには8910円で載っていますが、これが最終決定なのかは未定ですね。

Tru-Tension Fillfast チューブレスバルブについては、CLIKバルブと同じような価格と予想しています。

  • Muc-Off ビッグボアライト・・・40£ (8910円?)
  • シュワルベ CLIKバルブ・・・5280円(40mm)
  • Tru-Tension Fillfast・・・25.99£
  • コンバージョンキット・・・15.99£

ただ、実は私が「これが本命なのでは」と思う理由が、Fillfast チューブレスバルブについては、コンバージョンキットが用意されている点です。

Fillfast コンバージョンキット

コンバージョンキットがこちら。

要するに、本当に仏式バルブの先端のみ交換するキットが用意されているわけです。

先日購入したビッグボアライトチューブレスバルブも、既存のチューブレスバルブの先端に後付けすることができてしまうことが判明しました。

現在のところ、Muc-Off からは、こうした「先端のコアパーツのみ」を販売する予定はなさそうなのですが、Tru-Tension は最初からコンバージョンキットとしてコアパーツのみ提供してくれるとのこと。

これはユーザーにとってはでかい話ですよね。

当然、チューブレスバルブもリムに取り付けるゴムパーツが劣化したりしますので、定期的な交換は必要。
そう考えると「全てまるっと交換してくださいね」というメーカーの言い分は分かるのですが、根本のチューブレスバルブ本体は、各社からリーズナブルに入手することが可能。

先端のエアフローを最大化させる、従来のバルブコアの代替となるコアパーツのみ販売してくれるなんて、なんて良心的なんでしょう。

こうなると、シュワルベのCLIKバルブは、ちょっと厳しいですね・・・。
エアフローも他2社よりも小さな改善に留まる一方、フロアポンプの先端部品は専用品に交換する必要があります。

Muc-Off と Tru-Tension の2製品は現在利用している仏式バルブ用のフロアポンプがそのまま使えるわけですから、シュワルベは優位性があまりないですね。

これをきっかけに、Muc-Off もビッグボアの先端コアパーツのみの販売に踏み切ってくれると嬉しいのですが。

ちょっとチューブレスバルブ界隈のこれからが楽しみになってきました。

 

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