新しいSPDシューズを購入(Fizik TERRA BOA レビュー)

この記事は約5分で読めます。

Fizik TERRA BOA購入

最初はシマノの SPDシューズ RT-5 を買う気満々だったのですが、あれやこれやあって、Fizik TERRA BOA 購入となりました。

仕事の早いAmazonさん。
購入翌日には無事到着。

到着の日は奥様が飲み会ということで、私がお風呂に入っている間に子供が商品を受け取ってくれていました。

はやる気持ちを抑えつつ、晩御飯を食べさせ、子供達が寝静まってから開封することに。
ご対面であります。

x5_boa_03

なんか、シックでお洒落ですね。

今時のガジェットと同じく、内箱はスライド式。

x5_boa_04

箱の質感が高いわけでもないのですが、ちょいちょいお洒落さんです。

x5_boa_05

単に抑えの蓋がハマっているだけなんですね。

x5_boa_06

ようやくご対面です。
ま、ショップでお試しもさせて頂いていたので、何か意外性があるわけではないのですが。
なぜかこのサイズだけ一点限りでお安くなっていたので少し心配していたのですが、特に傷があるわけでもなく、綺麗な新品でした。

x5_boa_07

この赤の差し色がお気に入りです。

x5_boa_08

ソールもがっちがちに硬いです。
シマノで言うところのソール剛性はどの程度なんでしょ。

ソールは「インジェクテッドカーボン / TPU コインジェクテッドスタッド」だそうです。
赤い部分が TPU で、ソール全体がカーボンなんですかね。

Fizik の MTB シューズとしては、上にX3、X1という上位モデルがありますので、Fizikとしてはエントリー〜ミドルクラスの製品になるようです。

x5_boa_09

x5_boa_10

こちらが今回もっとも魅力を感じたBOAダイヤル。
お店で試着している時、私も年配のおじさまから「最近そんなほそーい紐みたいなのが多いよねー。それって切れたりしないの?」と突然話しかけられました。

いやー、私も使ったことないんで分からないんですよー、と返しておきましたが、途端に不安に。

確かにこれって切れたらどうすんだろ、と。

ま、そんな不安は杞憂なようで。
普通に個人で交換できるようですね。
丁寧にFizikの商品ページに記載がありました。

 

【BOAダイアルの保証について】

BOAダイアルについて、保証交換が必要な場合はBOA TECHNOLOGY JAPAN株式会社まで保証申請していただき、交換部品を入手いただければお客様自身で交換が可能です。

これで万が一切れても安心です。

x5_boa_11

さて。
お楽しみの軽量タイムです。

x5_boa_12

クリート装着前だと、282gでした。
左右どちらも同一。

x5_boa_18

クリート装着後がこちら。
クリートって、片足で24gなんですね。

今まで履いていたクリッカーシューズはクリート付きではありますがこちら。

x5_boa_13

片足で約100gの軽量化ですか。
これは結構すごいかも。

x5_boa_14

サイズは同じなのですが、足裏のボリューム差がすごいですね。
ここまで違うかと。

x5_boa_15

だいぶすっきりしますね。

ちなみに中に入っていたソールはこちら。

x5_boa_16

正式には「フィジーク・サイクリングインソール」というそうです。

x5_boa_17

裏面は2箇所異なる素材が使われていて、以外と凝っていますね。

同じサイズとはいえ、ソールのサイズから何から全く異なるので、次の週末にロングライドに出かけたのですが、20kmほど走っては少しずつクリート位置を調整して、100km超えたあたりでようやく思い通りの取り付け位置を探り当てることができました。

以下、ざっくりレビューです。

  •  クリッカーシューズでは、百均で購入したソールを一枚追加して使っていた為、今回も一枚低反発ソールを追加して使用。ソールを一枚追加した方が足全体がぴったり靴にフィットするので、ペダリングの際のブレが少ない。但しフィット感の高いが故に、100kmほど走ると足の側面あたりが少しスレて痛くなってきた。
  • 最後の15km程度、追加したソールを外して走ってみると、足の側面や甲に適度なスペースができる為快適。靴全体のフィット感は落ちるものの、ペダリング時に足が靴の中でズレるようなこともなく、それはそれでアリかも。
    次回ライド時にはソール追加なしで走って比較してみることにします。
  • 通気性はそこそこある。30kmを超えると靴の中に風を感じることができ、40kmを超えると靴の中の空気を入れ替わる位の通気性はありそう。
    気にしていたソールの硬さについては、ペダリングした時のダイレクト感は確実に上昇。反面、ライド中に足がしびれるようなことはないが、ライド終了時に足裏全体に少しダルさを感じる程度に疲労が。ソールの硬さについてはマイナス要素よりはプラス要素の方が大きく感じられた。
  • 歩きやすさはさすがに低下。とはいえ、SPD-SL のようなペンギン歩きになることもなく、普通に歩ける。今までのクリッカーシューズは普通のシューズとほとんど違いがなかったので、今までが快適過ぎただけですね。
    このシューズで1km歩けと言われると嫌だな、とは思いますが、コンビニに寄ったり、ランチで歩き回ったりというレベルでは何の問題もないですね。輪行程度なら特に苦もなくこなしてくれそうです。

ソールの剛性が上がったことが、走りにどの程度の違いをもたらしてくれるのかについては、もう少し時間をかけてみないと何とも言えませんが、シューズが軽くなったことも手伝ってペダルを軽快に回せるようになった気がします。

2年前の自分に、「初めてのSPDシューズ」で何を進めるかと言われれば、変わらずクリッカーシューズをお勧めすると思いますが、今の自分にはちょうど良いシューズに出会えたような気がします。

これでライドの楽しみがまた1つ増えました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました