■ SPDシューズ新調に思い至る

お買い物が続きます。
まー、月々のお小遣いは漏れなく自転車関連に突っ込まれ、綺麗に消えて無くなりますね。。。
ほんとお金のかかる趣味でございます。

今回のお買いものはSPDシューズとなります。

きっかけはローラー台の購入だったりします。


ELITE QUICK MOTION到着 : 昔チャリダー今ローディー


ローラー台購入直後は上手に乗れずにバランスを崩したりするリスクもある為、いきなりSPDシューズで足を固定するのではなく、普通のシューズで乗った方が良い、というのが先人の有難い教え。
すぐに足をつけるようにしておかないと、ですよね。

そこで目についたのが、今までスピンバイク に乗る時に履いていたシューズです。


リーディングエッジ スピンバイク レビュー : 昔チャリダー今ローディー


裸足のままでも履けますし、とても重宝してきました。

なのですが、シューズ全体がゴム系の素材(
EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂))でできていますので、見た目以上にソールは柔らかいです。


x5_boa_01


x5_boa_02


厚底に見えますが、それなりにソールは柔らかめです。


で、このシューズでSPDペダル(PD-ES600)を漕ぐと、まー力が逃げる逃げる・・・。
大きくて平らな靴底で、小さなペダルを踏みつけることになりますので、ペダルが靴底にめり込むんですね。

こんなにも「漕ぎにくい」ものだとは思いませんでした。


その為、昔スポーツジムで使っていたランニングシューズに履き替え、ある程度慣れてきたらSPDシューズに切り替えてローラー台練習は事なきを得ることに。





そんな一連の体験を経て、「そろそろソールがもう少し固いSPDシューズにしても良いかも」なんて思うようになったのです。

ソールが硬いとペダリングの力が効率よく伝わる反面、足は疲れやすくなるのでしょうが、そろそろステップアップしてみても良いんじゃないかな、と。



■ BOAダイヤルに感動


いちおう最初にお断りを。
最初っから SPD-SL にすることは考えていません。
もともとクリッカーペダルからゆるーくビンディングデビューしたのですが、その後PD-ES600にステップアップ。


SPDペダル(PD-ES600) 実走レビュー : 昔チャリダー今ローディー


このペダルには何の不満もありません。
軽いですし。
今まで使っていたクリートはクリッカー用をそのまま転用していたので、PD-ES600に付属していたシングルクリートは使わず、マルチクリートのまま。
それでも、足の固定に関しては全く不満はありません。
これ以上足を固定する必要ってありますか?というのが個人的な感想なんですよね。

ペダリングが上達していない状態で足をがっちり固定してしまうと、膝痛めそうですし。

ただ、改めてショップに出かけてシューズを眺めていると、SPD-SL って良いなー、なんて思ってしまうんですよね。

商品ラインナップは豊富ですし、お手頃価格の商品も多いですし。

対してSPDシューズは不遇なもので。
私がこれまで履いてきたような、スニーカーやトレッキングシューズスタイルの、ソールの柔らかいものか、MTBレースで使用するような上位モデルに綺麗に二分されていて、両極端なんですよね。

今回の私のように、クリッカーシューズは卒業しても良いけど、がっちがちのレースモデルでなくても・・・、という人向けの商品がまー少ないこと。

ちなみに私が現在履いているシューズは、シマノクリッカーSH-CT80。
シマノが規定するソール剛性は「3」ということで、最も「柔らかいソール」の1つに位置付けられる製品になっています。


[CLICK 3]シマノ クリッカー(CLICK'R PD-T700 & SH-CT80)レビュー : 昔チャリダー今ローディー


そのお陰でとても歩き易いですし、ロングライドでも足裏に疲労が溜まるようなことはありません。
週末ローディーで、ファンライドを楽しむような人にはとっっっってもオススメですし、今だにその観点からは特に不満もありません。

とはいえ、もう少し「がしがし」漕ぎたい時用ということで、ソール剛性の高そうなものを探してみると、シマノ製品だともう二択です。
RT-4 か RT-5 。
今回は RT-5 に目をつけました。
こちらはソール剛性は「5」となります。



今現在もシマノシューズを履いていますので、おそらく同じサイズを選べば問題ないとは思いますが、片やシューレース、片やベルクロと違いがありますので、一度実店舗にお邪魔して試着してみることにしました。

実際に履いてみると、ソール剛性の違いはわずかに「2」ではありますが、その数字以上にソールの硬さを感じます。
これは良いなー、なんて思いながらふっと商品棚に目をやると、こちらの商品が目に飛び込んできました。





シマノのMTBレース用のシューズ、SH-XC7です。
※ブログ記事作成後にAmazon見ると、既に在庫なくなっていてワイドサイズしか残っていませんね。
レースモデルということもあり、ソールの剛性は「9」。
ついでに試着してみますが、「硬い」ことは分かりますが、「5」と「9」の違いになると、普通に履いて歩いたくらいでは今ひとつピンと来ませんでした。

確かにXC-7の方が硬い・・・かな?というレベル。
おそらく、がしがしペダル回して、実際の利用状況に照らしてみないと分からないんでしょうね。

ですが、そこで私を惹きつけたのはソールの硬さ云々ではありません。

BOAダイアル。

何これ、
めっちゃ便利!!

私、知らなかったのですが、BOAダイヤルってそれで1つのテクノロジーで、各社製品に提供されている独立したパーツだったんですね。

Innovation | The Boa® Fit System




フィットの未来を再定義する。




何そのキャッチフレーズ。

格好良いっす。

締め付け感もちょうど良いですし、緩めるのもダイヤルをカチッと引くだけ一発。
今までがシューレースだったから余計にその便利さに感動してしまいました。


うん。
BOAダイヤルのシューズにしよう。


もうすぐに決心しましたね。

ただ、いきなりレースモデルっていうのもなー、と。
お値段も諭吉さん2人分ほど。

悩みつつ店内を巡るも、他にSPDシューズでソールの堅そうなものは、MAVIC か Fizik くらいしかありませんでした。
ほんとラインナップ少ないです。

ただ、MAVICは在庫一層セールとして在庫限りの特価品が出ていたのですが、なんと私の足のサイズにぴったり・・・。
お値段も7千円ほどとリーズナブル。
ただ、ベルクロ三本スタイルなんですよね。

Fizikは X5 TERRA BOAが在庫されていて、サイズもぴったり。
しかもBOAダイヤル。



そーそー、これこれ。
サイズもぴったりだし、BOAダイヤルは快適。
色味も赤が差し色で入っていて私のフレームの赤にも合う。

けど、お値段はやはり諭吉さん2人分・・・。

むー。

むーむーむー。

いったん頭を冷静にしてショップを出ました。

  • お値段的にはシマノの RT-5 くらいに収めたい
  • でもBOAダイヤルはめっちゃいい
  • シマノのRC-7 はサイズもソールの硬さも良かったけどちとお高い
  • Fizik の TERRA BOA も良かったし格好よかったけど、同じくお高い。
    そういえば今のサドルもFizikだったなー。メーカー揃えるのも良いなー

と、悶々としていたわけでありますが、帰宅してからネットを徘徊すると・・・。




Amazonさん、ありがとうっっっ!!




なんと、Fizik の TERRA BOA が、私のサイズだけ在庫一点限りでお得なプライスになっているじゃありませんか。

返品キャンセル品とかですかね・・・?
ただ、扱いは新品ですが。


ま、これも1つのご縁ということで無事ぽちっと。


いやー、我ながら与太話だけでここまで長くなるとは思いませんでした。
ということで、到着後のレビューはまた改めまして。




 

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