なぜ前輪と後輪で推奨の空気圧が違うのか
以前タイヤの空気圧について調べてみましたが、私の体重だと前輪6BAR、後輪6.4BARが良いとのことで、実際にその空気圧設定にして走ってみました。
その前に。
「なんで前輪と後輪で推奨の空気圧って違うんだろ」という疑問が。
実際に走る前に答えを聞いてしまうと、知識が実体験を上まわり思い込みが強くなってしまう気がしたので、今回は敢えて理由を調べる前に走ってみました。
なにせ、せっかちさん、ですから。
それまではよく考えもせずに前輪・後輪ともに6.5BARで走っていましたので、乗り心地は柔らかくなるだろうとは思いましたが、実際に走ってみた感想です。
- 段差を乗り越える際に、前輪の空気圧が以前よりも下がっているため、手のひらを通して上体に伝わってくる衝撃は柔らかいものに。乗り心地だけ考えたら、明らかに6BARは心地よい。
- 人間の体とはよくできたもので、前輪と後輪で空気圧が違うと、その「違い」がよく分かる。障害物を前輪で乗り越えた時と、後輪が乗り越えた時で、衝撃が明らかに違う。更に細かく気にしてみると、後輪が障害物に「乗ったとき」よりも「越えたとき」のごつん、という衝撃が明らかに前輪のときよりも大きい。
- 偉そうにつらつら書きましたが、前輪の空気圧を以前よりも下げたら前輪のアタリが柔らかくなりました、という「そりゃそうですよね」という結果に。
家に帰ってから、色々と調べてみたところ、前輪と後輪の空気圧を変える理由は、
- 自転車に乗った状態で、前輪と後輪にかかる体重の割合は、前後で50:50にはならない
- その人の乗り方によって変わってくるが、前輪に比べて1〜2割は後輪の方に多く体重がかかる
- 当然多く体重がかかるので、後輪の空気圧を高めにする
だそうです。
なるほどねー。
・・・。
それだけ・・・?
もっとこう、前輪の空気圧を下げることで衝撃吸収率が当社比3倍に上がるとか、自然と前傾姿勢ができるようになり加速性能が50%アップするとか。
そんなことを期待していたのですが・・・。
ってことは、たかだか数時間のライドだけ考えたら、あまり気にしないでも良いってことですかね?
毎回ライド前に空気入れ直してますから。
まぁ、そんな与太話はさておき、いちおう推奨の空気圧というものを理解することができましたので、しばらくこのまま同じ空気圧を続けてみて、今までのものと比べていってみようと思います。
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