【製品レビュー】タイムExpressoペダルにもバイクフィットのクリートウェッジを投入

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タイムExpresso ペダル用にもクリート ウェッジを購入

以前使っていたSPDシューズ用では、足裏のカント角調整の為にバイクフィットのクリート ウェッジを購入して使っていました。

効果はてきめんだったのですが、クリート着脱を繰り返すうちに摩耗が進んだのか、クリート 位置がずれる事象が起きてしまった為、最後はクリートスペーサーでカント角調整を行うことにしました。

厚み(角度)の細かな調整はできませんが、圧倒的にお安くあがります。
で、今回タイムのロードペダル(Expresso4)を購入したのに合わせて、こちらもカント角調整をしてみることにしました。

1. 一度気にしだすと止まらないペダリング時の膝位置

私の愛読書であるロードバイクセルフフィッティングによると、「つま先と膝の位置が全周に渡って揃う」ことが理想であり、「基本として目指すべきは、膝がスムーズかつ垂直に上下動する」ことだそうです。

毎回書いてますが、ほんとこの書籍紙版で再販すべきだと思うんですよね。。。
今や新品では購入できず、電子版のみですから。

さておき。

こちらの書籍を読んだり、バイクフィット社のサイトを見たりすると、とにかく膝の上下動がスムーズになっているのだろうか?というのが始終気になってしまいます。

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こちらバイクフィット社のサイトから引用した図になりますが、足裏のカント角補正しないと、膝に負担かかるでー、というものです。

タイムのペダルを購入してからまだ1ヶ月足らずではありますが、明らかにパワーの伝達がダイレクトになった実感があります。
まだカント角調整に乗り出していない為、ペダルを回している時に「できるだけ膝は垂直に上下させよう」と意識しているわけですが、そうすると足裏の外側ばかり使って、内側があまり使われないことがよく分かるんですよね。

逆に足裏全体でペダリングしようとすると、どうしても膝が左右水平方向にもスライドする感覚が出てしまい、気になって仕方ありません。

結果、足裏の外側ばかり使ってペダルを回すことになり、すこーし足裏が痺れることに。

カント角がどうの、という知識を仕入れてしまったばかりに気になって仕方なくなるわけで、知ることが幸せなのか、知らないことが幸せなのか、よく分かりませんね・・・汗

2. カント角調整グッズに悩む

そこでカント角調整に乗り出すことに。
何も考えないのであれば、SPDと同じようにバイクフィットのクリート ウェッジでOKなのですが、ちとお高いんですよね・・・。

しかも、SPDシューズとは相性がよくなかったのか、使用後1ヶ月と経たずにクリート がずれてお蔵入りとなってしまいましたので、更に悩むことに。

めっちゃ悩んだのが、グロータックのクリート スペーサー。

本来はスペーサーなのですが、カント角調整にも使えますよとアピールしています。

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お値段も1/3で済みます。

ただ、SPDの2穴であれば片側にスペーサーを入れれば確実に「左右に」角度がつきますが、タイムのiCLiCはSPD-SL同様穴は3つあります。

ここで一箇所にのみスペーサーを入れると、左右だけでなく前後にも角度がつくことになり、果たして臨むような結果を得られるか判断がつきません。

で、1週間悩んだ末、無難にバイクフィットのクリート ウェッジを購入。
これでダメだったらグロータックのスペーサーにもチャレンジしてみようかと。

3. 結局バイクフィットのクリート ウェッジを購入

安定のアマゾン。さくっと到着です。

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このプラスチックのスペーサーにこのお値段はちと納得いかんのですが・・・。

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分かりにくいですが、左右で角度がついています。
これ一枚で1°の角度調整ができます。

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試しに3枚重ねた状態。
ここまで重ねるとだいぶ角度がついていることが分かるかと思います。

取り付けは至ってシンプル。

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クリート の穴に合わせて靴に取り付けるだけですね。

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この状態で取り付けます。

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こちらは内側。
角度がついている方ですね。

SPDのクリート ウェッジに比べると、かなりぴったりフィットしています。

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こちらは外側。
目立たないですね。

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上から(下から?)見た状態。
SPDの場合は取り付けの前後位置をきちんと合わせないと、クリート ウェッジが邪魔してクリート の着脱がうまくいかないことがありましたが、iCLiCはクリートが大きいですから、クリート ウェッジのはみ出し量も少なく、取り付けはとても簡単でした。

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SPDの場合に気を付けるべき先端の飛び出し量もほとんどありません。

使用状況や如何に?というところですが、まだローラー台で数時間乗っただけですが、やはり膝の動きはスムーズになるんですよね。
足裏もクリート ウェッジがない状態と比べると足裏全体を使いやすくなります。

あとは時間の経過とともにクリートがずれたりといった副作用がないかを慎重に見極めていきたいと思います。

コメント

  1. たかにぃ より:

    膝重視良いですね。3時を過ぎたら脱力、惰性で下死点を過ぎたら膝を肋骨に当てる感じで引き付けると足裏に負担が掛からず効率良くペダリング出来ます。足首に力が入って固まっているよりスムーズに膝上下させたほうがケイデンスも上がり易く出力も1割以上上がります。

  2. おとーさん より:

    まだまだ下手っぴではありますが、ハムストリングを使って膝を持ち上げるペダリングが少しずつできるようになってきた気がします。
    (それこそ最初の頃は、大腿四頭筋使ってぐいぐいペダル踏んでた時代ありましたから・・・汗)
    3時を過ぎたら脱力についても、「その気になってやってはいる」ものの、おそらく4時過ぎくらいまでは力入ってしまっているかもですね。
    この脱力の塩梅がまだまだ難しいです。
    ただ、とっっっても意外だったのが、当初は「大腿四頭筋使ってぐいぐいペダルを踏んだ」方が「ハムストリングを使って膝を持ち上げ、3時を過ぎたら脱力する」ペダリングよりも高トルク=パワーが出ると思い込んでいたのですが、実際にやってみると大して変わらなかったり、下手すると無理せずに高出力が出たりするんですよね。
    で、出力が上がってきたからか、膝に違和感を感じる頻度も増えてきた為、最近改めてペダリングが気になってきた次第です。
    ほんと、ペダリングの奥深さを感じる今日この頃です。

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