ビッグボアチューブレスがよりディープなホイールにも対応

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現在愛用しているビッグボアチューブレスバルブ。

【製品レビュー】チューブレスバルブに変革を(MUC-OFF ビッグボアライト チューブレスバルブ)
先日はついつい嬉しくなって勢いで投稿してしまいましたが、改めてビッグボアチューブレスバルブを組みつけてみましたので、各種インプレッションをまとめてみたいと思います。MUC-OFF ビッグボアライトチューブレスバルブ(ショートインプレッション...

エアフローも増大してポンピングが楽になり、とても満足して使っているのですが、今時のローディー目線で見ると一つ大きな問題がありました。

それは、対応するホイールのリムハイトが「低い」という問題。

今回、MUC-OFFはその点を解決してきました。

ビッグボアチューブレスバルブがより幅広いリムハイトに対応

従来のラインナップについて

まず、従来のラインナップがこちら。

最大サイズのXLのバルブでも、リムハイト50mmまでしか対応していませんでした。

最近になって、ようやく日本国内でもビッグボアチューブレスバルブは入手性が上がってきましたが、LサイズやXLサイズについては、カラーバリエーション含めると品切れの頻度も高く、まだまだ入手性が良くなったとはいえない状況だったりします。

すると、MTBやグラベル向けのホイールであればリムハイトは20〜30mm前後のものが多いでしょうからまだ良いですが、ディスクブレーキが一般化してリムハイトが高くなる傾向にあるロードバイク向けのホイールとしては、XLサイズでもギリギリだったりします。

つまり、ロードバイクだとビッグボアチューブレスバルブは選択肢に入りにくい状況が続いていたわけです。

新たに2XL / 3XLサイズを追加

グラベルがマーケットの中で大きな位置を占めるようになってきた欧米ならまだしも、道路事情に恵まれた日本においてはロードバイクがまだまだ主流なわけで。今回MUC-OFFは新たにディープリムに対応するサイズを追加しました。

こちらが本国公式サイトのスクショになりますが、新たに2XL(70mm)と3XL(80mm)を追加。

注意すべきは、このサイズは対応するリムハイト長を指すのではなく、バルブステム長を指している点。

これ、紛らわしいですよね。

ちなみに、海外公式サイトでは、取り付け用としてる対象ホイールを入力すると、推奨サイズを教えてくれる機能も用意されています。

このように、フルクラムの Wind42であれば、XLサイズが良いですよー、と教えてくれるわけです。

ただ、ブランドによっては、選べる選択肢が少ないんですよね。

マビックだと、リムそのものの名称で選ぶようになっていることもあり、そこまで詳しくない一般ローディーにとっては不親切だったりします。(ちょっとマニアック)

ということで、一般的な推奨サイズがこちら。

  • リムハイト30〜50mm:XL
  • リムハイト50〜58mm:2XL
  • リムハイト60〜68mm:3XL

今時のロードバイクだと、このXLサイズから3XLサイズあたりが多数はになる感じですかね。

昨年からチューブレスバルブの革新が続いていますが、個人的にはMUC-OFFのバルブは、その構造のシンプルさと、既存の仏式バルブとの親和性(互換性)の観点から、とても良いバルブだと感じています。

新たなサイズ展開となったことから、日本国内でももっと見かける機会が増えます・・・かね?

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