まさからの6in1の多機能サイクリングコンピューター現る(CYCLEASY)

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まさかの6in1・・・。

全てを詰め込んだ多機能サイクリングコンピューター(CYCLEASY)

合体させて新製品を開発する

新製品を開発しようとする際によく使われる手法に、「既に存在する何かと何かを掛け合わせる」というものがあります。

既にメジャーになっているガーミンの製品で言えば、リアビューレーダーとカメラを合体させた Varia RCT715なんて製品もあります。

フロントライトとカメラを合体させた Varia Vueとか。

その他にも意欲的な新製品として、電動ポンプとリアライトを合体させてみたり。

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サングラスにバックミラーをつけてみたり。

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合体させることで新製品を開発するというのは、よくある話だったりします。

まさかの6in1

とはいえ、まさかの6in1となるサイクルコンピューターが新登場です。

6機能とは何かというと、以下の6つになります。

  1. サイクルコンピューター
  2. 電動ポンプ
  3. AIアシスタント
  4. ヘッドライト
  5. ブルートゥーススピーカー
  6. 自転車ベル

むむむ。
AIアシスタント、プルートゥーススピーカーについては、ちょっと機能の詳細確認してみないことには何ともコメントし辛いですね。
自転車ベルは、まー、おまけ機能ですよね。

Kickstarter に記載されている内容から抜粋してみます。

3in1統合機能

6in1なのか、3in1なのか、ちょっとブレてますが・・・。
上記内容からしても、メインとなるのは以下の3つの機能ですよね。

  1. 自転車用コンピュータ:
    高精度GNSSモジュール(GPS+GLONASS+ガリレオ)を搭載し、正確なルート追跡とライブマッピングを実現。心拍モニター、ケイデンスセンサー、パワーメーターなどのANT+およびBluetoothセンサーに対応
  2. エアポンプ:
    100Wブラシレスモーターと遊星歯車機構を搭載し、150PSIの圧力を発生。700×25Cロードタイヤを約50秒で0から100PSIまで充填可能。1回の充電でロードタイヤ20本分の充填能力。自転車、オートバイ、スポーツボールなどに対応
  3. ヘッドライト:
    デュアルビーム設計で1000ルーメンの明るさを実現。速度と周囲光に応じてハイビームとロービームを自動切替するスマートビームスイッチを搭載。RGBカスタム警告灯が視認性と安全性を向上させます

この内容だけ見ると、なかなか魅力的に聞こえてしまいます。
肝心のサイクルコンピューター機能については、さすがに実際の製品見てみないと何とも言えませんが、電動ポンプ、フロントライトとしては十分なスペックですよね。

これがそれぞれ組み合わせて使うとどの程度の持続時間を実現してくれるのかはまだよく分かりませんが、最大7日間のバッテリーライフがあると主張している模様。

エアポンプは緊急用、ヘッドライトも夜間走行しないという使い方であれば、そこそこ現実的なバッテリーライフになる・・・のかな?

AIライドアシスタント

AIアシスタントとは?という点については、以下のような説明が加えられています。

  • 自転車走行シーン向けに最適化された組み込みAIモデル。自然言語音声コマンド、走行データアナウンス、リアルタイム安全アドバイスに対応
  • Bluetoothスピーカー機能により、手動操作不要で音楽再生・音声ナビゲーション・AIコマンドを統合

ちなみにAIにはGeminiを使っているそうですが、コース指示について読み上げる機能だったり、音声で指示を受け付ける為にAIを使っている感じでしょうか?

あまりAIを全面に押し出されると胡散臭く感じてしまうのですが、音声でのコマンド IN/OUTの為に使っているというのであれば、ある意味無難な落とし所としてアリな気はしてしまいます。

充電&バッテリーについて

多機能にする為には重要になってくるのがバッテリーライフ。

  • 20W PD急速充電対応(約1時間でフル充電)
  • 10,000mAhのモバイルバッテリーとして機能し、スマートフォンやアクションカメラなど外出先での充電が可能

Garmin Edgeなどはバッテリー容量が非公開となっているので詳細は不明ですが、例えば iPhone17 であれば 3,692mAh と言われていますので、ざっくりiPhone 3台分ですね。
今時の「大容量モバイルバッテリー」と呼ばれる製品が 10,000mAhですから、バッテリー容量についてはなかなかの大きさのものを搭載していることになります。

 

製品価格は?

本記事執筆時点では、まだ Kickstarter でも支援受付中のステータスとなっていますので、実際の製品価格は不明ですが、スーパーアーリーバード価格は 99ドルだそうで。

その価格だと、10,000mAh のモバイルバッテリーにディスプレイ取り付けただけでもそれなりの価格になってしまいますから、お高いモバイルバッテリーと割り切って購入してしまうのもアリかもしれません。
(スーパーアーリーバードは、台数も限られるでしょうから実際にはどの程度の金額に落ち着くのか未知数ですが)

とはいえ、逆にここまでお安いと内容的に大丈夫なのか?と心配になってしまいますが、サイクルコンピューターとしての専用アプリも登場するそうですから、一通りのことはできそうな雰囲気。

まだまだ詳細は不明ではありますが、どんな製品になるのかちょっと楽しみですね。

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