【製品レビュー】パールイズミ メッシュインナーパンツ

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ロードバイクを初めてから、色々なウェアを使ってきました。
最初は使っていたのに今ではあまり使わなくなったものもあれば、最初の頃から今でも変わらずに愛用しているものもあります。

今回は、ずっと変わらずに愛用している一品として、パールイズミのメッシュインナーパンツをご紹介したいと思います。

 

■ タイツに応じて着たり着なかったり(メッシュインナーパンツ)

 

1. メッシュインナーパンツの役割

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公式サイトより拝借

パールイズミからは、パッド付きのインナーパンツも出ていますが、今回紹介するのはパッドのないタイプとなります。

ロードバイクに乗る際に着用するタイツ、ショーツに関しては私の超個人的な印象として、レース志向の強い人ほど「直穿き」する人が多く、のんびりポタリング派は逆に何かしらインナーを穿く人が多いのではないかと思っています。

それこそ、ショップの店員さんやバリバリ乗るローディーの方で、インナーパンツを穿いているという人は、あまり聞いたことないんですよね。

パールイズミ公式の説明はこんな感じになっています。

 

 

レーサーパンツの直ばきに抵抗があるサイクリストに向けて開発されたレーサーパンツ用インナーショーツです。股ズレを防ぐよう内側には微起毛素材を配置。またペダリングの際のはき心地やレーサーパンツへシルエットに響かないよう縫い目を極限まで薄くし、その位置も配慮しています。通気性抜群のメッシュ素材でムレにくく、柔らかな肌触りです。

 

色々と説明はありますが、一行目の「直ばきに抵抗があるサイクリストに向けて」というのが、一番のポイントなのではないかな、と勘繰っています。

私もそうでした。

ほんと些細な点ではあるのですが、生まれてからこの方、常に下着を着用して生きてきたわけで、直穿きってだけでとっっっっても「心細い」んですよね・汗

ただ、そこはパールイズミ。
単なるインナーパンツでは終わらせず、実用性に関しても徹底しています。

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公式サイトより拝借

  • 裾に折り返しがない為、インナーとして着用してもラインに響かない
  • 高い吸汗速乾性
  • 前側センター(大事な部分ですね)に縫い目がない為、太ももが動かしやすくペタリングがスムーズ
  • それでいて、ペダリング時の股擦れが起きないように縫い目を工夫
  • 肌触りを良くする為、股部分の内側はサイクルパッド表面素材と同じ微起毛素材を採用


ただのパンツではないのです。 

 

 

2. 着用感

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公式サイトより拝借

かれこれ6年以上愛用しており、途中一度ヘタって来た際には同じインナーパンツで買い替えています。

パールイズミ公式の謳い文句は正にその通りだと感じていまして、着用感は非常に良いです。
過去試しに、カジュアルブランドのスポーツタイプのパンツを穿いたり、ジョギング用に購入したアンダーアーマーのパンツを穿いたりしたこともありますが、吸汗速乾性に劣ったり、フィット感が不十分でタイツの中で股擦れが起きたりと、パールイズミのインナーパンツに勝るものには出会えていません。

実用性という観点からも、過去ローラー台で股擦れを経験したことがあるのですが、パールイズミのインナーパンツを穿いたところ、一発で股擦れは解消されたことがあります。

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当たり前に穿いていたからこそ、最初の頃は有り難みをよく理解していませんでしたが、機能性も優れたインナーパンツだと実感しています。

では、今でも毎回穿いているのかというと、実はさにあらず。
シチュエーションに応じて穿いたり穿かなかったりしておりまして、色々と試してみることで、がっつり派ローディーが「直穿き」を推奨している意味もよく理解できるようになりました。

 

 

3. インナーパンツを着用するシーン/着用しないシーン

端的に言うと、「パールイズミのタイツ、ショーツを穿く時」にはインナーパンツを必ず着用するようにしています。

え?
メーカーの相性問題があるの?という話ですが、さにあらず。

正確に言うと、「スタンダードフィットのタイツ類を穿く際」にはインナーパンツを穿いています。
逆に「レース / エアロフィットのタイツ類を穿く際」にはインナーパンツを穿かないようにしています。

  • ぴったりフィットするショーツを穿く際にインナーパンツを重ね穿きすると、双方ぴったり皺なく穿けている際には問題がないが、トイレから出て来た時など、ぴったりフィッティングできておらずちょっとした皺が残っていたりすると、その箇所で擦れてしまって痛みが出る
  • スタンダードフィットのように、必要にして十分なフィット感がありつつも、若干股周りに空間が生まれるようなタイツ類の場合、パッドによっては直穿きの際に股擦れが生じることがある。ビブタイツで肩紐で引っ張り上げるタイプだとこの股擦れは起きづらいが、タイツタイプだとペダリングの際にお尻とサドルの間でパッドが動くことにより擦れが生じ易い


どちらも生じる弊害は「股擦れ」なのですが、インナーパンツを穿くことで生じる股擦れもあれば、穿かないことで生じる股擦れもあって、面白いものです。

冒頭の書き方ですが、単にパールイズミはスタンダードフィットのウェアばかり購入している為、問答無用でインナーパンツを穿いています。

最近お気に入りで導入しているカステリに関しては、Sサイズ(ショーツ、ビブニッカー)だと直穿き、Mサイズ(冬用のタイツ類)だとインナーパンツを穿いています。

また、実は侮れない「ポジション問題」。

ロードバイクでよく言うポジションの話ではなく、男性ならではの「ポジション」の話です。。。

カステリのSサイズだと、ぴっっったりフィットして「ポジション」を固定してくれるので、ペダリング時に暴れる(?)こともないのですが、Mサイズのタイツを穿いていると、ちょっとした拍子にポジションがずれてしまい、ペダリングし辛くなることがあるんですよね。

こういったポジション問題を解決するという観点からも、インナーパンツは重要な役割を果たしてくれています。

カステリのウェアで Sサイズと Mサイズを着比べてみて使い分けをした際に感じたのですが、レース志向の方であれば、ぴったりフィットしたサイズを選ぶでしょうから、結果的にはインナーパンツがない方が良いでしょうし、少しリラックスした着用感を好むのであれば、逆に直穿きよりもインナーパンツがあった方が股擦れが起きづらいでしょうし。

意見が分かれるのは、そもそものウェアに対する考え方の違いが根底にあるのかな、と感じています。

そんなわけで、私は今後もパールイズミのインナーパンツを使い続けていくと思います。
ぼちぼち2枚目もヘタってきたので、折を見て買い替えが必要そうですね。

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