キシリウムエリートUST の振動吸収性を数値化してみた
かねてからキシリウムエリートUSTの振動吸収性の高さには舌を巻いていたところですし、発売から半年以上経ったこともあり、インプレ記事もあちらこちらで目にするようになった気がします。
それらブログ記事におおよそ共通する点として、乗り心地の良さが挙げられているわけですが、これって体験してみないと分からない世界なんですよね。
何とかこの感動体験を少しでも多くの人に!とか思っても、言葉の限界を痛感する日々。
そうだ、それなら数値化してみたら良いんじゃない?
ということで、今回は試してみたよ、のコーナーになります。
専用の機器なんてあるわけもなく、スマホアプリでお手軽に計測してみました。
振動計測のアプリ(というより、メインは地震計でしょうか)は沢山あるようですが、私が選んだのは「振動計」というそのままズバリのアプリです。
精度がどこまでなのか、みたいな話を言い出したらキリがないのでしょうが、目安にはなることを期待して試してみます。
まずはステムマウントでスマホを固定。
まずはキシリウムエリートで計測ですが、5BARと7BARの両極で計測してみることに。
空気圧を変えては走る、を繰り返しますので自宅近くで走行条件を揃えられそうな場所を探します。
で、選んだコースがこちら。
プチ石畳。
舗装されたアスファルトよりは凸凹しています。
距離にして50mほどでしょうか。
これをほぼ一定のペースで、きっかり17秒で走りきることをとにかく繰り返しました。
もう、苦行ですよね。。。
16秒になったり、18秒になったり。
何十往復したことやら。
ちなみに、比較対象として鉄下駄ホイールにも登場していただきました。
数値の定義は以下だそうです。
1. Detectable only by Instruments. (機器を使えば計測できる振動)
2-3. Very slight vibration felt by only some people. (若干名が僅かに感じる小さな振動)
振動というよりは、震度の定義に近いのかもしれないですね。
同一ペース(17秒)で計測できた回数をそれぞれ10回分集計し、上下の外れ値も除外したうえで平均してみました。
ほんの僅かずつの違いではありますが、それぞれ4〜5%ずつ違いは出ているようです。
いちおう有意な差と言える・・・?
微妙・・・?
キシリウムエリートUSTの5BARと鉄下駄ホイール7BARだと、その差10%。
今回は暑さに負けて鉄下駄ホイールの8.5BARで計測していないのですが、その両極で比べると15%くらいはあるかも?
それって、そこそこ大きな違いのような気がします。
もう少しガレた道が家の近くにあれば、もう少し面白い実験ができると思うのですが。
フロアポンブ担いで探してみようかな、なんて思ってしまいます。
以上、週末のちょっとした実験コーナーでした。
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