道志みちにリベンジライドを挑む
徐々に日が短くなってくるのはマイナスではありますが、冬本番を前にした今の時期はロングライドを走るにはとっても気持ちが良いです。
ということで今回は夏に暑さと天候に負けてDNFとなった道志みちにリベンジすることにしました。
暑さに負けて、跳ね返されることに(道志みちライド・前編) : 昔チャリダー今ローディー
道志みちといっても、山伏峠、さらにはその先の山中湖まで行ってしまうと自走ではとても帰ってこれない距離になってしまいますので、キリの良いところで、道の駅どうしまでの往復を目指すことにします。
道の駅どうしまでの往復であれば、我が家からは往復140km程度でしょうか。
獲得標高もおそらく1000mは優に超えるかと思いますが、距離的にも獲得標高的にも都民森往復に近いかな、ということでおそらく何とかなることでしょう。
遂に都民の森にチャレンジ(心が折れそうになる) : 昔チャリダー今ローディー
ちなみに多摩川を起点としたルートはこんな感じです。
ロングライドでは、とにかくペース(心拍)を気にして走ることが大切だと気づく
去年の私は、100kmが一つの分水嶺でした。
100kmまでであれば無理なく走って、無理なく夕暮れまでには帰ってこれるけど、120kmを越えると体力的にも脚力的にも少し自信がないかも、と考えていました。
それが今年に入って、特に心拍を気にして走る(最大心拍の70〜80%を意識して走る)ことを徹底するようになってからというもの、140km程度までであれば無理なく走れることが分かったのです。
おそらく、獲得標高も1000m程度までであれば、距離的には160kmくらいは走れるかな、という実感はありますが、160kmになると体力や脚力以前に「時間」が問題になってきます。
できれば日没後は走りたくないからです。
11月〜12月は走っている分には気持ちの良い季節ではありますが、いかんせん日没が早く、16:30頃には帰宅できるようにしないと辺りは真っ暗になってしまいます。
頑張って7:30に出発したとして、9時間しかありません。
160kmを平均時速22kmで走って、走行時間が7時間半。
昼食休憩やその他補給休憩が1時間半となると、全く余裕がありません。
そうなると、気持ちにも余裕がなくなってきて、とにかく走り続ける、早く帰ることばかりが気になってしまい景色を楽しむ余裕までなくなってしまうんですね。
ということで、日が長くなるまでの間は最長140kmまでと決めて走った方が楽しめるかな、ということで、今回はちょうど良い道志みちを選ぶことにしました。
最初の休憩はいつものようにパンパティでカレーパン。
この日は先も長いということで、ブルーベリークリームのパンも。
我が家から35km程度の位置にあるので、休憩にもちょうど良いんですよね。
で、この日は常に心拍も抑えめに、70%〜75%程度で走ることができ、とても良いペース配分。
1時間半程度で35kmと走ってきて、まだまだ体力も脚力も消耗することなく走れていますので、日没までに問題なく帰宅できそうなペースです。
道志みちを目指して走り出しますが、途中で気になる表示板が。
えーっと・・・。
何かありましたっけ?
もうこの時点で薄々と察してはいたのですが、そのまま走り続けます。
道志みちに入ってから、この手の「戻りな」案内が何度も出てきます。
ただ、天気は良くて、とっても気持ちが良いんです。
なのに。
なのに。
通行止めでした。
最近、峠道に出かける際には、崩落で通行止めになっていないか事前に確認するようにしていましたが、道志みちは「峠道」ではないよなー、ということですっかり油断していました。
事前に調べれば、あっさり通行止めだと分かったのですが・・・。
なんてこったい。
おじさんに状況を確認すると、道の駅どうしには迂回路でぐるっ、と回ればたどり着けるそうですが、その迂回路がどんな道なのか全く知りません。
斜度はどの程度なのか、距離にしてどの程度増えてしまうのか。
当初のルートであれば日没1時間前くらいには帰宅できる予定でしたが、迂回路だとどのように変わるか全く計算が立たず。
やむなく断念。
うーむ。
今年は道の駅どうしには行けない運命だったんでしょうね、きっと。
ということで、その場でUターン。
このままただ帰るのもつまらないので、津久井湖をいつもと逆ルートで回って帰ることに。
適度なアップダウンがあって、車の通行量も少なく、ほんと走って気持ちの良い場所です。
イチョウも綺麗で、悔しい気持ちも少しは治まりました。
当然ですが、予定よりも大幅に早く帰宅。
もう105kmくらいだと、少し物足りないかなー、なんて思えるようになってきました。
今は120kmくらいがちょうど良い距離感になってきた感じですね。
この日は後半の道志みちに備えて序盤はゆっくり目のペースだったこともあり、運動強度的にもそこまで高くなりませんでした。
ここ最近、和田峠だ都民の森だと、Garmin のトレーニング効果が「5」の「やり過ぎ」になることが多かったので、翌週に疲労を残さないという意味ではこれくらいが程よいのかもしれません。
この記事を書いている段階でも、道志みちの通行制限は続いているようでしたので、次回のリベンジは春になってからかと思いますが、次こそは道の駅どうしにたどり着きたいと思います。
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