オルトリーブ サドルバッグ マウントストラップを自作

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オルトリーブ サドルバッグマウントストラップを自作してみた

サドル位置を前寄りにしたらオルトリーブのサドルバッグが固定できなくなった

現在、ロードバイクのサドルバックとしてオルトリーブ のサドルバッグを愛用しています。

TPOに合わせて、MサイズとSサイズを使い分けているのですが、以前ポジション調整を行なった際に、サドルの前後位置を変更した結果、サドルバッグ を固定するアダプターをガイドレールに取り付けることができなくなってしまいました。

回すペダリングの為にサドルの前後位置を調整(ロードバイクのポジション調整) : 昔チャリダー今ローディー

オリルリーブのサドルバッグを固定するアダプターはこちらなのですが、サドルを前位置にし過ぎると窮屈過ぎてアダプターをねじ止めで固定できなくなってしまうんですね。

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仕方なく、以前購入していたケーブルタイを使って強引に固定していたのですが、かなり強引なんですよね。

こんな感じに固定していました。

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これは、いつか千切れるだろうなー、と思っていましたが、やはりというか4ヶ月ほどたったあるライド中に片一方のケーブルタイが千切れて、サドルバッグ がブラブラ揺れてしまう状態に。

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その日のライドは事なきを得ましたが、こりゃなんとかしないと、ということに。

そこで思いついたのが、マウントストラップです。
オルトリーブ のサドルバッグには、サドルのガイドレールに専用マウントを固定するような仕組みになっていますが、ガイドレールがないようなママチャリでも、専用のマウントストラップを使えば固定できるような仕様になっています。
別売りになりますが。

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こんな感じに固定できるそうです。

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ブツはこちら。

ただ、残念ながら我が愛用のサドルバッグ は現在では旧製品となってしまいまして、このマウントストラップも在庫しているお店が少ない状況。
お値段も1400円〜1500円くらいするそうですので、下手すると安いサドルバッグ買った方が良いんじゃね?と悩んでしまいました。

そんな時は自作だよね、ということで今回はパーツを個別に購入してマウントストラップを自作してみることにしました。

必要なパーツを揃えてみる

幸いなことに、上記のマウントストラップのマニュアルを見れば、必要な部品はあらかた分かりますので、それらしいものを探してみます。

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そもそもストラップは、サドルバッグ底面にあるこちらに通して固定することになりますので、ベルト幅を間違うとアウト。

ベルト幅は25mmならいけそうです。

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こちらのベルトは50cm単位売りになりますので、100cm分購入します。実際には100cmは必要ないのですが、50cmだと足りないので仕方ないですね。

25mm幅用のバックルがこちら。

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ベルトがずれないようにする為のアジャスターがこちら。

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全て合わせて送料込みで800円程度。
半額近くで済みますので、これは自作が正解ですね。

参考までに、重量計測結果をば。

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アジャスターは一個2g。

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但し、4個だと9gでした。

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バックルは1つ11gということで少し重いですね。

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アジャスター、バックル全て合わせて31g。

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ベルトが22g。

合計で53gの増加。
ま、他に手段がないので致し方ありません。

オルトリーブのサドルバッグ マウントストラップを自作する

それでは念のため手順を追っていきましょう。

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実物に合わせてみてアタリをつけていますが、ベルトはおおよそ半分にカットします。
次にアジャスターを通しておきます。

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先端にバックルを通して、アジャスターに巻き込んでしまいます。

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こんな感じ。
簡単ですね。

もう片方にバックルを固定する前に、サドルバッグ 底部にベルトを通し、残り一方にもバックルをつけてしまいます。

今度はサドル側。

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同じようにアジャスターを通しておきます。

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バックルを通して、こちらも巻き込んでしまいます。

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サドルにつける方は、両端にバックルをつけてしまってからでも、ガイドレールに通すことができましたが、慎重に行く場合には、この段階でガイドレールに先に通してから残り一方にもバックルをつけた方が良いかもしれません。

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こんな感じになります。

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バックルを固定するとこんな感じに。

思いっきり「だらーん」としていますね。
あとはベルトの長さを調節して、適度な長さに調整するだけです。

で、最後に仕上げ。

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ハサミで切ったばかりのベルトはどうしても「ほつれ」が残ってしまいますが、このPPベルトはほつれた部分を熱してあげると綺麗に仕上げることができます。

ライターがあればライターが一番ですが、タバコを吸わない家庭なものでライターが手元にありませんので、コンロの火を当てて処理します。

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こんな感じに、綺麗に仕上げることができます。

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最後に、ベルトの長さを絞って固定させて出来上がり。

やはり専用マウントで固定した方が美しいよなー、と思いつつも、致し方ないですね。
とはいえ、こちらもう1つ大きなデメリットが。

オルトリーブ のサドルバッグの利点として、アダプターを介してMサイズ、Sサイズとお手軽にサドルバッグ をつけ替えることができるのですが、このマウントストラップ方式ですと、サドルバッグ のスライダーにベルトを通して固定していますので、いちいちストラップを外して付け替える必要があります。

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ここの部分ですね。

それが嫌なら、もう1つマウントストラップを自作すれば良いのですが、それもなんか悔しい気が。
かといってまだまだオルトリーブ のサドルバッグは現役で使えますし、もう1つ作るしかないかなー、と悶々としております。

うーん。どうしよう。

 

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