■ 輪行用の中型サドルバッグ選びで迷う

これまで、ロードバイクにおけるサドルバッグは定番所のオルトリーブとトピークを使ってきました。

オルトリーブは1世代前のSサイズとMサイズを使っていました。
ロードバイクに乗り始めた頃から使い続けていまして、この2種類の使い分けで特に不満もなく使っていました。





その後、ショートライド時はジャージのバックポケットをフル活用するようになり、いつの日かサドルバッグを使わずに出かけることも多くなったのですが、バックポケットがぱんぱんになるのもやり過ぎだしな、ということでトピークのサドルバッグを追加。





気づけばこちらもSサイズとMサイズと揃えてしまい、ショートライドではSサイズ、ロングライドではMサイズと使い分けるようになりました。

で、ここに来てむくむくと湧き上がってきた思いがあります。

「輪行したいぜ!」

今日は、輪行も意識したサドルバッグ選びについてまとめてみたいと思います。







1. 日帰り輪行に必要なサイズ感とは

輪行って、人それぞれのスタイルによって荷物から何からかなり違いがありそうな気がします。
私はロードバイクを初めてから、未だ輪行は未体験。
車載輪行はあるんですけどね。

ちなみに、20年以上前、マウンテンバイクに乗っていた時には輪行はかなり頻繁に実施していました。
片道輪行、往復輪行、国内飛行機輪行、海外飛行機輪行と一通り経験しています。
当時は今のようなサドルバッグなんて便利なものはありませんでしたから、荷物が多いときはキャリアにパニアバッグを取り付けていましたし、日帰り輪行の場合はドイターのバックパックをを背負ったりしていました。

そもそもマウンテンバイクで「エアロ」や「空気抵抗」なんて意識したこともありませんでしたから、輪行袋をサドル下やハンドル下にくくりつけたりもしていましたね。



話が逸れました。



今回は以下のグッズが一通り入れられるサドルバッグを選んでみたいと思います。

  • 輪行袋と各種輪行グッズ一式
  • パンク修理キット一式
  • ウィンドブレーカー
  • 電車内で履くシャカパンツ

ウィンドブレーカーは最悪ジャージのバックポケットに入れるのもアリですが、電車内でエチケット目的で履くシャカパンツは収納したいですね。

上記一式を入れようとすると、オルトリーブサドルバッグのMサイズでは若干厳しいところ。4L〜6L程度のサドルバッグが欲しいところです。 




2. 日帰り輪行用サドルバッグの候補

本格的なツーリング用となると、10Lサイズサドルバッグもありますが、今回は日帰り輪行用ということで、4L〜6L程度のサドルバッグを探してみます。

調べてみて分かったのですが、この辺りのサイズは意外と少ないな、という印象でしたね。
もっと大きなサイズだと結構豊富なのですが。
需要少ないのかな? 



(1) オルトリーブ サドルバッグ2/4.1L
OL-02
公式サイトより拝借


まずはサドルバッグの定番、オルトリーブから。




オルトリーブのベストセラー、サドルバッグ2が新色ブラックマットとなり新登場。防水・防塵性の高いロールクロージャーを採用し、後輪からの水や泥はねからしっかりと荷物を守ります。大容量な4.1Lは、ロングライドや1泊ツーリングにも最適なサイズ。サドルレールに取付けるアタッチメントはワンプッシュで着脱が可能です。バッグ内部のナット頭部はフラットで、物の出し入れがしやすく、リアライトを取り付けるループとリフレクター付きで夜道の走行も安心です。


私が持っている旧型でいうと、Lサイズの後継がこちらの4.1Lモデルになります。
Sサイズ、Mサイズと持っているのであれば、こちらを買えばコンプリートなわけで。
迷ったらこれ買っておけば間違いはなさそうです。

オルトリーブのサドルバッグはアタッチメントで固定できるのであれば固定力に心配はありません。
他方、サドルを前寄りにした場合、サドルのレールが短くなってしまい専用のアタッチメントが使えず、ストラップでマウントすることになるのですが、ストラップマウントだと固定力は弱めなんですよね。
エアロシートポストとの相性もイマイチ、という弱点があります。





コスパは最強なので、この辺りの弱点さえ克服できれば最も魅力的なんですけどね。






(2) トピークバックローダー 6L
TP-01
公式サイトより拝借


小型のサドルバッグから大型のサドルバッグまで、隙のないラインナップを揃えているトピークですが、大型に関しても6L、10L、15Lと「これで何か文句ありますか?」とばかりに豊富なラインナップとなっています。




軽量でありながら耐久性、撥水性、耐退色性の高い素材を採用したリアバッグ、「バックローダー」。防水構造のバッグ本体が、泥や雨滴などから荷物を守ります。


公式サイトの売り文句は若干淡白ですね。
このご時世、もう少しストーリー性を持たせても良いと思うのですが。


サドルバッグ下部からタイヤまでに必要なクリアランスは9cm。


TP-02


この後出てくる他社製品と比較しても、最もタイヤクリアランスは低いです。
ま、この辺りは荷物の詰め具合だったり、型崩れの度合いによって大きく異なってきますので机上の数値ばかり気にするのではなく実運用で確認する必要があるのですが。

オルトリーブ同様人気商品ということもあり市場価格はリーズナブル。
こちらも魅力的ですね。






(3) R250 防水サドルバッグ スモール グレー
250-01

公式サイトより拝借


お次はワールドサイクルが展開するR250ブランドから、防水サドルバッグ。
サドルバッグは内容量が少ない時にはロールアップの回数を多くすることで調整が可能となっているわけですが、こちらのサドルバッグ容量は3.5L〜5.5Lに対応しているとのこと。

日帰り輪行から宿泊輪行まで、かなり対応幅の広いサイズ感となります。
公式サイトにはそれぞれの写真も用意されており、とてもイメージし易いです。


250-02




R250の防水サドルバッグシリーズのスモールサイズ。身長165cm以下の方のロードバイクでも取り付けられる大型サドルバッグとしては、ほぼ最小サイズ。
独自の防水コーティングされたファブリック素材を、縫製ではなく溶着することで防水を実現しています。糸による縫製を行わず、素材を重ね合わせて溶着させる独自の技術です。防水のレベルは、IPX6(暴噴流に対して保護。)相当です。
型くずれしにくいように、芯材を多く使用しております。
内側には中身が見やすいように黄色い生地を採用。ちょうど芯材が入っている部分です。
開口部はロールタイプなので、ジッパーが壊れるといった心配ご無用。
両サイドのR250ロゴと、後部のループは再帰反射タイプ。夜間車のライトに反応して光ります。
シートポストとサドルのレールに取り付けします。ペダリング時に太ももの裏側が当たりにくいように、前側は細くデザインしています。
開口部は上向きに巻いてても、下向きに巻いてもリフレクターとテールライト取り付け用クリップが出るデザイン。
ウインドブレーカーなど軽いものをちょっと引っかけておくことのできる、バンジーコード付き。

公式サイトの売り文句は、ストーリー性というよりは機能性を丁寧に説明してくれていますね。
この辺りのアピールの仕方がとっても日本式。
機能性が分かりやすくて助かるのですが、トキメキはないんですよね。


公式ではタイヤまでのクリアランスは15cmとのこと。
トピークバックローダーがやたらとクリアランスが小さいだけで、これでも他社製品と比較すると小さななクリアランスなんですけどね。
 




(4) フェアウェザーシートバッグ
FW

公式サイトより拝借


お次も日本のブランドであるフェアウェザー。
「欲しいモノは自分たちで作れば良い」という精神で製品作りに励んでいるブランドとなります。
容量は3L〜6Lとかなり幅広。
日帰りから宿泊まで対応できる幅の広さが魅力ですね。




快晴、晴天という名のブランド"FAIRWEATHER/フェアウェザー"のサドルバッグ。
背中に重い荷物を背負うことなく、軽快に自転車に乗るために作られたバッグ。
生地には軽量かつ柔軟で、高い耐久性を兼ね備えた"X-PAC"ナイロンを使用。防水性にもすぐれ雨天での使用を想定した作りです。
ロールトップ構造を採用する事で素早い容量調整が可能。雨の侵入を防ぐ事にも一役買っています。
荷物量の上下によって起こる重心の変化には両サイドのハーネス、サイドプレートをあえて揺らす事で対応。安定したコンプレッションを発揮してくれます。
本体上部にはショックコードが付属。ウィンドジャケットやサンダル、スタッフサックなどをくくりつけることが可能です。
ベルクロ式のフラップが付いたポケットにはすぐに取り出したいちょっとしたもの、小銭やエナジーバーなどの収納に最適です。
底部とサイドに硬質プレートが入りしっかりと荷重を受け止めライド中にバッグが暴れずタイヤとの干渉を防ぎます。
自転車に直接触れる部分にはノンスリップPVCを採用。金属、またはカーボンへの傷を保護すると同時にしっかりと表面に食いつき、ホールドしてくれます。
程よいサイズ感はロード、シクロ、MTB、トラックバイクなど車種問わず装着することができます。
ロングツーリングやキャンプライドに最適です。

公式サイトの売り文句も、R250同様機能性を丁寧に解説してくれています。
これまた分かりやすいですね。

取り付けにあたってはシートポストの突き出しが10cm、サドルバッグ下部からタイヤまでのクリアランスは18cm必要とのことで、もっともクリアランスの要件が厳しいバッグになっています。






(5) アピデュラレーシングサドルパック
AP-02
公式サイトより拝借


最後にイギリスからアピデュラ。
個人的には高価なハイブランド、という印象ですね。

レーシングサドルパックとしては5Lと7Lの2種類がラインナップされていまして、お値段、重量とそこまで変わらないのですが、今回の目的に照らして5Lをピックアップしています。

製品名に「レーシング」とついている通り、他社のサドルバッグに比べて「後ろに突き出す」よりは「シートポストに添わせて後方上部に突き出す」形状となっており、エアロを意識した製品となっています。




レーシングサドルパックは、自転車競技やオーダックスなどの超長距離サイクリングに特化した初のリアパックです。洗練されたデザインとコンパクトな容量が特徴で、軽量で圧縮可能なアイテムを長距離で収納するのに適しています。

アピデュラ社のために開発された超軽量の防水ラミネートで構成されています。シートバッグの重量は210g以下で、頑丈な3点式アタッチメントシステムでしっかりと固定されます。人間工学に基づいてサドルの下にフィットするように設計されており、揺れを最小限に抑え、抵抗を減らします。

軽量化のための取り付けポイントは、レーザーカットで生地に刻まれており、不要な重量を増やすことなくライダーの安全性を高めています。サドルバッグには、どんな光の状態でも視認性を高めるために、コントラストの高い反射材を採用しています。

ロールトップ式の開閉部で容量を調節でき、カスタマイズされたウェビング、ストラップ、バックルで余分な重量を排除するとともに、一刻を争うような状況でも、使いやすいようにシンプルなセットアップを実現しています。


お高いだけあって、素材についてもアピールしており、「軽量さ」「揺れを最小限にする」といった、長距離ライドにおいて気になる点についても強く意識した製品となっています。


AP-03


シートポストの突き出しは5cm以上、タイヤとのクリアランスは18cm。
シートポストに沿わせるような形状になっていますので、容量の割にはそのまま後方に突き出す製品と比べて多めのクリアランスが必要となっています。 




3. 各サドルバッグのスペック比較

こうやって比較してみると、各社それぞれ特徴があって迷います。。。

サイズ、重量等スペックを比較してみたいと思います。 



サドルバッグ 長さ 高さ 容量 重量 金額
オルトリーブ サドルバッグ2/4.1L 21cm 28cm 14cm 4.1L 260g 7,700
トピークバックローダー 6L 16cm 50cm 15cm 6L 445g 7,810
R250 防水サドルバッグ スモール グレー 5.5-17cm 33-40cm 14cm 3.5-5.5L 345g 8,800
フェアウェザーシートバッグ 14cm 28-48cm 16cm 3-6L 320g 16,060
アピデュラレーシングサドルパック 14cm 23-33cm 15cm 5L 210g 19,690


以下、個人的な感想です。

  • オルトリーブサドルバッグは、容量と重量のバランスが良い。但し電車内で履くパンツやウィンドブレーカーなど少し多めの荷物を詰めたい場合には少し容量が足りないかも、という懸念あり。横幅が広いのも「エアロでない」という点で若干マイナス。ストラップマウントでの運用が必要となった場合には、おそらく固定力が最も低い製品となる点も懸念材料
  • トピークバッグローダーは容量の大きさが最大の魅力だが、反面重量の重さが最大のマイナスポイント。日帰り輪行であればもう少しコンパクトでも良いかも?
  • R250防水サドルバッグは値段と容量のバランスが一番良い製品。ほんとよく考えられた製品だなーと感心しきり。予算制約があるならこれを買っておくのが一番かも
  • フェアウェザーシートバッグは容量対比軽量な点がとても魅力的。お値段は張るものの、先々一泊程度の輪行を考えていて、少しでも軽量に仕上げたいのであればこれが最右翼かも
  • アピデュラレーシングサドルパックは、その軽量さが何よりの魅力。ただ、これだけお金使うのであれば、トピークとR250の2つとも買えるんですよねー。2つかって日帰りはR250、宿泊はトピークと使い分けるのもアリかも

いやー、それぞれに特徴があって悩みます・・・。
この後1週間、ずーーーーーっっっっとどれを買うか悩み続けまして、この記事を描き終わったところでぽちっ、と心を決めて発注してしまいました。

その辺りはインプレ記事など含めてまた後日ということで。 




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