果たして14-30Tの効果や如何に(14-30T 実走レビュー)
先日、スプロケットを14-30Tという亜種に組み替えました。
今年に入ってからパワーメーターと三本ローラーを導入したのですが、実際にどの程度のパワーであればどの位の時間、一定出力で走り続けることができるのか、ということがよくよーく分かるようになりました。
その結果。
今の私の脚力だと、コンパクトクランク(50/34T)と11-28Tのスプロケットの組み合わせでは、10%超の峠道は厳しそう、という結論に至りました。
で、わずかリア2Tの差ではありますが、14-30Tにした効果や如何に、ということで相模湖近辺をくるっと回ってきました。
まだまだ台風の爪痕もあり、通行止めも多かったのでまだまだ軽くお試ししてきた、というレベルではありますが。
天気は久しぶりの快晴。
気持ち良かったですねー。
ただ、この写真撮影の後悲劇が・・・。
風にあおられて、バイクが手前に「がしゃんっっ」と倒れることに・涙
幸いなことに、ハンドルのサイド面だけが地面に衝突したので、バーテープが擦り剥けるだけで済みましたが。
油断大敵であります。
相模湖の湖面は、すごいことに。
この湖の手前、ウッドデッキが新しく敷設されたのかと思いましたよ。
台風で出た流木等のゴミなんでしょうね。
道路の復旧もそうですが、例えば多摩川のサイクリングロード然り、流木や流れてきたゴミの類が全て綺麗に片付けられる日は来るのでしょうか。
少しブルーな気分になりながらゼブラコーヒーに到着すると、もっと憂鬱な気分に・・・。
クロワッサンサンドイッチが売り切れてましたよ・・・。
相模湖の湖畔でのんびりしていたら、お店に13時過ぎに到着することになったのが良くなかったようで。
残っていた大納言クロワッサンを注文しましたが、これだけじゃ全然お腹は膨れず。
帰りに急遽うどんも食べることに。
最近、補給計画が雑になってきましたね。油断しないようにしないと。
さておき、14-30Tシェイクダウンの感想はこんな感じになりました。
- 21T→24Tにシフトダウンする際に、明らかにスムーズさは落ちる。それまでシフトチェンジの葉数が1ずつ落ちてきたところ、ここでいきなり3変わるわけで、そりゃまあ仕方ないかな、とは思いますが
- 私が使用したことのあるコンポーネントは、一世代前の105(5800系)と現行のアルテグラ(8000系)になりますが、私の感覚ではシフトアップ、シフトダウンする際に105だと「カチャッ」、アルテグラが「チャッ」と変速するところ、21T→24Tにシフトダウンする際には明らかに「カチャッ」くらいの引っかかりが生まれる
- クランクのどの位置でシフトダウンするかによっても変わるようで、最も引っかかりがある時には「カッチャッ」くらいのテンポの悪さがある。逆に最もスムーズに変わるときは105の「カチャッ」よりもほんの気持ちスムーズに変わってくれるときもあるが、「チャッ」とスムーズに変わることはほぼない
- 24T→21Tにシフトアップする際には、シフトダウンの時ほどの引っかかり感はない。最もスムーズに行く時には他のシフトアップと遜色ないし、最も引っ掛かりを感じる場所でも105の「カチャッ」くらいの感覚
- ポジティブに受け止めると、シフトダウンする際に引っかかりを感じた場合、「あー、今24Tになったのね」と把握することができるのは地味に便利。(ま、ここで一気に葉数が3増えてペダルが一気に軽くなるので、引っかかりがなくてもすぐに気づきますが)
- 従来インナーローが28Tだったわけですが、27Tという葉数が個人的には大ヒット。28Tだと軽過ぎるな、と思うことの多かった坂道で、27Tはちょうど良い。
また、28Tで斜度8%というのが、私にとってはちょうど良い塩梅に「キツイ」のですが、30Tだと「楽ではないけど回し続けられるな」という負荷になりました。今回は残念ながらそこまで長い上り坂がなかったので試せませんでしたが、これなら20分くらいは回し続けても問題ないかな、という感触
スプロケットとしてはシマノ非推奨の組み合わせになりますので、シフトチェンジにおけるスムーズさが欠けるのは致し方ありませんね。
ただ、チェーン落ちが発生するような不安感があるかというと、それは一切ありませんでしたので実害はなさそうです。
また、想像していた以上に27Tと30Tは私の脚に合っているようで、当初の目的は十分に達成できそうでした。
この組み合わせなら、私が苦手な「長いダラダラ峠」も攻略できるかも、という気に。
年内に一度、都民の森にチャレンジしてみないとですね。
コメント
え?都民の森って長いダラダラ坂なんですか?
豪脚認定です
>ふじやまさん
なんて恐ろしいツッコミですか・笑
和田峠とか、「がつん」と来る峠と比べて、というある種の表現方法の1つということで受け流して下さいまし。