■ 息子くん用クロスバイク のホイールを交換する
先日息子くんのクロスバイクをメンテナンスしたわけですが、その際にホイールが激しく「振れている」ことを発見しました。
そりゃもう父親失格なんじゃないかという程、ぐわんぐわん振れていました。
応急処置でその場で最低限の振れ取りだけはしましたが、さすがにこの状態でポタリングに出かける気にはなれないということで、我が家に眠っているホイールと交換することにしました。
1. 11速対応のホイールに8速のスプロケットを装着(シマノ ロースペーサー)
我が家に眠っていたホイールはシマノのWH-RS010。所謂鉄下駄ですね。
私が現在乗っているピナレロ GAN S を購入した時に付属していたホイールになりますが、それまで使っていたマビックのキシリウムエリートUSTを最初から履かせることにした為、一度も使われることなく新品の状態で眠っていたものになります。
自分が使うことはないだろうなと思いつつ、「先々息子くんが自転車に乗るようになった時に使えるかも?」と思って取っておいたものになりますので、今使わないでどうするよ、というわけで。
ただ、こちらのホイールは11速対応。
息子くんのクロスバイクは8速になりますので、そのままでは使えません。
ホイールの振れが見つかった日に、8速のスプロケットを11速対応のホイールに装着する為のロースペーサーをAmazonで注文しておりました。
規格が変わっても、こういった部品を使うことで互換性を実現してくれているシマノに感謝ですね。
こんな感じで、素っ気ない部品になります。
どっちが表なんでしょ。
最初にこちらのスペーサーを入れてからスプロケットを装着すれば良いだけだそうで。
2. 鉄下駄(シマノ WH-RS010)も捨てたものではなかった
週末に息子くんと一緒にホイールを交換してみます。
まずは重量比較。
今回は面倒なのでタイヤとチューブは交換(移植)しないことにしますので、比較条件は揃ってはいませんが、交換前後でどの程度重量が変わるかを確認してみることにします。
まずは息子くんのクロスバイク、ブリジストン SILVA24 に付属していたホイールの重量から計測してみます。
公式サイトを見ても、「アルミリム、ステンレススポーク」みたいな情報しか載っていません。
タイヤとチューブを履いたままとなりますが、まずはフロント。
1521.9gになります。
続いてリア。
1838.1g。
前後合わせて3360gになります。
タイヤが32cと太いものになりますのでそれなりに重量があるだろうなとは思っていましたが、これはかなり重いですね。
お次にWH-RS010。
シマノ公式によるとフロント/リアの重量は、828g / 1,102gで合わせて1,930g。
鉄下駄とはいえ、2kgは切っているんですね。
まずはタイヤとチューブがついた状態ですがフロントから。
1217.9g。
リアがこちら。
1509.3g。
合わせて2,727.2g。
なんと、632.8gも軽量化されました。
タイヤ幅が32cから一気に25cと細くなりましたので、その分も大きいですかね。
ロードバイク界隈では鉄下駄云々言われますが、お手頃価格のクロスバイク に付属しているような無名なホイールと比較すると、それでもかなり軽量なんですね。
2年以上使わずにサイクルハウスの中で吊るしていただけになりますが、まったく振れも出ておらず。
早速ロースペーサーを入れてスプロケット を装着してみたいと思います。
ロースペーサーの向きはこちらが正解。
こんな感じになります。
あとはスプロケット付けて完了でした。
タイヤはビットリアのザッフィーロプロ。
但しピナレロ 付属のホイールになりますので、ピナレロ のロゴ入り。
息子くんのクロスバイク にピナレロ のロゴが入りました・笑
ま、息子くん本人はなんのこっちゃ、とまったく理解していませんが。
タイヤの幅が細くなった点が気になっていましたが、試しに息子くんに乗ってもらったところ、「軽い!」「走り易い!」と高評価。
そりゃ前後で600g軽量化されてますからね。
タイヤの細さについては「少し気になるけど、慣れるかな?」と頼もしい発言。
しばらくはこのまま行ってみて、気になるようであればタイヤだけでも履き替えれば良いですかね。
コメント
クロスバイクのタイヤやチューブは3年~5年変えないなんて良くある話なので耐パンク性能や耐摩耗性能が高い重い物が付属しています。
F24のリベルク32Cが495g/本、ザフィーロプロ25Cが275g/本だからタイヤで440g、チューブが50g差/本以上ですから600gの殆どはホイールではなくタイヤ・チューブの差だと思いますよ。
おお・・・。重いとは思っていましたがそこまでとは。
確かに、街乗りしかしていませんが、F24のタイヤ、摩耗度合いがほんとわずかなんですよね。こいつは頑丈だなと感心していたところです。
耐久性と重量、利用用途に応じた選択が重要ということですね。やっぱりもう少し太め・耐久性の高いタイヤした方が良いかな・・・。
値段・重さ・グリップ・耐久性・耐パンク性能のバランスですね。
レース用軽量タイヤ・エンデュランス用タイヤ・通勤通学練習タイヤとやりたいことを良く話して用途に合わせるのが大事ですね。
ちなみに私はイクシオンプロUSTで結構パンクした結果(殆どはシーラントで何とかなりましたが)、今はエンデュランス用タイヤ、特にクロスバイクはスペシャライズドのRoubaix Proを前23Cチューブドとリア30Cチューブレスで使っています。
(クロスバイクの現在の構成:https://www.facebook.com/photo?fbid=2779323935722922)
前後でタイヤを変えるというのはかなりのこだわりですね・・・。勉強になります。
クロスバイクの明細もすごいですね!!
こうやってパーツ単位で見ていくのも想像が膨らんで楽しいです。