■ BONX mini ショートインプレッション

昨年末に滑り込むように我が家に到着したBONX mini。
息子くんとのポタリングをより楽しいものにすべく購入したものになりますが、寒さも厳しくなってきたこんな真冬に届かなくても・・・と少し恨み節。





とはいえ、せっかくですので息子くんを説得してポタリングに持ち出してみました。







1. まずはトークルームを準備

まずはスマホとペアリグさせます。
その後、BONXアプリを立ち上げてトークルームを用意します。
最近は在宅勤務も増え、巷の有名所(Web EX、zoom、MS Teams)を普段から使っていますが、デバイスも含めた専用アプリになっているだけあって、この辺りの設定はとても楽ちんにできています。


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まずはBONXで皆が参加する為のトークルームを用意します。
これは代表者が一人実施すれば良いだけです。


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そこで設定したパスコードを相手に伝えます。
我が家の場合は私と息子くんの二人ですので、2台のスマホを横に並べてパスコードを入れるだけなんですけどね。


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これで準備はOK。


トークルームに入ると、こんな画面が表示されます。


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Web会議なんかだとスマホの画面を表示させながら、スマホ上での操作になるのでしょうがポタリングで使うことになりますのでこの状態で画面をオフにしてポケットに突っ込んでおしまいですね。

会話が始まればマイクON、会話が途切れればマイクOFFになってくれますのでポタリング終了までスマホをいじることはもうありません。

さあライドスタートです。 



2. 実践レビュー

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寒さは厳しかったですが、天気は快晴。
久しぶりの息子くんとのポタリングでしたが、とても気持ちよかったですね。

では、以下一回使っただけではありますがショートインプレッションをば。 



(1) 通話品質(声のクリアさ)
通話品質は想像以上に良かったです。
相手の声がくぐもって聞き取り辛いといったこともなく、クリアに聞こえました。
早口で話すと、話し始めの音が聞き取りづらいことはありましたが、会話を拾ってマイクONになる仕組みですので、ある程度は仕方ないですかね。
ただ、話している内容がわからない、みたいなことはありませんでした。

約2時間ほど走ったのですが、その間に接続が途切れたのは3回ほどでしょうか。
ただ、その場合もすぐに回線を拾って復活してくれましたので、ストレスに感じるほどではありませんでした。

息子くんとのポタリングは、巡航速度は20km程度、スピードを出しても22〜23km程度ですので、上級ローディーで速度が上がると分かりませんが、この程度の速度であれば回線の接続安定性はまったく問題なさそうですね。

ただ、一つだけ致命的な問題がありました・・・。

我が家のスマホは2台ともSIMフリー。
特に息子くんに持たせたスマホは LINEモバイルの一番お安いデータ通信のみに対応した契約になっています。

その為、通信速度は速くありません。

実走前から「もしかすると」と思ってはいましたが、案の定微妙でした。

  • 私が使っているのは OCNモバイルONEで、息子くんは LINEモバイル
  • OCNモバイルONE(上り)からLINEモバイル(下り)への通話は、問題なく聞こえる
  • LINEモバイル(上り)からOCNモバイルONE(下り)への通話は、途切れ途切れ。「うん」「分かった」のような短い言葉なら問題なく聞こえるが、長文になると途切れ途切れになる

例えば、「分かった。次の角で右に曲がるんだよね。そろそろ疲れてきたから休憩したいかも」といった文章があったとします。
私に聞こえるのは、「分かった。(ぷつっ)だよね。そろそろ(ぷつっ)かも」みたいな感じです。


BONXの公式サイト(仕様)だと、スマホアプリの動作環境として、OSバージョンまでしか指定はなく、回線速度の最低ラインとかは記載がないんですよね。


いちおう、QAにはこんな記述があります。




Q1.スマートフォンがないのでスマートフォンも買いたいです、SIMフリーの携帯電話も使えますか?
A1.スマートフォンを弊社からご提案することが可能です。また、SIMフリーの携帯電話もご利用いただけます。

Q9.スマホが通信制限に達している場合、音質の変化や遅延などの変化は起こりますか?
A9.通常時と変わりなくご利用頂けます。 

SIMフリーでも問題ないですよ、スマホが通信制限に達している場合(想定しているのはLTEが上限に達した後、3G回線の速度になった場合ですかね)でも、遅延なく通話できると回答していますね。


他方、Wifiの通信速度に関しては、こんな記述も。




②端末の対応通信速度が遅い場合:会話が途切れ途切れになる場合があります。
 



一般的に3G回線だと、通信環境やキャリアによって違いはありますが、下りで最大30〜40Mbps、お昼の混雑時間帯で10Mbps程度でしょうか。


一般的にzoomやスカイプのようなビデオチャットを快適に行おうとした場合30〜60Mbpsくらいの通信速度が、音声通話だと100kbps程度の通信速度があると良いと言われています。

そう考えると、3G回線であれば全く問題はなさそうですよね。

で、肝心の我が家のスマホ通信速度を計測してみました。


まずはOCNモバイルONE。
通信制限のないLTEの場合でこれくらい。


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上りで10Mbpsは出ていますので、そりゃ通話も問題ないことでしょう。

お次に問題のLINEモバイル。


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1.6Mbpsは出ていますね。
ただ、この後何度か計測してみたところ、最も遅い時には800kbpsくらいまで下がることがありました。

で、当然ですがこの計測時は屋外で立ち止まった状態。
自転車で走りながらだともう少し低くなる可能性もあります。


以上より、こんな感じでしょうか?

  • 3G回線以上であれば回線速度として問題になることはなさそう
  • 低速なデータ通信のみで契約している場合、音が途切れる可能性あり

我が家が契約しているLINEモバイルのデータ通信は、いっっっちばんお安い契約プランですので、ごくごく一般的な契約をされている方であれば問題はなさそうですね。




(2) 風切り音の影響は?
お次に、自転車で問題になるのが風切り音。
懸念していたのは次の2点。

  • 会話中に風切り音がぼーぼーうるさくて、相手の会話がよく聞こえない
  • 話してもいないのに風切り音を拾ってしまい、常にマイクONになってしまう

結論からいうと、どちらも問題はありませんでした。


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今回は出荷遅延のお詫びということで、最初から風防が付属していましたが、この風防は効果抜群でしたね。

面倒なので風防を外した場合のテストは実施しなかったのですが、少なくとも風防をしている状態で、時速25km程度までであれば全く問題ありませんでした。

ちなみに、走行中にお互いの会話以外でマイクONになることが何回かありましたが、それらはほとんど人の声でした。

  • お散歩中のご夫婦を追い越した時に、ご夫婦の会話を拾ってマイクON
  • 学校の校庭横を通り過ぎた時に、校庭で部活に励んでいる生徒の掛け声でマイクON

横を通り過ぎる自動車のエンジン音に関しては、マイクONになる時もあればまったく反応しない時もありましたので、人間の声に反応するようなチューニングがされているんでしょうね。 




(3) 装着感
私の耳の大きさは、一般的なイヤーピースでSサイズ〜Mサイズを使うことが多い、比較的平均的な大きさかと思いますが、ライド中にズレたり落ちそうになることはありませんでした。

中学生の息子くんは同年代の中では比較的身長が低い方。当然耳の大きさも小さい方ではありますが、窮屈で痛くなることもなく、落ちそうになることもなかったそうです。


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ワンサイズのイヤーピースにしてはよくできていますね。
イヤーフックの形状がよくできているようです。




ということで、今回は低速度の回線により若干不満の残る実戦投入となりましたが、「私が指示を出して、YES or NOの回答確認をする」くらいであれば、低速度の回線でもそこそこ役には立ちましたね。

次回は奥様のスマホを借りて、お互い LTE or 3G回線で試してみようかと思います。
折角ですから、息子くんとの会話をもっと楽しまないとですね。

商品発送まで時間のかかったBONX miniですが、今月中には全ての支援者向けに発送を完了させるそうですね。




年末より支援タイミングの早い方から順次発送を開始しておりますが、1月中には全ての支援者の皆様にお届けを完了できる見込みです。まだお手元に届いていない方もいらっしゃるかと思いますが、到着まで今しばらくお待ちいただければと存じます。お待たせしてしまい大変申し訳ありません。


公式サイトを見ても、一般販売は2021年1月以降となっていますので、量産も順調に進んでいるようで何よりでした。









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