■ ウェアラブル指向性スピーカー Parso(ロードバイク用スピーカーの決定打になれるか?)

このブログでよく扱うネタの一つに「ロードバイクに音楽を」というものがあります。
普段から音楽がないと生きていけないタイプの人間ですので、ライドに出かける時には音楽が欠かせません。

ここ最近は骨伝導イヤホンを愛用しているのですが、先日とても気になるプレスリリースがありました。 







1. ライド中の音楽リスニングの前に

とはいえとても大切な注意事項がありまして、自転車に乗っている時には耳を塞ぐイヤホンの使用や、大音量で環境音が聞こえない状態での音楽リスニングは完全にNGな時代になりました。

細かな構成要件は各自治体によって異なるようですので、その場所に合わせた運用が必要ですが、私の住む神奈川県では「安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態」というのが一つの基準となっています。





私は現在ロードバイクにおける骨伝導イヤホンの決定版とも言える、AfterShokz Aeropex を愛用していますが、音楽をそこそこ楽しめるボリュームレベルで使った場合、周囲の環境音が聞こえづらくなることはありません。




後方から近づいてくる自動車の音は当然のこととして、背後に他のローディーが近づいてくる音(タイヤのロードノイズやラチェット音)もばっちり聞こえます。

街中を走っている時、すれ違う歩行者の話し声も普通に聞こえますので、誰かに声をかけられた時に気づかないなんてこともありません。

ただ、骨伝導イヤホンの聞こえ方は個人差もあるようですので、私の体験が他の全ての人に当てはまるわけでもないようですので、そこは各人冷静な判断をしていただくのが良いとは思いますが。 






2. ウェアラブル指向性スピーカー Parso がとっても気になる

ロードバイクで安全性に配慮する場合、スピーカーを使っている人もいるようですが、なかなか私のライド環境からすると抵抗感が強いですね・・・。

以前横浜近郊を走っていた時に、3人で連れ立って走っている若者のうちの一人がスピーカーで大音量で走っていたのを目撃したことがあります。
しばらく彼らの後ろを走っていたのですが、何の曲を聞いているかが丸分かり。

周囲に自分が聞いている曲がダダ漏れで走るのは、さすがに気恥ずかしいものがあるんですよね。

で、今回プレスリリースがあったのがこちら。





AFUR社が、超音波素子を利用したウェアラブル指向性スピーカー「Parso(パーソ)」を製品化したという発表になります。

AFUR社というのは、各種センサを搭載したIoTデバイス、ウェアラブル機器などを設計するハードウェア専門の設計会社だそうです。
過去に開発した製品を見ても、特にオーディオ機器の会社というわけではなく、IoTデバイスなどを設計しているようですね。


sp-01


今回製品発表された Parso というウェアラブルスピーカーの特徴はこんな感じだそうです。

  • 強い指向性を持った持ち運び可能な小型のスピーカー
  •  スピーカーの上面は2辺に別れており、山状に傾斜をつけることでスピーカーを首から下げるとステレオで音を聴くことが出来るようになっている
  • 底面にはカメラ用の1/4インチネジが用意されており、三脚などを使用した固定が可能
  •  自転車などヘルメットをかぶった状態で、自分だけが音楽を聞くことが可能に

私が最初に使っていたエレコムのイヤースピーカーも指向性のあるスピーカーを耳元に設置するという商品でしたが、今回の Parso は超音波スピーカーにおいて世界で初めてウェアラブル出来る製品にできた点が新しく、世界初の技術なんだそうです。

超音波スピーカー事態歴史のあるものだそうですが、あまり製品化されているものは多くはないようで。

どんなもの?と興味のある方は、以下の記事を見ていただくと「おおっ!?」と興味を持っていただけるのではないかと思います。





指向性が高い為、音量を大きくすることなく、耳にダイレクトに音を届けることが可能なんだそうです。

いちおう、公式サイトでの説明文はこんな感じ。




超音波は一般的に人間が可聴できる以上の周波数を持った音のことを指します。超音波に限らず音は周波数が高くなるほど指向性が高くなり、逆に周波数が低いほど拡散します。密閉されたライブ会場の外などで低音だけが良く聴こえるのはこのためです。 
Parsoでは可聴域以上の周波数の音に、可聴出来る音を超音波素子のドライブ信号を変調して付加することで、指向性を持った音波を発することの出来るスピーカとなっています。


もうガジェット好きにはたまりません。
興味津々です。

で、こちらの製品の利用シーンとして、自転車が挙げられているんです。


sp-02


スピーカー底部にカメラ三脚用のネジが切ってありますので、ハンドル、ステム部分への装着は簡単にできそうです。
少しばかり見た目は格好悪いかもしれませんが、聞こえ方次第では自転車最強のスピーカーになる可能性秘めていますよね。

ちなみにマイクも備わっていますので、スマホとペアリングして普通に会話もできそうです。

こちらが主要スペックシート。


電源 内蔵充電式リチウムイオン電池
充電時間 3時間
電池持続時間 4時間
通信方式 Bluetooth
対応プロファイル A2DP、HSP
重量 165g
サイズ 94mm × 70mm × 46mm


唯一残念なのが、持続時間でしょうか・・・。
ロングライドだと保ちませんね。

充電用コネクタはタイプCだそうですので、その気になれば給電しながら長時間聞くことも可能かとは思いますが。


気になる発売時期は2021年夏頃。
今後量産に入った段階でスペックが変更になる可能性もあるそうですので、せめてあと1時間、持続時間が長くなってくれると嬉しいかな、と。
お値段はまだ未定。
今後の販売発表が楽しみです。





にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村