シフトケーブルとブレーキケーブルをまとめて交換

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シフトケーブルとブレーキケーブルをまとめて交換

ロードバイクで定期的にメンテナンスが必要なものの一つに、ケーブル類の交換作業があります。
昨年は冬場に行ったのですが、やはり寒いと指先が悴んで作業効率が落ちることもあり、今年はもう少し暖かくなってからやろうと。

GWでまとめてやっつけることに。
まとめてお休みが取れる時ということで、このGWに交換された方も多いのではないでしょうか?

昨年はシフトインナーケーブルのみ交換しましたが、今年はブレーキケーブルについても一緒に交換してしまおうと思います。

1. リアシフトインナーケーブルを交換

まず最初に、リアシフトインナーケーブルの交換を行います。
細かな手順は前回の記事をご確認いただければと。

私の愛車、ピナレロ GAN Sはケーブル類はフレーム内装式。
前回の記事にも書きましたが、ケーブル交換はライナーチューブを使えばそこまでフレーム内装式であってもそこまで難易度は高くないはずなのですが、なぜがフレームの出入り口のブラスチックパーツがフレームから外れず、ライナーチューブの出し入れに非常に難儀しました。

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こんなアクロバティックな体勢でライナーチューブを押し込んだりしましたから・・・汗

あー、またそんなことやらないといけないのかー、と憂鬱な気分で、まずはメンテナンススタンドにフレームを装着。

catch-06

年を重ねる毎に屈んだ作業は苦痛でしかありませんので、メンテナンススタンドはほんと助かります。

いちおうダメ元でプラスチックパーツ固定用のネジを外して、プラスチックパーツを指でツンツンしたところ・・・。

catch-07

アウターケーブルの張力だけで「ぱつん」と外れてきました。

えええっっっ!?

前回は隙間にマイナスドライバーをこじ入れたり、色々と工夫しながらも「これ以上やるとフレームを傷つけそう」と断念したのですが、今回は大した力をかけることもなく、あっさり外れました。

なんで・・・?

昨年の苦労は何だったのか・・・泣

ま、それならそれで作業が楽になったことだし、良いかー、と前向きに。
なんて油断してたら、ライナーチューブ貫通後、シフトインナーケーブルを抜いた直後にライナーチューブが落下・泣

おーーーーいっ。

一瞬頭が真っ白に。
ライナーチューブなしでインナーケーブル通すとか、私にできるのか!?と絶望に打ちひしがれること十数秒。
試しにライナーチューブだけフレーム内に下側から通してみたところ、トップチューブ側の穴からひょっこりライナーチューブが顔を出してくれました。

マイナスドライバーで引っ掛けたところ、あっけなくライナーチューブを外にこじり出すことに成功。

あー、焦った・・・。

前回は交換を見送った、リアディレイラー付近のアウターケーシングの交換。
傷がついていることもあり、今回は交換することにします。

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こちらパーツは OT-RS900というケーブルになるのですが、ノーマルなケーブルセットには付属していません。

DURA-ACE R9100系、ULTEGRA R8000、105 R7000のリアディレイラーのアウターケーブルに関しては、こちらのOT-RS900を使用し、それ以外の旧モデルでは OT-SP41を使います。
ケーブルセットに付属しているのは OT-SP41。

ちなみにAmazonだと10本セットしか売っていないようで。

さすがにそんなに要りませんよね・・・。
ショップでは400円くらいで入手できますので、以前ショップに立ち寄った時にこちらのOT-RS900は確保済み。

立ち寄った時というのが、パンク修理の時だったので、別に立ち寄りたくて立ち寄った時ではないのですが・汗

今調べてみると、OT-RS900付属版のケーブルセットも出ていますね?
気持ちお高くなってますが、個別に買うよりはお安いのかな?
次回以降はこちらを買うことにしましょう。

そこから先は、順調に作業は終了。

2. フロントシフトインナーケーブルを交換

続いて、フロントシフトインナーケーブルの交換です。
こちらもフレーム内装になりますので、慎重に作業を進め、あっけなく完了。

ただ、交換時にタイコがきっちりハマりきっていなかったようで、一回やり直していますが・・・。
前回もそうですが、今回も同じようなところで凡ミス。

学習能力が低くて困ったもんです・汗

3. ブレーキインナーケーブルを交換

で、今回はブレーキインナーケーブルの交換も行うことにします。
まずはリアから。
今回も慎重にライナーチューブを通して、テープでフレームに固定。

まずはケーブルを引き抜きます。

まずはブラケットカバーをめくります。

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この状態でブレーキレバーを握ると、先端部分がこんにちわ。

cable2-02

するするっ、と抜き取ります。

あとは新品に交換するだけ。

cable2-04

お次がフロントですが、フロントに関しては内装式ではない為、作業はとっても楽ちん。

あっという間に作業完了。
ブレーキインナーケーブルの交換は、比較的難易度低めでしたね。

最後にケーブルの張り具合をそれぞれ微調整。
いやー、スパスパ変速が決まるのはとっても気持ち良いですね。

ブレーキに関しても、少しだけ引きが軽くなったかも?
そりゃ丸二年以上交換していませんでしたからね。

ケーブル交換もこれで2回目。
あれこれと失敗も経験したお陰で、次回はスムーズに作業できるようになった気がします。

そりゃもう、そうなってくれないと困ります。
もうちょっとがんばれ、自分。

 

コメント

  1. shige より:

    ケーブル交換お疲れ様でした。
    私はDi2と油圧ディスクブレーキなのでケーブル類の交換は断線でもしない限り不要ですが、最初に買ったバイクはリムブレーキと機械式変速だったので、年に一度ショップでケーブルの交換調整をして貰ってました。自分でやっても良かったのですが面倒だったのでお金で解決しました(笑)
    たぶん次に買うとしたらやはりDi2とディスクブレーキを選ぶので、この先もケーブル交換を自分で行う事は無さそうです。
    油圧ディスクは定期的にフルードの交換は必要ですがこれもショップまかせになるでしょうね。そろそろ交換時期ですが、コロナ禍で乗れてないので秋頃かなぁ。今年はついでにオーバーホールも頼もうと思っています。

  2. おとーさん より:

    >shigeさん
    Di2&ディスクブレーキだと、ワイヤー伸びとか気にしないで済むので、ほんと楽になるっていいますよね。羨ましいです。。。

  3. より:

    こんにちは。次回は「日泉ケーブル」使ってみてください。ヌルヌルですので(^_^;)
    妻は、日常使用の電動自転車のブレーキケーブルも、ココのにするほど気に入ってます。

  4. おとーさん より:

    >ぶさん
    日泉ケーブルは、ケーブルのアップデートとしてよく名前聞くやつですね?
    作業に慣れるまでは無難にシマノで、と思っていましたが、確かに次回はチャレンジしてみたいですね!
    ぬるぬる、楽しみです(^^)

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