【製品レビュー】パールイズミ ベンチレーションマスク(最強の夏用スポーツマスク)

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なかなか終わりの見えないコロナ渦ではありますが、ワクチン接種が終わったぜ!というブログ記事もちらほら見かけるようになりましたね。
私は予約がまだまだ先なので、当面我慢が続きそうですが。

さておき。

昨年から始めたジョギング。
今でも継続しているのですが、悩ましいのがジョギング時のマスク着用。

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気温が30℃超えてくると、マスクして走るのは正直辛いです。

周囲に一切人がいない時にはマスク外して走ってますが、前方から歩行者や自転車に乗った人が来た場合、マスクを着用してすれ違うようにしています。

ですが、私がジョギングルートとしてよく走っている場所に公園があるのですが、その公園の利用ルールとして、ジョギングする人はマスクして走ってね、というものがあります。

それまで使っていたマスクだと正直しんどいな、とあれこれ試してみたところ、パールイズミのベンチレーションマスクが最強でしたので、今日はその辺りをご紹介したいと思います。

パールイズミのベンチレーションマスクはジョギング、自転車何にでも合う最強の夏用スポーツマスクだった

1. 夏はスポーツバンダナでも厳しい

昨年から始めたジョギングですが、秋〜冬〜春とシーズンを重ねてきまして、そのほとんどはスポーツバンダナで走っていました。

防寒という意味合いもありますが、川沿いを走ることもある為、何もつけていないと小さな虫が口の中に飛び込んでくることも多く、口周りを覆って走るようにしています。
ロードバイクでもそうですね。

何も着用せずに走っているローディーがいますが、その辺りはあまり気にならないんですかね。
私は過去ロードバイクに乗っていた時、暑くてバンダナを外していたらカナブンが口に飛び込んできたこともあり、今ではすっかりトラウマになってます・・・。

ちなみに夏のロードバイクでは、これまたパールイズミのUVフェイスカバーを着用して走っています。

夏はこれ一択じゃない?と思うくらい気に入ってます。

話が逸れました。

ジョギングにおけるスポーツバンダナですが、梅雨の頃までは特に問題なかったのですが、梅雨も開け夏本番となった頃から、息苦しく感じるようになりました。

「呼吸がし辛い」という苦しさではなく、「呼気が熱くてたまらない」という苦しさなんですね。

いやいやそれくらい、と思う方もいらっしゃるかもですが、ぴったりフィットで熱い呼吸を繰り返すと熱中症になります。

昨年、それで軽く熱中症になりましたから・・・。

よくスポーツマスクで「冷感」を売りにしている商品がありますが、最初に少し冷たく感じるくらいだと何の役にも立たないんですよね。

大切なのは通気性。

そもそもマスクの基本機能と相反する矛盾した要素なのですが・汗

2. マスク+フレームで試してみる

ということで、通気性を高める為に、手持ちのマスクで試行錯誤してみました。

まずは普通のウレタンマスク。
通常のマスクと比較して、かなり通気性が高くなります。

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春秋ならこれで十分なのですが、朝の犬の散歩で着用してみたところ、やはり吸う空気は「熱い」ですね。
徒歩でこれなら、とてもジョギングには使えそうもありません。

続いてこちら。

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ユニクロのエアリズム。

こちらにマスクフレームを入れてみます。

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これで口周りにかなり広い空間が生み出されますので、少しは楽になるかな?と期待。

結果、ウレタンマスクの方がマシでしたね・・・。
ただ、肌への張り付きは防止できますので、「汗をかいた時にマスクが顔に張り付くのが嫌!」という人であれば、こちらのマスクフレームはおすすめです。

これまた汗ばむ春頃なら快適なのでしょうが、真夏には耐えられそうもありません。

ちなみにスポーツバンダナだと、このマスクフレームをうまく固定し切れないようで、その組み合わせは微妙でした。

3. パールイズミ ベンチレーションマスクをレビュー

スポーツマスクと呼ばれる商品は沢山ありますので、こうなったらあれこれ試してみようかな、でもどっぷりマスク沼にハマりそうだな、と思っていたところ。

灯台下暗し。

パールイズミのベンチレーションマスクがあったじゃないか、と気づきます。

で、色々と調べてみると、ランニング目的で使っている人もいるようで、まずはこれでしょ、ということで購入決定。

(1) 外観

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この形状が独特ですよね。
ベンチレーションという名の通り、下部に切れ込みが入っており、2枚の独立した生地で構成されています。

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内側から見たところ。
下の生地は顎にフィットしてくれます。

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私が購入したのは S-Mサイズ。
ユニクロエアリズムの Lサイズと比較してみるとこんな感じ。

平均よりもほんに少し顔が小さめなもので、私にはこちらのサイズでぴったりでした。

(2) 通気・透湿性

パールイズミのベンチレーションマスクは、生地自体がかなり透湿性を考慮したものになっています。

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サラサラした硬めの生地になりますので、汗をかいても肌にへばりついてくることがなく、装着感は良いです。
ただ、もっと涼しい季節になったら、ユニクロのエアリズムマスクなんかの方が装着感、肌触りともに上だろうな、とは思います。
あくまでも、汗をかく夏場向け、ですね。

生地自体が薄め、透湿性を高める為の穴が空いていることから、全体的に透湿性は非常に高いです。
透湿性に関しては、ウレタンマスクよりも上かな?と思います。

続いて、ベンチレーションについて。
以下、四十路おじさんの髭面が登場しますので、閲覧注意となります。。。
(髭剃ってから写真撮れよ、という話ですよね・・・汗)

まずはマスクを装着して、口を閉じたところ。

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ここから、口を最大限開けた状態がこちら。

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この状態でも、口元が見えることはありませんでした。
ベンチレーションはあるものの、口元はきっちり覆われています。

但し、このベンチレーションがあるお陰で、吐いた呼気は外に排出され、口周りに湿った呼気がたまることがありません。
また息を吸った際には、ベンチレーションの隙間から外気が取り込まれる為、「熱い空気を吸う」感覚が非常に薄く、呼吸がとても楽でした。

本来のマスクとして考えると「それってどうなの?」という機能性ですが、「周囲に飛沫を飛ばさない」という機能性はばっちり満たしていますので、このコロナ渦におけるスポーツマスクとしては完璧な機能性なのではないでしょうか?

(3) 犬の散歩で利用

まずはお試しということで、朝夕の犬の散歩で使用。
そりゃもう快適でした。

  • 何もつけていない状態と比較すると、口周りにしっとり汗はかく為、「まるでマスクをつけていないみたい!」みたいなことはありません
  • 汗のかき具合はウレタンマスクよりもほんの少しましかな?くらい。ばっちり汗はかきます
  • 但し、息を吸うと「マスク内でこもって熱くなった空気」ではなく「ほぼほぼ外気と同じくらいの空気」を取り込むことができます。これはどんなに鈍感な人でも実感できる点かと思います

ということで、それまで犬の散歩で使っていたウレタンマスクは無事引退となりました。

(4) ジョギングで利用

続いてジョギングでの利用。
この季節、少し気温が下がり始めた夕方に走るようにしていますが、夕方でも気温は30℃近くあります。

結論から言うと、これまた快適でした。

スポーツバンダナで走った時に感じた「こんな熱い空気吸い続けたら熱中症になるわ」という危機感を感じずに60分走り切ることができました。

こりゃすごい。

ということで、夏場はスポーツバンダナは引き出しの中でお休みしてもらうことになりました。

(5) ポタリングで利用

続いて、ミニベロでのポタリング。
ご近所でのお買い物+αで小1時間ほど走ってみました。

これがまた独特な結果に。

  • 時速20km以下くらいでトロトロ走る分には、ジョギングで感じたのと同じ「外気をしっかり吸えている」感覚だったのですが、少しスピードを出してみると「ちょっとこもって熱くなった空気」を吸っている感覚に
  • スピードを上げて走ると、外側のマスクが向かい風で顔に張り付いてしまい、ベンチレーションの隙間が塞がれてしまう。加えて、スピードを出すと比例して息遣いが荒くなり、マスクの中に熱がこもり始める
  • 結果、スピードを出すと熱い空気を吸う感覚が強くなってしまう

これは予想外でした。
おそらく心拍が上がらないのんびりポタリングであれば問題ないと思いますが、ロードバイクでがっちり速度を出すような走り方をするのであれば、最初から専用のUVフェイスカバーを使った方が良さそうです。

ということで、当初の目的であったジョギング向けとしては、暑い夏を十分に乗り切れるスポーツマスクであることが判明しましたので、ダメになるまで使い倒してしまおうと思います。

ちなみに、この記事を買いている時点で既に2週間、10回以上洗濯を繰り返していますが、まったくヘタる様子はありません。

洗濯時には百均で購入した小物用の洗濯ネットに入れて、中性洗剤を使って洗濯機で洗っていますが、向こう2ヶ月、50回くらいの洗濯であれば問題なく乗り切ってくれそうな雰囲気ですね。

まさかジョギング目的でパールイズミの製品を買う日が来るとは思いませんでした。
すごいぞ、パールイズミ。

コメント

  1. たかにぃ より:

    通勤にベンチレーションマスクを数枚ローテーションして使っていますが、50km/h出しても張り付くとかは無いです。個体差?か発売時期の差?かな。
    空いてる穴によって下方向へは飛沫が飛ぶので、マスクとしては不完全ですが、熱中症対策で屋外で充分距離が取れるところではマスクを外したほうが良いとのアナウンスもあるから用途を絞って使うのはアリと思っています。(店舗や屋内に入るときは不織布マスクに付け替えて使っています。)

  2. おとーさん より:

    あとは顔の形でしょうか・・・?(鼻が低いとか、顔が平たいとか・汗)
    ジョギングでは、周囲に人がいない時には外して走っていますが、マスク着用が必要な公園とか、歩行者が多い通りなどではほんと助かります。
    購入後毎日洗濯して使っていますが、この夏はこのマスク一枚で乗り切れそうです。
    (仕事で出社する時には、不織布マスクですが、その時にベンチレーションマスクの涼しさを改めて実感しますねー)

  3. トレビアン爺 より:

    トレックにビアンキのエンデューロ系ディスクロードを最近追加してトレビアン爺になりました。
    私は基本走行中はいっさいマスクをしませんが、今の時期どうしてもという時は濡らして使う冷え冷えタオルを首に巻き必要な場合停車してさっと引き上げマスク風にしています。乾いて効果が薄れたらポットの冷水をたらして復活させ熱中症対策と同調圧力の一石二鳥対策をしています。(コンビニ用マスクはもちろん別途持参)ちなみに・・・アメリカは今年中にPCR検査を停止させるそうです。何故?それは、ワクチン効果をアピールする為陽性者を無くさなければいけないからだとか?マスクから解放されるまでもう少しの辛抱です。

  4. おとーさん より:

    >トレビアン爺さん
    もう名前の絶妙なインパクトにやられて、その後のコメントが頭に入ってきません。。。
    そうか、合わせるとトレビアンになるんですね。。。

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