【製品レビュー】高コスパなバーテープ（ノグチ ２カラーバーテープ）

先日ハンドルバーを交換しました。

そうなると必然的にバーテープも交換しないわけにはいきません。
前回バーテープを交換してから約１年が経過していますので、普通に考えればそろそろ交換時期でちょうど良かったのでは？という話ではあるのですが、これまで使っていたのがスパカズのバーテープ。

はっきり言って「これ１年経ってる！？」と思うほど劣化は進んでいませんでした。
私のような週末ローディーの場合、余裕で２年は使えそうな位耐久性が高いです。

とはいえバーテープを交換しないわけにはいきませんので、泣く泣く剥がすことに。
さすがにもう一度巻き直して使うのは厳しそう。

バーテープも新調することにしました。

ノグチ２カラーバーテープはコスパ最高でお気に入りに

1. コスパ優先でバーテープを選ぶことに

スパカズのバーテープが気に入ったのであれば、同じものを買えば良いのでは？という話なのですが、今年は NEWバイクを発注予定となっています。
そうなると、今回交換したカーボンハンドルは NEWバイクへと移植する予定ですので、その際に再びバーテープを交換する必要が出てきます。

下手すると半年くらいでバーテープを巻き直すハメに。

１年でも交換を躊躇うほど耐久性の高いスパカズを、次回半年で交換する勇気は私にはありません・・・。

ということで、今回はもう少しコスパを優先して買い易い価格帯のバーテープを探すことにしました。

2. ノグチ２カラーバーテープ

先達のブログ記事を読み漁り吟味を重ねた結果、今回はノグチの２カラーバーテープを購入することに決定。

お値段にしてスパカズの半額以下なのですが、総じて高評価。
見た目もとっても好み。

ブラケット周りの端材も用意されていますし、一通り揃っています。
ただバーエンドキャップは安っぽいので、スパカズのエンドキャップを引き続き使うことにします。

スパカズのバーテープは少しお高めですが、このハイクオリティなバーエンドキャップが付属してくると思えば少し納得してしまいます。
途中で緩んでくることもありませんし、見た目も高級感があって大好きです。

(1) 巻き易さ

今回は作業中の写真などはあまり撮っていませんが、作業性に関してはスパカズと同様かそれ以上に巻き易いタイプでした。

スパカズは硬さがある為、強く引っ張った時にあまりテープが伸びないのですが、ノグチのバーテープは伸縮性が僅かにある為、ショルダー部分だったりブラケット部分などカーブのある箇所に関してはスパカズよりも巻き易かったです。

ちなみにバーテープの長さはほぼほぼぴったり。
1/3 よりも少し重なり部分が多くなるようにぴっちり巻いたこともあるのですが、ほぼ余りが出ることなくちょうど良い長さでした。

最後に巻き止める飾りテープが付属してはいるのですが、少しペラペラで安っぽかったこともあり、最後にゴムテープで固定した後、ブチルゴムテープを巻き付けることにしました。

ブチルゴムテープはサラサラしているのに巻きつけるときっちり固定（癒着）してくれるので本当に使い勝手が良いです。

(2) 硬さ

握り込んだ時の硬さに関しては、スパカズよりもノグチの方が「柔らかさ」が感じられました。
ぐっと握り込んだ時にかすかに沈み込む感じですね。

以前使っていたリザードスキンズのバーテープは、ふかふか感がすごく「柔らかい」バーテープでしたが、スパカズとリザードスキンズの間くらいの硬さですかね。

 

(3) 厚み

ノグチのバーテープは中央部分が3mm、両端が1mmの厚みになっているそうです。
スパカズも厚みは3mmでしたが、実際に巻いてみるとノグチの方が若干厚みはありそうです。

握り込んだ時の沈み込みの有無から、ノグチの方が厚みを感じているだけかもしれませんが。

真冬用のグローブを付けて握っても「太いわ！」と不満を感じることはありませんでしたので、個人的にはちょうど良い厚みでしたね。

(4) 振動吸収性

ここは正直微妙なんですよね。
結論から言うと、スパカズよりも振動吸収性が上がったな、というのが感想なのですが、同時にハンドルバーをアルミからカーボンに変えていますので、振動吸収性が上がったのはハンドルのお陰、という可能性はとても高そうです。

ただ、バーテープの硬さはスパカズの方が上でしたので、ノグチのバーテープの方が僅かかもしれませんが振動吸収性が高い可能性はありますね。

(5) グリップ力

グリップ力については、さすがにスパカズには敵いませんね。
滑り易いということはなく、現に手が滑ったことなどないのですが、グリップ力が高いというほどでもなく、この点に関してはあくまでも中庸な製品かと思います。

では何か不満でも？という話なのですが、特にハンドルをぶん回す走り方もしませんし、ブラケット、下ハンと頻繁に握り変える乗り方をするわけでもありませんので、必要にして十分でした。

改めてスパカズのバーテープの素晴らしさを再認識したところではありますが、ロングライドでのんびり走る走り方にはむしろノグチのバーテープの方が向いているかも？という気もしており、とても気に入っています。

あとは使い続けて耐久性がどうなのか、確認していくことにしましょう。