一度使い始めてしまうと、なかなか交換することのないパーツの一つにボトルケージがあります。
よほどのことがない限り破損もしませんし、相当激しい乗り方をしない限り、ボトルが吹っ飛ぶような「固定力に問題がある」ボトルケージもそうそうないと思います。
ドリンクボトルとホルダーの相性問題はありますから、購入当初に外れを引いてしまって入れ替え、みたいなことはあるかもですが。
そんなわけで、私も以前のロードバイクではずっとエリート一筋で使い続けていました。
今回、新しいロードバイクを購入するに際して、最初は深い考えもなしにエリートのボトルケージで良いかな、と考えていたのですが、スパカズから出ているボトルケージに一目惚れしてしまいました。
■ 抜き差しのし易いボトルケージ(SUPACAZ FLY CAGE ANO LIMITED ボトルケージ)
1. 海外通販で購入(一目惚れ)
私が一目惚れしたのは、バーテープでお馴染みのスパカズから出ている、フライケージ。
様々なカラーが用意されているスタンダードなボトルケージになるのですが、過去に幾つか限定カラーが出ていました。
海外通販を巡回していた際に、たまたま限定カラーの在庫が残っているのを見つけてしまいまして、一目惚れして購入。
ちなみに我が家に到着した時にはこんな状態でした・汗
再装してもらってこの状態ということは、その前にはいったいどんな酷い状態だったのでしょうか・・・。
幸いなことに中身は問題ありませんでした。
海外通販あるある、ですね。
2. 外観
私が購入したカラーがこちらのプラチナム&レッド。
レッドとシルバーのグラデーションが美しいです。
もうね、このカラーリングにやられてしまいました。
若干ピンクがかったレッドということもあり、フレームカラーとは異なるのですが、個人的には気に入っています。
3. 重量
ノーマルなフライケージアノに関しては、公称18gだそうです。
私が購入したフライケージリミテッドに関しては公称重量は不明なのですが、塗装にこだわっていることから若干重量増は覚悟していました。
23.8g。
アルミ製の割には軽量。
今まで使っていたエリートのカンニバルXCはグラスファイバー製で36gでしたから、重量は 2/3 に軽量化。
素晴らしいですね。
4. 使用感
使用感ですが、ボトルの受け口がラッパ状に広がっていることもあり、ボトルがとても差しやすくなっています。
ほんのちょっとした形状の工夫ですが、これはとても良いです。
確実にそれまで使っていたエリートのボトルケージよりも差しやすいです。
ホールドする力も十分。
基本舗装路を走っていますので、それでぐらつくようであればそもそも問題外なのですが。
歩道との段差で「がっこん」と衝撃が加わっても、緩むことはありません。
適度なホールド力となっている為、ドリンクボトルを抜く際も「硬い」と感じることもありません。
抜き差しし易い良いボトルケージだと思います。
ただ、受け口が広がっていることから、塗装は禿げやすいだろうな、と覚悟はしていましたが、ライド10回程度でこの状態に。
数年経ったらもっと傷だらけになりそうですね。
ただ、ボトルさえ差していれば隠れて見えなくなりますので、あまり気にしないようにしています。
問題があるとすると、買い換えようにも限定品であるが故、入手性が著しく低い点でしょうか。
定期的に再販売してくれませんかね・・・。
コメント
私の場合はボトルに使用出来るケージが一ヶ所なのと夏には一リットルの
保温型のボトルを使用する関係で大小の太さに対応しているケージを選択。
折りたたみのミニべロには取り外し可能なDOM Monkii Cage Vを使用し
クロモリロードにはARUNDEL looney bin bottle cageを使用しております。
ボトルケージの選択基準は人それぞれですがバイクの色合いやデザインに
合ったあ物を見つけられたようでなにより・・・まるでオーダー品ですね。
>老爺さん
スパカズのこのカラーを見つけた時には、びびっと来ました。
なかなかにお似合いにできたかな、と。
ただ、仰るように使うボトルによっても選択肢は変わりますし、各社から様々なボトルケージが出ていて面白いですよね。
最近はポディウムからもポディウムシリーズに最適化したボトルが出たそうで、そちらはそちらで興味津々ですし。
奥深いものです。