極端な言い回しですが。
例えばシマノのコンポーネントで言うと、ハイエンドはデュラエース。
アルテグラとは機能性の違いはほとんどなく、その差は重量の違い(軽量化させるための素材やデザインの違い)と言われています。
そして、そこまでの軽量化は、多くのローディーにとってはあまり意味がなく、アルテグラで十分だよ、という話はよく聞く話ですよね。
今更そんな話、という内容ではあるのですが、今回は記事の中で紹介されている格言が個人的には刺さりました。
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■ デュラエースが必要な人は、無料でデュラエースを手に入れている
いやー、言い得て妙な格言だな、と思いました。
「デュラエースが必要な人は、無料でデュラエースを手に入れている」
つまり、そこまでの性能差(軽量化)が本当に必要で、意味のある結果につなげることのできる人というのはプロライダーであり、プロであればメーカーからデュラエースのコンポ提供を無料で受けているよね、というわけです。
名言です。
現在、(組み合わせるパーツによっても微妙に変わりますが)デュラエースとアルテグラの重量差は約240g。
価格差にすると20万円近い違いがあります。
上記記事では「200g」という言い方をしていますが。
200グラム。これは公式アルティメット・フリスビーより25グラム重い。では、フリスビーをジャージの背中に押し込んだら、パフォーマンスにどれほどの影響が出るかというと、答えは、ペダルの踏み方がぎこちなくなることと、ライダーグループから変な目で見られること以外には、大した影響はないだろう。
ペダルストロークがぎこちなくなり、ライダーグループから奇異の目で見られる以外には、ほとんどの人にとって大きな違いはないだろう。
いやー、勉強になりました。
公式アルティメットフルスビーは175gで統一されているそうです。
最近私が愛用している ABUS のチェーンロック(1500 / 60)は230gです。
サドルバッグ使わないショートライドの際にはバックポケットに放り込んで走りに出かけていますので、ほぼこのチェーンロックの重量差と同じわけですね。
だからといって、平凡なローディーがハイエンドのグループセットを買うことに意味がないとは言っていません。
デュラエースが欲しいのか、SRAM Redが欲しいのか、S-Worksが欲しいのか。それでいいんだ。それはとてもクールなことだ。稼いだお金をどう使うか、他の誰かにとやかく言われる筋合いはない。
もしあなたが、ある人たちがバイク1台にかけるお金よりも、グループセットにかけたいのなら? どうぞご自由に。わかったよ。分かるよ。
ちょっと揶揄するような言い回しにはなっていますが、自分の趣味に使うお金に大して、「それは意味がない」と言われるのは大きなお世話ですよね。
大金持ちでもなく、かけられる費用は有限な私のようなローディーの場合は、「どこにお金をかけるか」という取捨選択が必要になってきますので、クロモリのフレームオーダー、バラ完を決めた際には迷わずにコンポーネントはセカンドグレードを選びました。
SRAM REDに憧れがないか?と問われれば、「お金があるなら欲しい!」というのが正直なところですね・笑
ただ、今回紹介された格言を聞いてしまうと、「まーそうだよね。他のパーツにお金を回すようにするよ」と自分を納得させることができるという点において、とても良い格言だなーと思いました。
「SRAM REDが必要な人は、無料で手に入れているよ」
コメント
デュラのcrankは最後のシルバーになったのと、9700の物がありますが、めちゃくちゃ硬いcrankで、バネ感の有るクロモリとは相性抜群だと思います。(*^^*)
後はアルテグラやティアグラでも。。。
ハッキリ言ってパワー掛けしての変速時以外は変わらないと思います。でもフロントディレイラーに関してはアルテグラ辺りを下限にして置くと、まったく変速スピードがフィーリングが違うと思います。アルテグラだと、ジャララ!!カシャ……に比べ、105だとジャラララララ!!ガシャだと思います。それとレバーから伝わる感触もアルテグラは直結感が強く撓みませんが、アルテグラより下位gradeだとチェーンの凹凸を伝えて来て、チェーンと接触するレバーがグネグネするのが感じ取れます(-_-)
アルテグラやデュラはまるで鍛造の金属から削り出ししたみたいな硬い感触がありますが、これより下だと軟鉄をプレスした板感が強いです。