すっかり3Dプリント技術が一般的になってきました。
ロードバイク界隈だと、細かな便利グッズを3Dプリンターで作成するケースも多く、私も携帯工具のビットホルダーに関しては、3Dプリンターで作成されたものを使っていたりします。
コンポーネントに関しては、サドルが有名かと思います。
そんな3Dプリント技術ですが、ビブショーツにも採用されることに。
サドルに3Dプリント技術が採用されるのであれば、相対する接触面であるビブショーツ(パッド)に3Dプリント技術を適用するというのは、なるほど納得できるものかと思います。
ビブショーツのパッドを3Dプリントで制作するとどんなメリットがあるのでしょうか?
GORE WEAR の公式では以下のように宣伝しています。
この卓越したシートパッドは、Elastic Interfaceのエンジニアとのコラボレーションにより、新しい3Dプリンティング技術を活用して設計されました。N3Xパッドはユニークな3Dデザインからレイヤーごとに構成され、従来のフォームパッドに比べて優れた技術的特性を実現している。疎水性素材を使用したN3Xパッドは、速乾性に優れ、汗の吸収を最小限に抑える。完全に開放された構造は通気性を高め、皮膚の温度管理を最適化する。
パッドに採用されるレイヤードシートは、網目形状であるが故に速乾性に優れ、高い通気性を実現してくれそうです。
クッション性がどこまで高いのか、その耐久性がどの程度なのかは分かりませんが、確かに通気性、速乾性は確実にメリットになりそうですね。
気になるお値段ですが、GORE WEAR のビブショーツが、おおよそ160ドル〜200ドルでラインナップされているところ、新しい3Dプリント技術を採用した ULTIMATE BIB SHORTS+ に関しては300ドルの値付けがされています。
GORE WEAR は日本国内だとそこまで入手性が高い部類ではありませんので、果たして日本国内でいつ頃から流通するかは分かりませんが、見かける機会があったら一度手にとってみたいところです。
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