遂に和田峠にチャレンジ(28Tで上れるか不安で寝付けない)

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リアスプロケ11-28Tでチャレンジすることに

前日にリアスプロケットを11-32Tに換装しようとして敢えなく失敗。
今回は11-28Tで挑戦することになりました。

遂に和田峠にチャレンジ(でも前日準備で大失敗) : 昔チャリダー今ローディー

同じような人がいないかと、先人達の挑戦記事を読んでみます。

  • 11-25Tでチャレンジ。インナーローだと厳しかったけど、何とかクリア
  • 11-28Tでチャレンジ。意地でもインナーローを使うまいと25Tで登りきったなんてことでしょう。

全く参考になりません・・・泣

ということで不安な気持ちに苛まれ、なかなか寝付くことができずに一晩を明かし、チャレンジ当日の朝となりました。

今回のルートはこちら。
ルートだけは、結構前に作成しておいたんですよね。

私は峠道は「頂きまで登って同じ道を下ってくる」のは好きではありません。
どうせなら違う景色を見たいということで、そのまま反対方面に下りて行くのが好きなのですが、今回ばかりは同じルートを下って戻ってこようと思います。

それは何故かといえば。

かの有名な峠道を写真に納めたいからです。
できれば上り道は足つきなしで行けるところまで上って、坂道の写真は帰りに行おうという作戦です。

和田峠に挑戦

当日は気持ち良いほどの快晴。

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峠まではなるべく脚を使わないで済むように、多摩川サイクリングロード、浅川サイクリングロードを経由していきます。

この日は大物の峠道に戦いを挑むことになりますので、平坦を走っている際には心拍は常に最大心拍の75%程度に抑えるようにして、スタミナも脚も温存して走るように心がけました。

陣馬街道で浅川を離れ、最初の補給を行います。

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パン屋さんでは、何故かいつもカレーパンを頼んでしまうんですよね。
とても美味しく頂きました。

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そのまま陣馬街道をえっちらおっちら走っていると、地元のおばさまでしょうか。
通りしなに「まー、大変ねー」と声をかけて(?)頂きました。

きっと、大変になるのはもっと先のことだと思うんですけどね・・・。

で、和田峠と言えばこちらの看板。

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ほんと、趣があります。

で、この先のバス停付近が峠の入り口となります。

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和田峠まで 3.7km 。

ここから徐々に峠道となっていきます。
ただ、この先 2km 程度は、斜度10%を超えることもあれば、5〜6%程度の坂もあり、「半原越と同じような感じかな」という印象で、きつくはありますが、恐れおののく程ではありませんでした。

えいやえいやと上って行くと、次の道標にたどり着きます。

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和田峠まで 1.7km 。

ここからが本番、といったところでしょうか。

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徐々に左側から上ってきて、右上に上って行くわけですが、この辺りになると斜度10%を切ることがなくなってきます。

今まで峠道というと、10%超の道でひーひー言いながら、斜度が5〜6%になったところで息を整えて水分補給をする、といった走り方でしたが、和田峠ではそんな場所ありません。

13〜15%をうろつくポイントも多く、斜度10%の坂が「少し楽かも」と錯覚する世界に。
10%の坂で息を整えるという、よく分からない状態に。

ちなみにこの時点で当然ではありますが常にインナーロー。
この坂を25Tとかで上れる人って、どんな人なんでしょ・・・。

そんなこんなで先ほどの道標から1.1km進むと、次のポイントに。

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和田峠まで 0.6km。

ここからが本番です。

ちなみにこの道標のあるポイント。
振り返るとこんな感じです。

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あー。。。
和田峠チャレンジのブログ記事でよく見かけるやつですねー。

残り600mがこれほどまでに長く感じたのは初めてです。

この先しばらく行くと、唯一のビューポンイトがあります。

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ちなみに上っている時には景色を見る余裕なんてありませんでした。
あー、なんか青空がちらっと見えたかなー、くらいです。

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ほんと、なんでしょ、この坂。

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ザ・峠道、ですね。

で、この九十九折を抜け、心折られることなく漕ぎ続けると頂きにたどり着くことができます。

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無事、足つきなしでクリアできましたっ!!

本格的な峠道になってからは、ケイデンスは40〜50rpmをうろつく状態。
かろうじて足をつかなかった、というギリギリの状態ですね・・・。
休憩している間や、下りで写真を撮影している時に他のローディーの方ともすれ違いましたが、皆さんくるくる足回してましたね。

この違いが脚力の違いなんでしょうね。

※これまでの写真は、下りに撮影したものを逆の順序で貼り付けていって解説したものとなります。

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バス停まで 3.7km の道標。
長い 3.7kmでした・・・。

ちなみに、この背後に陣馬山があるそうで。
この頂きに駐車場がありますので、この日も登山客の方が車でここまで来て、登っていかれました。

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この先が山頂だそうです。

ん・・・?

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自転車禁止・・・

この階段を担いで行った酔狂な人がいるんですかね

何とか和田峠を足つきなしでクリア。
これでようやく「初心者ローディー」は卒業できた気がします。

帰りは陣馬街道を戻って、「にじいろ」さんでラーメンを頂いて帰ります。

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最初は店名が読めませんでしたね。

ジャズが流れる雰囲気の良い店内で、一人場違いな格好でラーメンを頂きます。

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鶏ガラに煮干しでとった出汁スープだそうで、個人的にとっても気に入りました。

この後は 10km ほど南下して尾根緑道、尾根幹を経由して無事帰宅となりました。

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大物の峠を一つ超えたわけですが、裏を返せば一つしか超えていませんので、獲得標高はそこまで大きくはなりませんでしたね。

終わってみれば、平均ケイデンスは68rpm70を切ったのって初めてな気がします。。。
峠を上ることはできたものの、今のスプロケットのままで脚を鍛えていくのか、無理せずにコンパクトクランクにするか、11-32Tのリアスプロケットに換装すべきか、悩ましいところですね。

何はともあれ、無事11-28Tで走り切ることができたので、ほっとしています。

コメント

  1. たかにぃ より:

    RD-R8000-SSなら、GSに変える必要が無い11-30Tって選択もありますよ。

  2. おとーさん より:

    ほんとですね、30Tまでなら対応可能なんですね。
    チェーン交換のタイミングまで頑張って28Tで引っ張るか、音を上げで途中で変えてしまうか・・・。
    もう少し28Tと付き合ってみて考えてみようかと思います。
    (ひとまず、11-30Tはお気に入りリストに登録しておきました・笑)

  3. ナナシ より:

    お疲れ様でした。
    平均ケイデンスを参考にするのであれば、フロントはコンパクトにしたほうがよさそうですね。
    リアはたかにぃ氏のおっしゃる通りR8000SSなら30Tの選択肢があるので、フロント34T×リア30Tがいいのかもしれません。

  4. おとーさん より:

    あ、やはりそう思われますよね・・・。
    私も同意見でございます。
    まさかここまでケイデンス落ちてるとは、我が目を疑いました。
    ただ、コンパクトクランクにリアスプロケット、チェーンを揃えると部材だけで2万円コースですか。
    先立つものがないので、いずれにしてもこの冬は今のまま頑張るしかなさそうですが、こつこつ貯金進めていきたいと思います・汗

  5. 出来るならば より:

    私、オプティモ・ティアグラの完成車状態でここをクリアしているので、28で登れるならそれ維持した方が良いですよ。
    いまメイン車が30乗っかっていますが、足は少し楽ですが、ペダリング回数が増えるので逆に息切れします。

  6. おとーさん より:

    >>5
    実体験に基づくコメントありがとうございます。
    確かに、脚は楽になっても、回す回数は増えるわけで、心拍への負荷はむしろ高くなるかも、なんですね。
    何とも考えさせられます。。。
    機材での解決を考える前に、28で脚を鍛える、というのがベストなんでしょうねー。

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