ハンドルを振りすぎるとサドルバッグが暴れる問題
現在、サドルバッグについてはオルトリーブの旧型のサドルバッグ を愛用しています。
通常は付属のマウントでサドルのガイドレールに取り付けることができるのですが、サドルを前寄りに固定した結果、固定マウントが装着できなくなってしまいまして、固定ストラップを自作した経緯があります。
我ながら上手に作れたようで、特に問題なくライドに出かけていました。
それはある日のライドのこと。
頑張って走ってだいぶお疲れではありましたが、まだ脚力も残っていて自宅まであと僅かのところまで帰ってきました。
我が家の近く、最後の最後に100mほどの斜度8%の坂があるのですが、ハンドルをぶんぶん振りながら立ち漕ぎで一気に登り切ろうとしたところ。
サドルから明らかな違和感が。
とっても嫌な予感がしたので、坂の途中で急停車。
振り返ってみると、残念な光景が。
はい。
サドルバッグ がひっくり返ってぶらんぶらん揺れています。
自作のストラップマウントはがっちりサドルバッグを固定してくれていたので落ちることはありませんでしたが。
オルトリーブのサドルバッグは、シートチューブにはベルクロで固定するようになっているのですが、そのベルクロが剥がれてしまったようです。
この部分ですね。
レールに取り付けたマウントで固定する場合には、マウント自体が左右に揺れないように固定してくれていますが、マウントストラップは落下しないようにサドルバッグを支えてはくれますが、左右への揺れには弱いんですよね。
そりゃそうだ。
普段はダンシングすることもほとんどないので問題ありませんでしたが、戯れに一度ぶんぶん振り回しただけてあっけなくベルクロが外れてしまいましたので、普段からダンシングを多用する人には、ストラップマウントによる固定では不十分なようで。
加えて、私の愛車はエアロ寄りなフレームになっていますので、シートチューブもその形状の特性上、外周は長めになります。
その為、ベルクロで固定する面積も少なめになってしまいますので、固定力が弱くなってしまうのでしょうね。
一般的な円柱状のシートチューブであれば、ベルクロで固定する表面積がより広くなり、固定力ももっと強くなるのでしょうが。
エアロなシートチューブには、ストラップマウントによる固定はあまり向かない、ということがよく分かりました。
これからは大人しく立ち漕ぎするようにしたいと思います。
コメント
ダンシング多用する人はサドルバッグ付けないですね。慣れてくると持ち物も少なくなるのでバックポケットで用が足りるようになります。お土産など買いそうなときもSeaToSummitのUltraSil Nanoシリーズの25gサコッシュやバックパックを持って行けば問題無しです。
今回よく分かりました。
確かに、サドルバッグ使ってない人いるなー、と思っていたのですが、その辺りも理由の1つだったんですね。
私の場合シッティングでじわじわ走るのが性に合っているので、まだしばらくはサドルバッグ を使おうかと思いますが、実際には鍵やウィンドブレーカー位しか入れてなかったりするのでバックポケットでも事足りるかな、とも思い始めたりしています。
あとはレース目的でサドル後退量5cm以上に合わせレールの前の方をクランプしていると、バッグを付けた時に腿に当たるので、気持ち悪いって話もあります。細身のバッグは意外と少ないです。