細身なフレームは強風にも耐えられる!(けどインプレどころではなかったライド)

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花粉の季節も過ぎ去り、かといってまだ夏の暑さもないロードバイクに最適な季節となりました。

加えてゴールデンウィーク。

ライドに出かけないでどうするんですか、という絶好の季節なのですが、最大の難敵が「風」なんですよね。

過去のブログ記事を見ていたら、2年前のゴールデンウィークでも、同じような問題に悩まされていたようで。

エアロは怖くて走れない(風の強さとロードバイクの関係)
■ 風が強いと怖くて走れない(風速とロードバイクの関係) 待ちに待ったゴールデンウィーク。 今年は各地で緊急事態宣言やまん防が発令されてる為、気分的に長い距離走れなかったり、ランチをのんびり美味しく頂くのにも、何となく気が引けますよね。 こ...

今年のゴールデンウィークも、風が強かったですね・・・。
風力(風速)の目安はおおよそこんな感じ。
九州電力さんのサイトから拝借しています。

 

 

風力 名称 風速(m/s) 状況
0 静穏 0〜0.2 煙はまっすぐに昇る
1 至軽風 0.3〜1.5 煙がややたなびく
2 軽風 1.6〜3.3 顔に風を感じ、木の葉が揺れる
3 軟風 3.4〜5.4 木の枝が揺れ、軽い旗が開く
4 和風 5.5〜7.9 砂埃がたち紙片が舞い上がる
5 疾風 8.0〜10.7 葉のある灌木がゆれはじめる。
池や沼の水面に波頭がたつ。
6 雄風 10.8〜13.8 大枝が動く。電線が鳴る。
傘はさしにくい。

 

参考までに、最大風速がおよそ17m/s (風速8)以上になったものが台風。
15m/s 以上の強い風が吹いている領域を強風域と呼びます。

今まで乗っていたセミエアロなフレーム、セミディープホイールの組み合わせでは、風速が 6m/s を超えてくるとライドに出かけるのをやめることが多かったです。

で、今年のゴールデンウィーク。
ライドに出かけるとのできる最終日の予報がこんな感じでした。

まずはyahoo天気

wndride-02

午前中はギリギリ、午後15時過ぎになるとちょっと怖そうですね。

で、もう少しピンポイントで、ライドの起点となる多摩川近辺の風速。
WINDFINDER というサイトになります。

wndride-03

風速の単位が「kts(ノット)」となっている為、ざっくり半分にすると風速(m/s)になるのですが、お昼で風速10m/s、15時頃になると風速12m/s、最大瞬間風速だと14m/sまで行きます。

台風一歩手前じゃないですか・・・。
CHERUBIM Sticky の初回ライド時よりも、更に風が強くなっています。

ここで悩みます。

  • せっかくの新車。まだまだ乗り足りないのでやっぱりライドには出かけたい
  • 前回のライドも、風速4〜5m/sだったけど、横風に恐怖することはなかった

 

いやー、冷静な判断ができなくなっている気がしないでもないですが、細身なクロモリフレームになったということで、どこまでの強風なら走れるのか、一度試しておくのも良いよね!と自分にいい聞かせてライドにでかけることに。

とはいえ、風が強いですから、川沿いを延々と走るのはさすがにやり過ぎ。風の影響が比較的少ない尾根幹を走って津久井湖のゼブラコーヒーまでを往復することに。

晴天のゴールデンウィークにしては、ローディーの数が少なかった気がしますが、それでもぽつりぽつりと走っている人はいましたね。

中にはばりばりのエアロバイク、ディープリムで走っているローディーもいて、感心してしまいましたが。

wndride-01

この日はとにかく風が強く、とても自転車を「何かに立てかけて」撮影するなんてことはできませんでした。

  • 午後になると、風速7〜8m/sが終始吹き荒れる感じだったけれど、風向きが一定方向に固定されている限りにおいては、やはり細身なフレームのお陰で怖さを感じることはなかった
  • 川沿いで、大きな木の枝がぶんぶん風で揺れている状況で、横からの突風(おそらく風速10m/s超)が吹いた時には、ヒヤリとすることが何回かあった。ただ、ある程度身構えながら、できるだけ上体の力を抜くようにしてハンドル荷重にならないように走っていたこともあり、対処は十分に可能だった
  • むしろ高い建物が軒を連ねる交差点が一番怖かった。風が一定方向から拭きつけるのではなく、建物の影響で風が「巻いて」いた為、右から吹きつけたと思ったら次の瞬間左から突風に煽られるようなケースもあり、正直生きた心地がしなかった


特に最後の風が巻いているようなシチュエーションが一番怖かったですね。

実は尾根幹と矢野口交差点の間は背の高い建物が軒を連ねるポイントがあるのですが、風が強い日には必ずと言って良いほどが風が巻いているんですよね。

最初から「ここは危ないポンイト」と分かって走っているので対応できるのですが、初めて走るコースだと恐怖でしかありませんね。

ということで、セミエアロフレーム、セミディープホイールだとライドを諦めていたような風速(5〜6m/s)でも、細身なクロモリフレームであれば問題なく走れることが分かりましたが、それ以上の風速(8m/s程度、最大瞬間風速10m/s超)だと、さすがにライドは控えた方が良さそうだな、と感じました。

wndride-05

って、なかなか一般的なインプレができませんね・・・。
無風&快晴のライド、早く出かけたいです・・・。

 

 

 

コメント

  1. より:

    (-_-)自分の走る場所は終始、電線がヒューヒュー鳴いて居ました。
    それに伴い、鯉のぼりとその柱がゆっさゆっさと揺れて居て、ロードバイク
    でハイト20mmのwh-20でもかなりハンドルを取られ、向かい風はブラケットと
    ステムの間にDHバー代わりのランドナー用のブラケット代わりに付ける握り?を代替品として付けていて、小さなDHバーとして向かい風の時に握って走りましたが……せいぜい25キロが限界でした。。。(^^;)
    それと、舞い上がった埃がサングラスの間から目に入り…仕方ないのでイスラムの戦士の様に(笑)顔に薄い夏用ネックウォーマーで顔を覆い走りました。
    日焼け止めにもなり、良かったです。\(^o^)/
    風には懲りて、翌日からリカンベントトライクに乗り換えると、2mの高さのフラッグを付けて居るにも関わらず……向かい風と横風はほとんど影響を受けませんでした。 空力の大切さを身に染みて感じました。
    その内、ウィンドリッパーという、フロントに取り付けるカウリング(40000円程)を買って付けたいです、\(^o^)/✧.*・゚✧.゚・*.
    クロモリロードですが、サドル後ろにTT車用のドリンクホルダー(長さ10cm)を取りつけ、シートチューブにボトルを付けると、ディープリム並に空力が良くなるので、付けて見て下さい。 ジャージの後ろ、肩甲骨辺りにシフトケーブルのキャップを6個並べると……即席ボルテックスジェネレーターで、フッとペダルが軽くなるのが体感出来ます。 (笑)

  2. エモ老爺 より:

    天気晴朗なれど風強し!ウインドサーフィンをしていた頃なら歓喜ものですが
    クロモリ美人さんにとってはかなり手厳しいシェイクダウンになった様ですね。
    私も以前別れたクロモリ嬢(RNC7)に石橋のたもとでバッタリと会ってしまい
    黒ずくめの姿と真っ赤なルージュに自制心が崩壊しポチリとよりを戻しました。
    あのぐいぐいと引っ張っていってくれる所やカーボン嬢並に扱うと凹んじゃう
    繊細さとしなやかなボディー・・・今度は丁寧な対応を心がけようと思います。

  3. おとーさん より:

    >♪さん
    鯉のぼり、めっちゃ元気に泳いでましたね^_^
    ほんと風が強かったです。
    空力改善の諸々は面白いですねー。
    全くの素人な為、「なんでこの形がエアロに有利なの?」と思うことがしばしばありますが、色々考えて工夫するのも楽しいですよね。

  4. おとーさん より:

    >老爺さん
    とにかく例えが秀逸でございます・笑
    峠道では風が山で遮られたのは良かったものの、坂道に翻弄されたりと、「平坦ですいーっと気持ちよく走れるクロモリ!」みたいな感覚が、未だ味わえておりません・汗
    今週末も天気が怪しいようですし、なかなかクロモリを満喫!とはいきませんねー。

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